オーダースーツとコンクリートジャングルと私

少し前までは、オーダースーツ屋さん的には、しっかりシーズンでわけられていたスーツの分類も、ご案内するこちらでさえ、「いまはどこに行っても空調がきいているので・・」など、春夏、秋冬の区別さえなくなってしまっている感じもありました。
主には暖冬傾向から、秋冬シーズンにも、薄い春夏スーツで過ごせてしまう、春夏スーツの3シーズン若しくはオールシーズン的な着まわしですね。。
スーツ選びの基本は、シーズンにあったものを着ることで、同じものを一年中着ていたのでは、スーツの傷みもはやいですし、ご着用者にもなんらかの無理もあり、また、春夏素材を例にとってみれば、薄いというだけでなく、見た目にも涼しげに見える光沢感を、モヘアで出したり、ポリエステルで代用したり。
今年の夏には震災から例年以上の節電傾向もあって、タンクトップ+ハーフパンツ、アロハにサンダルなど、スーパークールビズの許容範囲にずいぶん個人差、少し行きすぎな感じもあるので、次第に落ち着きどころも見つかるとは思うのですが、「ゆとり教育」が見直されているように、官庁のお仕事にもお早めな方向修正をお願いしたいものです・・と、スーツ屋さんは思います^^
だいたい、お仕事している人が、暑さをガマンしなくちゃならないのが間違っていると・・、家族を養い、家庭を支え、会社を支え、大きくは国を支えるために一生懸命働いている、世の中のお父さんがクーラーも使えず、劣悪な環境で仕事をしなくてはならないのは、きっと父の家庭での立場の弱さがそのまま反映しているものなんでしょう・・。父を一家の家長と仰ぎ、三つ指ついて仕事場に送り出す時代の節電対策ではない^^ただ、暑いので愚痴ですね、今日も静岡は35度とか言っているし、父は熱風が吹くコンクリートジャングルの中、がんばって働いているのです。。もっと父を大事にしよう。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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