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チェンジポケット左右 切符や券などを入れるためのチケットポケットのうち、特にジャケットのサイドポケット(腰ポケット)の右上に付けられる、サイドポケットより口巾の小さなポケットをチェンジポケットといいます。このチェンジポケットのチェンジは小銭を意味することから、小銭用のポケットとなります。チェンジポケットも含まれるチケットポケットの種類はいくつかあり、サイドポケットの中にある小さな隠しポケット(忍びポケット)、ジャケットの見返し左の胴裏との境に挟み込みで付けられたり、もみ玉縁で付けられるポケット(名刺入れポケット)もその一種。中でもチェンジポケットは、ジャケットのデザイン的にも別格で、インパクトがあってオーダースーツとしても人気オプションです。。
ネットで見つけた目ウロコなジャケットがありました。これは、通常右にだけ付けられるチェンジポケットを左にも付け、左右としたもの。見つけた画像は着丈の短い婦人物のジャケットですが、この左右チェンジポケットには、この着丈の短さがバランスが良さそうです。ありそうでなかったデザインということでご案内させていただきました。。もう20年にもなってしまったオーダースーツ店のお仕事で、ご依頼いただいたことも思いついたこともなかったデザインを見られるのはやはりネットのおかげですね。。スーツのデザインとしては、チェンジポケットをひとつ余計に付けるだけなため、補正料は必要かもしれませんが難しいことではありません。こういうことは、型紙から仕立てるビスポークスーツが得意です。
いまでは生活の一部になってしまったことから、あまり言われなくなったネットサーフィンは、ワールド・ワイド・ウェブ(World・Wide・Web)の「Web」→「Wave」の語感が近いところから、ネットのリンクをただようことをサーフィンといわれることとなったようです。。あらためて言われると・・、という感じですね。。
フィッシュマウス お仕事用スーツの衿型といえばノッチ衿。ネットからスーツをオーダーしていただく方にとっては基礎的な衿型なのかも知れませんが、スーツにあまり関心のない方にとってはなじみのないファッション用語かも知れません。。このノッチ衿には、キザミというものがあり上衿と下衿の切り替え部分となるゴージ部が三角形のように切り抜かれているようになっている部分。上衿と下衿のエッジがこの衿キザミのラインを作っています。 この衿キザミがないのがピーク衿で、下衿の衿先が尖って突き上げることで、この衿キザミの隙間をうめてしまっています。セミピークは、ピークに比べ下衿の突出が少なめなため衿キザミがある衿のシルエット。
ジャケットの衿型は、目立つフロント部分なためになかなかに印象的で、2釦や3釦などによって異なるラペル(下衿)・折り返し部分の見える面積やゴージ高さや角度によっても様々に表情を変えるため、奥の深いデザインです。。
ファンシーな衿型として最近注目なのが、フィッシュマウス。大きな特徴として上げられるのが、上衿の角を丸くしてあるために、魚の口(フィッシュマウス)のように見えるところ。Pitty Savile Rowでお仕立ていただくスーツの場合、ビスポークスーツ専用の衿型となりますが、雰囲気的にはセミピークに近いものがあります。エルピーク、エルノッチはエル・シェイプド・カラーの系統で、衿キザミがなく、衿の外側ラインがL字形のようにシェイプされているもの。エルノッチは、ゴージラインがまっすぐ、エルピークは下衿がピーク衿のように若干突き上げています。

オーダースーツでフレアさせてみる

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ジャケットの裾フレア ジャケットの袖口を本開き釦止めという本切羽の仕様で仕立てるとオーダーらしく、個性的というところでもおしゃれなスーツ好きを満足させてくれるディテールになります。。よくファッション雑誌でも取り上げられる、この袖口を本開きとしたときの着こなしに、「袖先の釦1個のみは止めずに外す」「袖4個釦を止める・外すを交互・繰り返す」中には、驚くような個性的な着こなしも紹介されていて、これはシャツの衿先ですが「右は通常だが左のみ立てる」「ネクタイの小剣を大剣より長くしめる」だいたいファッション雑誌は、気の利いたファッション用語の羅列で記憶に残ることが少なく、モデル着用のアイテムは参考になりますが、ぱらぱら見るもので、あまり深く読むものではないのかも知れません。。
自分のファッションスタイルと見比べてみて、これなら・・、という境界線が会社などでのドレスコード。注目してみたいのは、「本切羽時の袖先釦の1個外し」この本開きはオーダースーツでお仕立ていただくオプションの中でも、お仕事にも馴染みやすいためか人気があるのですが、せっかくなので、袖先釦を外すことで袖が本開きであることをさりげなくアピールしてみたいところです。。実際、どれぐらいの方が、袖を本開きにしたことで使える着こなしを楽しんでいらっしゃるかと思います^^
より、効果的に袖先のおしゃれを楽しみたい方は、朝顔のように開いたという意味をもつ、「フレア」がおすすめ。袖先をフレアさせる場合には、巾で1.5cm~2cm程度。1個外しぐらいなら、袖先もだらしなくなりません。。
フレアはヨーロピアン調のスーツスタイルに多く見られるシルエットで、レディースパンツの裾口形状をヒザ巾より裾巾を+2cm程度広めとするブーツカットや、ジャケットの裾まわり(けまわし)を広めにとるというようなことにもオーダースーツでは対応させていただけます。。ヨーロピアン調のスーツスタイル=エレガントな雰囲気となります。。
ベージュコットンジャケット お仕事用のクールビズに限ったことではありませんが、コットンジャケットやリネンジャケット、もちろんウール素材などでお仕立ていただくジャケットの裏仕立てに「広見返し」は夏仕立てとしておススメ。一般のジャケットの裏仕立てにも「見返し」はあるのですが、標準的なものはジャケット前端が縫い返された10cm程度の表生地と同じもの。「広見返し」はその言葉通り、この見返しの部分が広く、ポリエステルやキュプラの胴裏地を表地で代用する軽く・涼しいお仕立て上がり。
この胴裏地部分に表生地を使うことは、本来衣服内のすべりを良くし、着心地を良くするために付けられる、ポリエステル・キュプラ裏地の効果とは逆に、摩擦を生じてしまうことになるのですが、この「広見返し」は特に吸湿性、通気性の良いコットンスーツや、リネンスーツとの相性が良く、夏を快適に過ごすための天然素材をジャケットのより多くの部分に使用することは、より吸湿・通気性を高める上で理想的です。。
また、この「広見返し」をオーダーフォーム内でご指定いただく場合、現在その袖裏にはお仕立て仕様に応じ、ポリエステル・キュプラの裏地を付けさせていただいておりますが、袖裏地さえ付けないお仕立て仕様もご希望により対応させていただけます。。
お好みの着心地感、表生地の種類などにより、裏地を付ける・付けないから、付ける場合にもオールシーズン的な標準裏地、付けるが盛夏用としてメッシュ裏地や極薄裏地、袖裏地もメッシュ裏地など、オーダースーツは裏仕立て・裏地だけをとってみても多くのバリエーション。
アンジェリコ・白無地麻 白のスーツといえば、古くは1920年代のファッションを時代背景としたアメリカ映画「華麗なるギャッツビー」をモチーフとする「ギャッツビー・ルック」。ファッション関係者として一度は原作を読んでみたいとは思うものの、まだその機会のない日本人的店長にも、マンダムの香水の商品名ともなっている「ギャッツビー」というのは、なにやらオトコの色気を感じさせる言葉です。映画が公開された1974年は、店長よりは一世代前の年代というところでしょうか・・、白のフランネルのスーツを着たロバートレッド・フォードとチャールストン風のストレートなショートドレスの女性の印象はなかなか強いものでした。。 新しいところでは、「クレージーケンバンド」の横山剣氏は、自分のスタイルを確立したチョイ悪オヤジ筆頭のようなところもあり、あの人にしかできない着こなしのようなところもありますが、イコール白スーツというイメージが強くあります。。
夏になると白の麻素材というのが根強い人気があり、一度は着てみたいとお考えの人も多いのではないかと思いますよ。。白という色そのものに清潔感・清涼感がありますし、麻・リネン素材に特徴的な高い吸湿性・通気性というのは、クールビズ志向や夏を快適にお過ごしいただけるアイテムとしては、かなり使える天然素材。
昭和の初期の頃には、夏のスーツやジャケット素材としての麻・リネン素材はいまよりもずいぶん比重が高く、テーラードの素材としても欠かせないものだったようなのですが、いつの頃からか、同様に吸湿性の高いモヘア混やシルク混のウール、ポーラ、フレスコ織りなどの素材に変わってきたようです。やはり、麻素材は染色が難しく、色落ちがしやすいというところもあり、ビジネス用としては快適さばかりを求めていては・・、というところから、ウール素材が夏の素材でもほぼ主流をしめるようになっていったのではないかと思います。。
上下スーツとしてタイドアップする麻スーツほか、ジャケパンスタイルやオーダーパンツ的に着こなす麻素材使用のアイテムは、長い時間を経過してまた復活する日が近いのかも知れません^^
ジレパンのための変わり型ベストジャケパン」はジャケット+パンツの組み合わせ、替え上着+替えパンツまたは、オッドジャケット+オッドパンツの今どきの言い方です。「ジレパン」は、というと「ジレ」がフランス語でいう「ベスト・ウエストコート」のことになるため、「ベスト+パンツ」のコーディネートで着こなすスタイルのこと。ベストを取り入れた着こなしは、どちらかといえばレディースに多く、ベストスーツといえば共生地で仕立てられたベスト+スカートのレディーススーツ、ベストパンツスーツがアイテム的には、ベスト+パンツの組み合わせ、ただ共生地で仕立てられているというところが、「ジレパン」と異なります。 「ベスト」はどんなもの・・?、とあらためていわれるまでもなく、どなたも思い浮かべるシルエット、デザインのものですが、あえてなら、「中衣」「袖なし衿なしの胴衣」ということになります。ジャケットに比べて衿がなく袖もないので、衣服の構造としては簡単なもの。「ノースリーブだし、ノーカラーだし芯地・付属も少なくジャケパンよりもよりクールビズに向いている・・」というのが、「ジレパン」が少しずつ注目を集めてきているところなのではないかと思います。。
寸法的には、ジャケットの胴回り寸法から半身で3~4cm小さめが標準となりますが、タイトなジャケットの場合には、ウエスト位置で細くシェイプするため、ベストをお持ちでない方は、パンツのウエスト寸法などを参考にさせていただく方法もございます。。 オーダーパンツオーダーベストならではのカスタマイズで、便利に小物入れとしてお使いいただける内ポケットをつけたり、ナローラペルがトレンドなのに反抗してワイドラペルな衿付きベスト(ベスト衿の巾指定はビスポークのみ)ほか、レギュラーオプションとしてお選びいただくことができる、胸ポケット、腰ポケットのバリエーションも豊富です。。ベスト単アイテムでも、背裏地の指定も可、前身と同じ生地で仕立てる背表共生地のご指定いただけます。。
※サンプル画像は前釦をたくさん付けたもの。ベストも第一釦位置と釦間隔、釦数などは特別縫製として対応させていただけます。
時計ポケットの種類 懐中時計を入れるためのポケットを時計ポケットやフォブ・ポケット、ウォッチポケットまたは時計隠しなどといって、パンツやベストの右前に付けます。19世紀初めごろの英国紳士、店長の世代的にはアガサ・クリスティーや、コナン・ドイルが時代背景とした推理小説の登場人物を思い起こさせるような、クラシカルかつシックな装いには欠かせないデザイン。灰色の頭脳をもつベルギー人私立探偵エルキュール・ポアロや、英国の名探偵シャーロック・ホームズは既に昭和の香りなのかも知れませんね。。
時計鎖からのびたこの時計ポケットは、専用の時計ポケットに納められることになりますが、その形をオーダーパンツではご指定いただくことができます。実際に懐中時計をご利用になっている方は使いやすさ重視に機能的なところから、英国紳士の名残を楽しみたい方にはお好みデザインでお選びいただくのがおススメです。中には、ゴルフパンツ用、ティーショットを打つときのピンを入れておくために、時計ポケットの袋布を少し大きめに指定してといったご希望も、袋布のサイズ指定ということで対応させていただいたこともございますよ。。
いくつか種類があるうち、「ナナメ」と「タテ」は脇ポケットのポケット口に平行するように「ナナメポケット」に対して「ナナメ」「タテポケット」に対して「タテ」。「タック内」は、折り畳んだヒダの内側に作るため、外側からは見えない作り方。「ヨコギリ」はポケット口を玉縁とし横に切り口を作ったもの。「スラッシュ」は帯と身頃の間に差し込む形で。「スラッシュ・ベース型フタ付き」「スラッシュ・クモフタ付き」はそれぞれの形のフタがスラッシュポケットに付けられます。
パンツのチャック 現在では当たり前のように使われているファスナーもその歴史は比較的新しく、1891年にアメリカ人のウィット・コーム・シャドソンという人が発明し靴ひも変わりに使ったのは初めだそうです。日本にはいってきたのは1917年から、同じように使われる「チャック」は1928年から作られ始めた日本製の商標名。
正しくはジップ・ファスナー、スライド・ファスナーと呼ばれるファスナーは、「テープ」「務歯(かみあう部分)」「スライダー」の3部分から構成され、その付け方には「務歯」の部分を見せる「務歯みせ」、玉縁や持出しなどで見えないようにする「務歯隠し」があり、パンツの前タテ・社会の窓の場合には、後者の「務歯隠し」。ジャンパーやスイングトップなどは、ファスナーが見えるので「務歯みせ」ということになります。。 子供の頃の洋服のチャックなどは、うん十年前の時代もありましたが、スライダーがはずれてしまったり、かみあう部分から動かなくなってしまうなど、とても悲しい経験をしたことも・・。いまどきのファスナーは百円ショップで購入したようなものの付属として使用されているようなものでも、丈夫で、また、オーダーパンツの場合にはファスナーが壊れてしまったようなときには、補修の効く部分。作り方にもよりますが、ファスナーの取替えは¥2500~\3000程度で直すことができるので、あきらめてしまうのは早いです。。
この便利なファスナーが発明される前には、ボタンが多く利用されており、着脱には若干の不自由さがあるものの、構造が単純なだけに壊れても補修はたやすく、また着用時にはクラシックな雰囲気に浸れます。。
店長的には、ビジネスはファスナーで作ることが多く、カジュアル用に仕立てるオーダーパンツの場合には、この前タテはボタン止めとしたがる傾向があります^^特に、使い分けている訳ではないのですが、なんとなく雰囲気です^^
pants_roop.gif お手持ちのパンツのベルトを通すループ位置をよく見てみると、パンツの腰帯上端から1cm程度下がっているものが多いのではないかと思います。。このループ位置のことを「ループ下り」といって、パンツをオーダーしていただく際にパンツ上端からの距離でその位置を指定します。。パンツをご着用中のベルトはこのループ位置で止まっているので、このループ位置とパンツの履き心地はなかなか重要。特にいまどきの股上の浅いパンツの場合には影響が大きく、より股上を浅くご着用になりたい方は、ループ位置ご選択項目のうち、「ループ下り」のない「トップループ(パンツ上端にループが付く)」がおすすめです。。
「ループなし」はベルト通しがないのでベルトでパンツを止めることがない、ベルトレス(腰のフィット感を高めるため持出し付きとしたもの)用のループの付け方で、サスペンダー釦(ブレイシーズ釦)と併用して選ぶ方が多いです。。ループ付き+サスペンダー釦付きという兼用のデザインもお仕事用パンツとしては便利だと思いますよ。。
ループはメンズスーツのアクセサリーとして数少ないアイテム、バックル、革ベルトと同じ目線にくるディテールのため、通常1cmのループ巾を少し太めにしてみたり、横に並列した2本組のループ、×掛けとしたものなど昔からひと工夫した仕立てをされてきた部分。野球のユニフォームにある、ウエストまわりのいくつかのループのうち、後ろ中央のみや1つおきに極端に太くするイレギュラーな付け方にも対応可です。。
パンツベルト・腰帯 腰帯やウエストベルトといわれるパンツの一番上端に位置する部分にもいくつか種類があり、メンズパンツでは標準は帯巾3.5cm、レディースパンツでは3.0cmの帯が付くもの。オーダーパンツではこの部分もご指定いただけます。この腰帯の作り方には大きく分けて腰帯の付く「帯付き」とつかない「帯なし」、「帯付き」でもパンツ前部に帯をそのまま突き出して釦止めとする「持出し」の付くものと付かないものに分けられます。
「帯付き」の良い所は、それぞれの帯巾で作られる帯の中には芯地が入り、しっかりと仕立て上がりとなるところ。「帯なし」は「帯付き」がパンツ身頃の上に帯巾部分を付け足す作り方になるのに対し、パンツ上端から裾まで切り替えなしの一枚の布で作られるため、フィットするウエスト部分に芯地が入らず、履き心地はやわらか。生地要尺的には、3.5cm巾程度の生地をスーツ生地の中から用意すればよい「帯付き」に対して「帯なし」はごまかしのきかないパンツレングスでの長さが必要になるため、+10cm程度は要尺がかかる贅沢なパンツデザインになっています。。
また、この3.5cm~4.5cmの中から選べる帯巾は、ご愛用のベルトの太さや股上の深さなどで決めると良いと思います。。「持出し付き」は、一般にいう「ベルトレス」と同じで、ベルトをつけないために持ち出しを付け、ウエスト部のフィット感を増すために付いていますが、ループ付きとすることも可。(ループ指定の項目でご指定いただけます)帯釦は、帯巾の太さによって1~2個。持出しの形は四角以外に、剣型や三角という先端の尖った形も選んでいただくことができます。。
アジャスターは、ウエスト調整ベルトで、これを取り付けると±4cm、8cmのウエスト調整をすることができるようになります。現在のウエストが80cmの方は、80cmを中心として前後4cm、76cm~84cmまでは、パンツのウエスト寸法そのものを変えることなく、ワンタッチでパンツ周囲の寸法を変更できる便利なオプションになっています。。
オーダーパンツ・ピスポケット 「ピスポケット」はその昔、パンツの後ろポケットにピストルを入れたことに由来する名前。オーダーパンツの用語としては、現在でも普通に使われていますが、お客様に説明するときには「パンツの後ろポケット」などと言い換えることもあります。。
この「ピスポケット」は、「片玉フタなし・左釦止め」というデザインのものがビジネス用スーツなどでは標準とされていて、フタなしで、着用時左側となるポケットが釦止めとなるもので、そのポケットの切り口を片玉といわれる玉縁飾りが上側のみのもの。この玉縁もなんとなく縫製用語っぽくてなじみが薄そうですが、フタ付きポケットのフタをポケット内にしまってしまったときに、見える5ミリ巾程度の縁取りがそれになります。。
28種類ご用意させていただきました「ピスポケット」のバリエーションも、特殊なものを除き、この「片玉」「両玉」に「クモフタ」「角フタ」「ベロ」「ループ」のフタが左右についたり、左のみについたりという組み合わせ。。玉縁飾りが片側のみの「片玉」はすっきり、上下両側の「両玉」はより装飾性の高い印象をもちます。
「クモフタ」はごく一般的な半円状のフタ、「角フタ」は長方形、「ベロ」は舌先を出したような小さな逆三角形、「ループ」はベルト通しと同じようなループを釦止めとするもの。「スラッシュ」は帯間と後ろ身頃の間に差し込む形で作られるポケット、レディースパンツのように「ピスポケット」を付けない、または右のみに付けるというオーダーも対応させていただけます。。

オーダーパンツの脇ポケット

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waki-p.gif パンツ、スラックスには横と後ろにポケットが付き、その横につくものを「脇ポケット」、後ろにつくものを「ピスポケット」といいます。ポケットはものを入れる機能的なところからのものですが、装飾的なワンポイント、アクセントとしてのバリエーションもオーダーパンツなら豊富です。。今まで脇ポケットの標準とされる「ナナメ・スラント」、パンツのタテ縫いに垂直の切り込みとなる「タテ・ストレート」、前身頃に玉縁の横切りとした「ホライゾン」の3種類のみとさせていただいていたところ、8種類を追加し計11種類をご用意。オーダーパンツでは、まだまだ他の形も対応させていただくことができるとは思うのですが、過去ご要望の多かった人気デザインや変形ポケットのうちポピュラーなものをセレクトメニューからお選びいただけます。。
「バイアス」は、脇ポケット標準のナナメポケットの角度を少し大きくとり、45度としたもの。「Uポケット」は、ナナメポケットのポケット切り口が直線なのに対して、Uの字のように若干湾曲させたもの。「ヨコL型」「ヨコ角型」「ヨコ丸型」の3種類は、ウエスタン型のポケットとも言われる横切りのポケットで、ポケット切り口のラインや脇端の形が少しずつ違います。。
「スラッシュ」はパンツの帯と前身頃の間に差し込む形で作られたポケットで、前からみたときにはポケットであることがわからないようにできていて、時計ポケットやピスポケットにも見られます。「両玉」は両玉縁のポケットをナナメにつけるのですが、通常の「ナナメポケット」のように、タテ縫い近くに作ることができないため、ポケットの袋布が若干小さめになってしまいます。。また、脇ポケットなしにも対応可。オーダーパンツはデザインも豊富です。。

パンツ・スラックスの裾の形

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pants_suso.gif オーダーパンツの裾形状は、シングルモーニングカットダブルのほかはないのでそのままになりますが、ダブルの折り返し巾(カフス巾)を3.5cm~5.5cmまでの5ミリ刻みとさせていただき、いままでの4.5cmよりも太めのダブル巾をご選択いただくできるようになりました。。3cmという薄いダブル巾は店長の経験上、細すぎと思ったため外してあります。。このダブル巾は、ご希望があれば3cmでも更に太めな6cm以上のものでも対応可。帯巾の目安は、パンツの股下の長さに比例して決めたり、靴甲の高さに比例して決めたりすることが多いです。基準を4cmとさせていただいたのは、お客様の過去ご希望や自分の経験から。。
また、この折り返しのある裾ダブルは、スナップ止めとしてその折り返しを固定するのですが、よくよく考えてみればどうしてパンツの中でも最も運動量が多い場所に、スナップのように外れてしまいがちなもの、プレスもめんどうで見た目にもあたりの出やすい付属が未だに選ばれているのか・・というのは不思議なところです。。そのクラシック、古風なテイストを楽しむのもオーダースーツらしいということはいえると思います。なかには、スナップ止めでなく糸止めでとご指定をいただく場合もございます。。
ビジネス用のスーツに選ぶ方が多いシングルは、折り返しがなくパンツの裾口を水平にカットしたもの。この裾口を後ろ側よりも前側を1.5cm(標準)程度削るように短くカットしたものをモーニングカット。ご自分の足甲の傾斜に合わせて前端を1cmとか、2cmとか、パンツのブレイクの具合をじっと観察していると、適量が見えてきます。。
パンツのタック クールビス用やカジュアル用のパンツとして対応させていただくことができる、オーダーパンツのデザインを追加させていただきました。。オーダースーツは、お問い合わせなどいただいたディテール、デザインなど、なんとか工夫すればなんとかなってしまうところがありますので、特殊なデザイン・シルエットはまずお問い合わせからというところもございますが、中でもご希望の多いパンツデザインを、プルダウンメニューからお選びいただくことができるようにさせていただいたものになります。。春夏にははき心地の良いパンツでお過ごしいただく時間も、重要度も高くなりますので、少しがんばってしまいました^^
また、本日からオーダーパンツでご指定いただくことができる各部位について少しずつご案内させていただきたいと思いますので、お時間のあるかたは是非お付き合いいただければと思います。。
パンツタックのタックは、パンツの前身頃にとられるヒダのことで、たまーにお店で聞かれるのが、「タックが左右に1本ずつで計2本だから2タック?」ではなくて、左右に1本ずつが1タック、2本ずつが2タック、タックなしがノータックが正解です。。
店長的には学生のころからスーツを着始めのソフトスーツ期を通して、タック入りだぶだぶめなパンツがトレンドだったため、ノータックパンツのようにヒップや体の線がでるものは、スポーティーとはいうものの、妙にむちむちして見え、ダサい感じに見えていたもの・・でした。。当時、ノータックでパンツをご注文になる方は、店長より一世代上のおじさんたち。アイビーだとか石原の裕ちゃんなどと言われても・・という印象でした^^ また、通常タックの山は外側に向いているものを、逆の内向きにしたものを内ヒダタック(インタック)といって、これもオーダーパンツらしいデザインのひとつです。。
4釦スーツ ジャケットのフロント釦数やその一番高い位置にある第一釦の位置、各釦間の釦間隔はたとえばブリティッシュスーツやクラシコスーツなどのシルエットによって、かっこ良く見せるため、また各シルエットを形作るために特徴的なバランスで決められています。。 単純にそのシルエットパターンにその釦数のジャケットが対応していないということもあるのですが、ジャケットの前釦の数や、その第一釦の高さは目立つところなのでオーダースーツを作り始めて少したつと気になりだすところだと思います。。
一般には釦数が少ないものから、シングル1釦1掛、2釦1掛、3釦1掛段返り、3釦1掛中段返り、3釦2掛、4釦3掛など、シングルの打ち合いのスーツでも既定パターンとして縫製ブランドから用意されているものだけで、これだけあります。。メンズスーツ、レディーススーツのどちらもショート丈タイトなジャケットシルエットのスーツには、1釦、2釦のものしかないのは、ウエスト1箇所で細身にシェイプするシルエットとするのがせいいっぱいで、そのまま単純に釦数を増やしてしまったのでは、バストまわりで窮屈すぎる・・。中には釦数変更に向かない特殊な専用パターンもあるので少しの注意が必要ですが、ご愛用スーツ寸法からお仕立ていただくシステムからは、ほとんどの場合ご希望デザインで対応させていただくことができると思いますよ。。
以前、ご注文をいただいたジャケットで「4釦2掛段返り」というのがありました。。あまり、耳にも目にもしたことがないと思います。。基本形は4釦3掛のジャケットのラペルの折り返し位置(下げ止まり)を少し下げ、3釦段返りと同じように衿の返り線が衿穴の中央を通る位置としたもの。第1釦は段返り、2、3釦は止め、第4釦は止めない、「シングル4釦2掛段返り」。オーダースーツっぽく、控えめでいながら個性的なデザインです。。
カスタムメイドスーツ Pitty Savile Rowでは、はじめ現在ビスポークラインとしてご案内させていただいている縫製ブランドのみでオーダースーツをお仕立てさせていたのですが、インターネット上の広い範囲でいただくお問い合わせ、ご希望などから次第にビスポークラインのみの縫製仕様では対応することが難しくなり、カスタムメイドスーツ、Ex-madeスーツと縫製ブランドを探すうち自然と厳選されたお仕立てをさせていただくことができるようになりました。。
どこのオーダースーツ店でも、長くやっていると提携店的な関係にあるメインの縫製工場では対応することができない、特殊なシルエット・デザインや、至急品などに対応するための縫製工場との関係ができてくるものだと思うのですが、それをサイト上に反映させ、ご利用いただく方の選択肢を多くさせていただいた、というところだと思います^^ ビスポークラインは、「スーツ製作のための型紙から起こすため詳細なデザインにも対応でき、また芯地・付属もしっかりと入るフィット感重視な重厚なお仕立て上がり」、カスタムメイドスーツは、「多くの種類のシルエットデザインに対応することができ、オプション類も豊富。洗練されたきれいなお仕立て上がりが特徴的な本格的オーダースーツ」、Ex-madeスーツは、「対応シルエットは少ないものの、袖シルエットや釦位置調整など小回りがきき、軽いご着用感と着るだけでファッション上級者に見えるドレッシーのお仕立て上がり」
お好みオーダースーツ生地をセレクト、ご希望に合ったシルエット・デザイン対応の縫製ブランドで仕立てるスーツは、お客様がお考えになる素材・縫製・デザインのすべての条件をクリアできるものなのではないかと思いますよ。。
袖本開き釦止め スーツ量販店といういわれ方はいまでは、あまりされなくなり、それこそスーツも使い捨て、バブル期には紳士服といわれるスーツが激安、あちこちで開店セールや、ちょっと棚を直してリニューアルセールなど、幹線沿いの郊外店に目立つのぼりというのは、よく見かけた光景でした^^プレタスーツといわれる既製服も大きく品質に差があり、大量生産の製造工程だからできるコストパフォーマンスは、1点ずつお仕立てするオーダースーツの個人商店がいくら身を削ってがんばったところでかなわないものの、中にはコストパフォーマンスが高すぎて、特にわかりやすい釦など、クリーニング(これも量販店的激安店)から返ってくると、ひとつふたつ割れてくるため、そのたびに付け直す・・というお話を聞くことがありました。。釦の厚みも、位置もまったく関係なく、ガシャンと上からプレスしてしまうのが原因だと思います。。
そういったお問い合わせを当店にいただいたときにおススメするのが、釦の全取替え。こういったケースでは、なにかの具合で残ってしまっていた釦など、あるもので数が揃ったものをスーツ生地に合わせて付けさせていただくことになるのですが、それでもオーダースーツで使用される釦はひとめでその違いがわかります。。釦はスーツのなかでも前釦、袖釦など目立つ部分なため、同系色で付けられるものでもその品質はスーツ全体の風合いに大きく影響しがち。よりはっきりとインパクトに目立たせたい場合には、「明暗、色のトーンで差を付ける、色使いは反対色など」シックに、大人しめにカスタマイズしたいときには、「色使いはお好みでも、トーンは合わせる」
スーツの釦は、2釦、3釦などのフロントシルエット、本開き釦止めなど袖口仕様などとも近くに関係する大事なデザイン。スーツをご新調されるときにも、少し気を配りたいところです^^
英国高級服地ダンヒル・オーダーメイドスーツ 「メイド・トゥ・メジャー」は「ぴったりの」という意味の英語らしく、今どきはこの「メイド・トゥ・メジャー」といえば、多くの場合オーダースーツのことをいうことが多いらしいです。。メジャーで採寸して作るものはスーツばかりではないと思うのですが、数年前からオーダースーツ業界そのものにスポットがあたりだし、低価格なものから何十万もする高価格なものまで。。スーツをオーダーすることそのものが、スーツについての知識も必要なもののため、お店もお客様も成長段階にあるまだまだその途中。。昔からある老舗のテーラーさんは、若い人の好みをつかむのに一生懸命ですし、新しくお店をはじめた店長さんなどは、日々勉強の毎日なのではないかと思います。。
昔からオーダースーツを意味するものとして使われていた言葉に、「ビスポーク」というのがあります。この「ビスポーク」はお客様と対話しながら、シルエットやデザインをひとつずつ決め、スーツを作り上げていく「be spoken」から来ているもの。「ス・ミズーラ」は「サイズの上に」という意味から注文服を指すイタリア語。「メイド・トゥ・メジャー」と似たようなところがあります。。
その他、「イージーオーダー」は、仮縫い・中縫いを省略した直縫いという意味で、簡略化した縫製手法で仕立てる注文服のこと。現在のオーダースーツはこのイージーオーダーを取り入れたものが多いのではないかと思います。。イージーオーダーといっても、その縫製、使用される生地、シルエットパターンのパターン選択などによって、その仕上がり感は大きく違うのが現実です。。カスタムテーラーは紳士注文服店のこととなるため、カスタムメイドは注文品、誂え品のこと。
エンジ市松柄キュプラ裏地 オンラインで生地を選び、気になる生地は2点までのサンプルチップを取り寄せてご確認後お仕立ていただくことができるPitty Savile Rowのオーダースーツ。縫製は3種類の縫製ブランドをご用意させていただいているので、テーラードでできる範囲内のお仕立て仕様はほぼ網羅させていただいているのではないかと思います。。
中でも、クラシコスーツ、ナポリタンクラシコスーツ、ブリティッシュスーツ、トラッドスーツ、タイトスーツほかバルカラー、マオカラー、比翼仕立てなどの衿型、特殊仕様も含めれば10種類のジャケットシルエットでオーダースーツをお楽しみいただくことができるカスタムメイドスーツ。このカスタムメイドラインで体型増しもない専用素材をお選びいただき「釦・裏地指定なし」専用のオーダーフォームからご注文をいただきます場合には、-¥2100の特別割引をご用意。「釦・裏地」は、本水牛釦やナット釦でスーツに高級感を与える、メタル釦でブレザーとして、光沢感のあるキュプラ裏地や柄裏地をちょい見せしたい、などスーツをカスタマイズするのには欠かせないもののひとつ。この「釦・裏地」を選べなくては・・、と敬遠しがちな方もいらっしゃる一方、一般のビジネススーツでは、「スーツ表生地に自然にセットされる同系色の釦裏地で十分、しかも割引なら・・」
ひとつご注意いただきたい点は、この「釦・裏地指定なし」仕様でお仕立ていただく縫製の場合には、対応させていただいているジャケットシルエットが6種類と若干の制限があり、オーダーフォームに掲載されていない部分での細かいご依頼に対応させていただくことができない点があるところ。ステッチをジャケットフロント部分のみでなく、肩線・ベント・袖・胸ダーツなどにまで入れる総ステッチや、お台場仕立ての中でも剣先台場など。また、「釦・裏地指定なし」のほうが、若干納期が遅めという縫製日程の違いもあります。。
腰ポケット・玉縁 ジャケットなどのポケット口を雨よけなどのために付けられるものを「雨蓋隠し」というために、ポケット口に布地の付けられたものを一般には「フタ(蓋)・フラップ」付き、このフタのないものを「フタなし」といいます。この「フタなしポケット」の良い所は、フタがない分腰まわりをすっきり見せられることと、フタがあることで自然、視線が集まってしまうことを避けられるところ。また、ビジネススーツ標準として認知度の高いフタ付きポケットと違うものを付けることで、アクセントにもなりますし、個性を出せるという効果も見逃せません。。
フタ付きポケットのフタを取ると、「玉縁」と言われるポケット口の布端をバイアスカットされた別布で縁取りされた飾りが見えます。この飾りは上下両方にあるものが「両玉縁」片側だけのものを「片玉縁」。標準的な「玉縁」は上下とも4~5ミリ程度の巾となるのですが、この玉縁の下側(下玉)のみを太くしたものや、ビスポーク仕立てではご希望があればこの玉縁の太さ指定ということも対応させていただけます。。タキシードなどのフォーマルスーツでは、この「玉縁」を衿にかぶせる「拝絹地」で作ったりすることもあり、ファンシーなスーツでは表生地とは別色柄の生地で「玉縁」を作るという応用も。。 このほか、ジャケット胸ポケット標準の箱ポケットを腰位置に付けてみたり、その箱ポケットを斜め切り(カスタムライン標準では2cm下げ)とする「ハコハッキング」、チェンジポケット(腰ポケットの上にチケット入れ用の小さな口巾のポケット)のフタを取ってみたりと、なかなかバリエーションも豊富です。。


オーダースーツ Pitty Savile Row

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