ボニー・アンド・クライド、「危険な香り」っぽいスーツ

「俺たちに明日はない」の映画で有名なボニー・アンド・クライド。映画はとても好きなので、よく見るほうなのですが、見たことありませんでした。たまたま、gyao(ギャオ)で見かけて、見はじめたのですが、特に思い入れもない古い映画は、正直あまり面白くありません^^はじめの5分ぐらいで飽きて終了。
ただ、映画は見飽きたものの、邦題「俺たちに明日はない」、これは今聞いても衝撃的で、かっこ良すぎる。だんだん、興味を持ち始め、ネットで検索していると、ボニー・アンド・クライド・ルックというのもあったそうですよ。。1930年代を時代背景に描かれたこの映画のギャング・エイジ・ファッションのこと。特にボニー役のフェイ・ダナウェイが着ていた、ナローシルエットでミディ丈(ふくらはぎの中央ぐらいの丈)のスカート、ロングカーディガン、Vネック・セーター、印象的なベレー帽は、ボニー・ルックとして流行しました。なんとなく、昔の「ロードショー」や「スクリーン」などの映画雑誌で見たのを思い出しました^^
このボニーとクライドは、結局のところギャングで、もちろん悪いこともし、最後は待ち伏せされた警察官に150発のうち、車を貫通した80発の銃弾を浴び、共に1934年5月23日が没年となっています。実在の人物で、ボニー、クライドともに生活環境には恵まれず、ボニーは学校の成績は良かったものの、鉛筆を盗んだ同級生を呼び出すような二面性を持ち、クライドは小さなころからの動物虐待の性癖。その後多くの殺人に関与する片りんを見せています。そんな彼らは出会うことになるのですが、ボニーがクライドの「危険な香り」に一目惚れすることから行動をともにすることに。。
そして、この「危険な香り」は必然、「あまく危険な香り/山下達郎」へと店長の妄想の中では勝手に結びつきます。。「あまく危険な香り」のするスーツ。スーツそのものが、そういったメロウな存在である部分もあり、それをさらに際立たせるのは、やっぱり着こなしなんでしょうね・・。ファッションは無駄とも思える生活感のないところを堂々とやるぐらいの気持ちが、必要かも知れません^^
「動物○×」は十分に危険な香りです^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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