ナポレオンソロ(ロバートボーン)のスーツ

ちょうど店長が生まれた頃にはじまったらしい「ナポレオンソロ」シリーズは、当時の東西の緊張関係を背景にしたスパイもので、ジェームズボンドの「007」とか、トム・クルーズがリメイクした「スパイ大作戦(ミッション・インポッシブル)」なども時期が同じ頃のもの。この「ナポレオンソロ」はたまたま子供の頃の生活時間にあっていたのか、よく見ていて、話の筋や主人公ナポレオンソロのキャラクターは、「007」とよく似ている。ダンディーな男前で、女ズキなプレイボーイ、胸もとのポケットチーフや、スーツの袖先から出るシャツの袖口にまで神経が行き届いているような感じです。。
このころにナポレオンソロ=ロバートボーンが着ていたスーツは、相棒のイリヤ・キリアンも似たようなもので、極端に衿巾の狭いもの。肩幅はいまのように狭くはないが、前釦をはめた時には、引きジワが出るほどなので、タイトっぽいですね。。
アンクルという秘密組織の上司的課長はけっこうなおじいさんキャラなんですが、その人は案外オーソドックス気味なシルエットに衿巾も広めなものを着ています。。
昔の生地は今の着心地重視な軽いものに比べ、重くずっしりして丈夫なものが多かったため、バストや袖の作りに立体的に構築された感じがよく出ています。
大昔ですが「ゴルゴ13」のさいとうたかおがコミックにしているらしく、なるほどという感じです^^こういった、ハリの強い感じの仕立てをするには、英国製の生地が一般的には適していると言われています。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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