スーツのVゾーンをかっこ良く決める

すでにVゾーンというと死語になってしまったのかと思うほど、この夏場はカッターシャツは着ていてもノーネクタイの人を見かけることが多くなり、クールビズが広まった感じがするのですが、8月も終わりに近くなり気圧の影響でここ数日涼しい日が続くと、多少寒々しい気のする首元に手をやったりしています^^
Vゾーンというのは、ジャケットの第一釦位置上に見えるV字形の胸開きで、シャツとネクタイから構成されるもの。ちょっと前までのファッション雑誌では、「男の仕事のためのスーツ」に許された数少ない「魅せるポイント」の一つのような取り上げられ方をしていました。オーダースーツ店がこのVゾーンに関わるのは、この胸開き部分の見える広さを決めるジャケットの第一釦位置。釦位置が上がればVゾーンが狭くなり、釦位置が下がればVゾーンは広くなります。この釦位置はジャケットのフロント釦数にももちろん関係があり、3釦・4釦のスーツなら自然と釦位置は高くなり、2釦・1釦のスーツなら低くなるため、Vゾーンの広さを考える場合、ジャケットのシルエットから考える必要があります。。
オーダースーツでは基本的には釦位置の指定は対応可。オーダースーツ店で採寸するように、ネックポイントから寸法指定をしていただくこともできますし、お送りいただくご愛用スーツの釦位置又は微調整した寸法でのお仕立てももちろんできます。。
このVゾーンの広さは、気になりだすと気になるところ。ネクタイもスーツと同じように歴史のあるメンズのファッションアイテムなので、少し過ごしやすくなってくる頃には、おしゃれ好きな人には見逃せないものになってくるのではないかと思います。。実際、冬にはノーネクタイでは寒いです。。ただ、店長的にはこの夏に少し成長しましたので、シャツの首まわりサイズが心配です。。
ネクタイの締め方もいろいろあり、こぶにディンプルを作ったり、通常長い大剣を小剣よりも短く締めたり、大剣と小剣を左右に少しずらしたり・・と、ファッション雑誌おススメのテクニックも気になります。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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