セクシーでダンディーなあぶない刑事のスーツ

日本テレビ系列であぶない刑事が放送されていたのが、1986~87年のことだそうなので、今からもう20年以上も前。ついこの間のように・・、というのが20年も前というのは少々問題がありそうです^^
いろいろ思い出してみると、セクシーなのが大下(柴田恭平)で、ダンディーなのが鷹山(舘ひろし)。それぞれの着ていたスーツで印象に残っているのは、セクシーな大下は少々チンピラ風な色目や柄のスーツに、インナーはイタリアンカラーなどのオープンシャツ、ダンディーな鷹山は、シックな色柄素材のベスト付き3ピーススーツ。セクシーな大下はたまに2ボタンダブルや、6釦1掛のボールドルックっぽいシルエットのものを着ていました。
ジャケットもパンツも全体的にはゆったりしたもので、いわゆるソフトスーツ。パンツなどはずいぶんと2タックの上に、タック量も多くモモ巾も太いものになっています。ルーズフィットという言葉を思い出しました。だぶだぶしたゆったりなスーツシルエットなのですが、肩幅、胴回りなどバランスが良く、その人の体型によくあっている(フィットしている)というぐらいの意味。ピッチの広いストライプは、今どきのタイトスーツには不似合い、特に細身のパンツなどに太い巾のストライプは数が入らず、よくわからないものに・・^^ゆったり太めなシルエットのたるみ感の中に、見え隠れするチョークストライプ、ダブルストライプ、更に目立つロンドンストライプもセクシーなスーツには馴染みます。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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