2012年1月アーカイブ

衿腰が高く、大きな衿になりがちなドゥエ・ボットーニや、トレ・ボットーニのシャツなどには、衿先固定の機能的な必要も含めてか、このボタンダウンの衿型をよく見かけます。。店長的には、以前愛用していたダンガリーシャツとの組み合わせがよく合ったものがあり、それがとても気に入っていました。。カジュアル、スポーティーなイメージのボタンダウンシャツは、ビジネス用で着ると若々しくてフレッシュな感じを演出できるので、ジャケット+パンツ、セパレート的に着るジャケパンスタイルとの相性も良さそうです。。 カッターシャツまでオーダーでという方は少ないかも知れないのですが、近所に気の良さそうなシャツの仕立て屋さんがあれば、お手持ちシャツを持ち込んで少し手を加えて見るのも、毎日着用するスーツに若干のスパイスを効かせることができると思いますよ。。
おススメなのは、ボタンダウンシャツのボタン穴の色を変更(既にある穴かがり糸の上からかぶせる形になるので、気持ち、穴かがりが大きくなります)、あまり目立つ色でやるより、白無地ならライトグレーなどちょっと控えめにしておくのがいいと思いますよ。。また、ボタンダウンには少し厚めのシャツボタン。どちらも、比較的安価な調整料なわりに効果的なカスタマイズ。。
ジャケパンスタイルなら、ボタンダウンシャツの衿先ボタンを外す・・という、思い切ったテクニックも挑戦しやすそうですね。。
オーダースーツ Pitty Savile Row
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白無地のシャツなどリクルート用か入社後日の浅い新入社員さん、または冠婚葬祭用のみ・・、などせっかく購入する同じ価格のシャツに白無地はちょっと面白みがなさすぎ・・と思ってしまいがちですが、同じ白無地でも生地のツヤ、ハリがひと目で違う品質の良いシャツ生地で仕立てられたものなら、小手先な柄物などよりもよほどおしゃれな感じに見えるものです。。白無地の生地は誰もが見慣れたごまかしの効かない色柄。清潔感があり、ビジネス用のシャツとしても基本中の基本の色なので、お仕事上の好感度もかなりアップしてしまいそうです。。
肩幅、ラペルも狭めなタイトスーツには、シャツの衿型も合わせて小ぶりなショートポイント、クラシコスーツはゴージが高く、比較的広めのラペルに合わせることが多いため、衿型はワイドスプレッド、ネクタイは表地にもハリのあり、芯地のしっかりもので仕立てられたものでディンプルを作るとVゾーンも立体的で相性が良いです。。
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お仕事用前提で、このベルトに一番良さそうなもの・・と考えたとき、店長の頭にはやはり「クロコダイル」のベルトが浮かびます。ビジネス用ベルトによくありがちなつるっとした無地、若しくは小柄なエンボスを施したようなものでは、アクセントとするには若干役不足。お仕事用のベルトはせいぜいが巾も4~5cmと細いので、ショート丈タイトなスーツに合わせるドレスコードにはかなり許容範囲も広くコーディネートしても大丈夫なのではないかと思います。。
本物クロコダイルならしている自分の気持ちも違ってきますが、程度の良いものならクロコダイル調なエンボスのフェイクでもお試しいただくのには十分だと思いますよ。。
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ナポリスタイルは、このクラシコイタリア協会を構成するメーカーが多く集まっている、ナポリでイギリスの伝統を踏まえつつ独自に発展し完成されたファッションスタイル。クラシコイタリア同様、このナポリスタイルも、イタリア人(主に仕立て職人)が見たイギリスのスタイルが、長い年月を経てナポリ流に消化され、本家イギリスのスタイルとは別物となって進化していったものになります。。
お手持ちのクラシコスーツをナポリスタイルっぽく着こなすには、胸ポケットにさすポケットチーフが必須のアイテム。色は白で、ポケットチーフに使われる素材は冬でも麻。日本的には少しかっこ良すぎるポケットチーフですが、四角く折りたたんだポケットチーフを1cm程度胸ポケットからのぞかせるTVホールドなら控えめ。店長ぐらいの年齢になると、着るスーツの種類、シルエットもデザインもそろそろ出つくしてしまった感じもあるので、派手めになる傾向が・・。そのためか、ポケット・チーフはあまり抵抗がありません。。また、パンツ裾はダブルがナポリ流。裾は靴のかかとにかかる程度で、靴甲で少しブレイクするぐらいが理想的です。。シャツはライトブルー、ネクタイは小紋柄がオーソドックスな合わせ方になります。。
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髭というには、少し寂しい感じですが、逆にこれが幸いし、手入れは少しうっとうしくなってきた時に、髭カッターで1ミリ長にカット。髭部分の面積・形調整は、普通の髭剃りで大丈夫です。。なんでも、長続きさせるためには、後のケアの楽さも大事ですね。。 髭を生やすと、若干顔がしまって見え、濃い目な髭も雰囲気で隠せます。既に髭は顔の一部なため、あまり実感がありませんが、少し背伸びしたおしゃれなスーツも着こなせそうなダメンズに見えるのではないでしょうか。。 タイドアップなスーツなら、その落差を狙い、着崩すスタイルなら若干の男的色気の効果を狙います^^髭の手入れを楽しめるような年になったら、カイゼルのような立派な髭をたくわえるかも知れませんね。。
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ビジネススーツといえば、ほぼ100%に近い比率で使用されるメリノウールですが、ウォームビズやクールビズなど生活環境の変化から、より快適性を求めたコットン、リネンほか、ツイードをはじめとしたざっくり感のある紡毛織物、厚地織物などもポピュラーに。。 これら本来ならカジュアルさの濃い素材をフォーマルに、ドレスアップして、なら上下揃いのスーツ的着こなしで。ジャケット+パンツの色系統・色感は合わせても、ジャケットをフラノの紺ブレパンツをコットンなど、同系色の上下揃いでも生地感を変えると、控えめにドレスダウンできてしまいます。。
ジャケパンスタイルをどのような組み合わせでコーディネートするかは、際限がなく個人差が大きくでてしまうところですが、お仕事用スーツへの応用は比較的簡単っぽいですね。。店長の若いころのお気に入りなジャケスラは、白黒バーズアイ調ループ織りなツイードジャケットに黒パンツ・・、マフィアの用心棒のような感じでした^^
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「コヤジ」というのは、「コギャル」の「コ」と、ちょうど男性として程良く熟成し渋さばかりが目だってしまう(単純に中年男性と用語解説しているところもあり)、「オヤジ」を掛け合わせた造語らしいです。対象年齢は30歳前後のオヤジ予備軍で、雰囲気的には「オヤジギャル」に近く、20歳代でもその濃度が濃い場合には、「コヤジ」の烙印。 およそファッションとは関係が少なそうな男子分類上の「コヤジ」ですが、ちょっと髪型をいまどき風にいじったり、眉毛をきれいに剃ってあるだけで呼ばれてしまう「イケメン」とどれほどの線引きがあるのかは不明。。関連用語には、「とっちゃんぼうや」や「若年寄」・・、「コヤジ」と呼ばれるのはあまりありがたいことではなさそうです。。
「コヤジ」脱却のために、数あるジャケットシルエットの中でおススメなのは、クラシコスーツ。その洗練されたシルエットは、着ているだけでファッション的上級者に見えてしまう高い完成度。フロント釦数、寸法的なところでも、どのような体型の方にも対応できる柔軟さが、あまり難しいことを考えず気軽に着用できる便利なところ。。
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この「ナポリクラシコ」は、通常、芯地・付属類などで立体的に構築するジャケットのフォルムを、裁断・カットのみで作り出してしまうという、どちらかといえば軽い夏仕立て。裏仕立ても多くセットされるものは、「広見返し」や専用の「カバーオール仕立て」など風通しの良いものとなりますが、厚手な秋冬素材を表生地として仕立てる場合には、ご着用時期が比較的長い3シーズン向きなジャケットに。。インナーや、外出時のコートなど、室内で過ごすときなどの軽い着心地感は、秋冬用スーツでもご愛用者が多いシルエットです。。
「ナポリクラシコ」といわれるように全体的なテイストは、ゴージ、ウエストライン、胸ポケット位置が比較的高く、ウエストの絞りも大め、裾にかけてフレアする「クラシコスーツ仕様」の特徴をもつものなので、日本にイタリアのクラシコ調スーツが広く受け入れられるようになってから10年以上、ご年配者にももちろんトレンドを意識した若い方にも、自然に馴染むファッションスタイルとなっています。。 カジュアルをはじめ、会社のドレスコード次第では、十分ビジネス専用スーツとして対応できるなかなか便利なシルエットです^^
ナポリクラシコ
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それ以来、靴についても関心を持ち始めた店長のお気に入りは、茶系の靴ばかり。黒の靴などは冠婚葬祭用のフォーマルスーツに合わせて1足、いつまでも傷まないため、なんだか形が今風ではなく、ずんぐり足が小さく見えてしまいます・・、その当時にはそれがトレンドで、かっこ良かったはずなのですが、ファッションのトレンドはそんなものですね。。
昔は、茶系の靴には紺系スーツは合わせないというマナーのようなものがあったらしいですが、今はそのコダワリはなく、茶系の靴には同じ革つながりということなのでしょうか、茶系のベルトを合わせます・・、また、そうでないとおかしいですね^^ 人間がクラシックにできているためか、形はごくプレーンなものが多く、ほとんどがストレートチップの紐付き、内羽式のほうがすっきりなためお好みです。。
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店長的には、40歳を超えたあたりから運動不足もあってか、お腹のまわりのぜい肉がつきやすく、とれにくい。体重が変わらなくても体型には若干の変化がある、というものです。。実は小泉今日子とおない年なのが自慢なのですが、久しぶりにドラマで見ると、近所のおばさんにはまずいなさそう。しかし、大きな目ばかりが目立つ小顔だったのが、なんとなく顔全体がひとまわり大きく、腰まわりも少しゆったり。アイドルも50歳近くなると、仕方ないですね・・。。
若い方からは、いま時のタイトなスーツの寸法を基本に、「もっと胴まわりを詰めたい」「釦位置は上げられない?」というご新調スーツについてのご希望も、ご年配の方からは逆に「今時のスーツはジャケットのウエストが細すぎて・・、もう少しゆったりめに」「太めのウエストに合わせると、ワタリ巾(モモ巾)が太すぎる」など、かっこ良くできたプレタのスーツを、少し体型に合わせることで、着心地の良さとかっこ良さの両方を兼ね備えたスーツを作れるのがオーダーメイドスーツの良いところです^^
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ジャケットに「ヨーク」などというと、デザインとしてかなり大掛かりなものに思えますが、シャツなどにはよく見るものなので、お手持ちのシャツで一度お確かめいただくと良いと思いますよ。。本格的なトレンチコートについている、背のケープがセットインされ切り替えになっているような感じです。。
また、この背部分の「ヨーク」にセットで付けられることが多いのが、「背バンド」。これはジャケットなどの背部分のみに付けられるベルトのこと。左右の脇縫い目に差し込まれるように縫い付けられているもので、後ろ身頃のフレアなどを押さえるためのものが飾りとなったもの。この「背バンド」は、「バックベルト」といわれたり、背部分のみ付けられるため「ハーフ・ベルト」、部分的に付けられるという意味で「マーティンゲール」といわれます。前述のトレンチ・コートでは、バックル付きのベルトとなっているもの。 これら「ヨーク」と「背バンド」オプションは、縫製ブランドによっても異なりますが、各¥1050~¥2100程度でオプション対応させていただくことができます。「ヨーク」と「背バンド」の間にプリーツを入れて装飾的かつ動きやすくというディテールも可です。。
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店長が子供の頃には、セレブに見るカジュアルスタイルは、セパレートで着るジャケパンのインナーには、このタートルネックやハイネックのセーターを着ていたものです。。ノーネクタイにジャケットを着る生活スタイルも増えてきましたし、またここ数日の寒波続きの寒い冬には、マフラーをしているほど首元が暖かい衿高なアイテムは気になります。。アップル社のCEOだった、スティーブ・ジョブズ氏がi-phoneの最新機種だったかをプレゼンテーションしたときに着ていた黒地のハイネックセーターなどは、どのようなジャケパン・スタイルとも相性が良さそうです。素材もいろいろだし、個性も出しやすくこれからの秋冬シーズンにはカジュアルなツイードジャケットのインナーにはいいかも知れませんね。。
店長が中学生のころには、学生服の下にハイネックのシャツを着ることが流行。おそらく地元中学限定のクレイズのはじまりは、寒さのためか、部活のためかで、野球部の部員が学生服下に着ていたハイネックの衿が詰襟からのぞいて見えるのが、ちょっとかっこ良かったため。ベンジンを燃料として携帯用にもつ白金カイロというのもはやりました^^使い捨てカイロが大きくコマーシャルするようになった時には、ちょっと寂しかったですね。。
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3釦スーツとなるとより複雑で、3釦3掛スーツというのはかなり特殊。単純に3釦スーツという場合、3釦2掛スーツをさすことが多いです。3釦スーツには2掛けの他、3釦段返りスーツ、3釦中段返りスーツというものがあり、衿の下げ止まりの位置で少しずつジャケットフロントの表情が異なります。衿の下げ止まりというのは、「身頃が折り返されたできたラペルの一番下端の位置」のこと。3釦の段返り、中段返りとも3個ある釦のうちの真ん中1個掛けの形になるので、3個釦に対して3個穴があるから、全て止めてしまおうと思ったらとんでもないことに。。
中1掛けの2パターンですが、中段返りはハーブ返りともいい、第一釦下2cm程度下が衿の下げ止まり位置となるので、2掛けのような着こなしをしてもあまり不自然さはありません。。
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ジャケットには、秋冬用、夏用、オールシーズン用などいくつかの裏仕立ての作り方があり、その裏仕立てに使う素材によっても最適なシーズンを選ぶことができるのがオーダースーツならでは。着る時期が長く裏仕立ての標準といわれている「背抜き仕立て」は「身頃+背部分の上3分の1」に裏地が付き、「背部分の下3分の2」は裏地が付かないもの。寒がりな方には、「身頃+背部分全て」に裏地の付く「総裏仕立て」。ジャケットの内側全体に裏地が1枚付くので保温効果があると共に、表地自体がすべりの良くないコーデュロイや、フラノ、ツイードには付けることが多いです。。夏仕立てといわれる「半裏仕立て」は「背抜き仕立て」に付けられる身頃の裏地半分を削り取り軽くしたもの。胴裏地をほとんど付けない「広見返し」は盛夏用で、動きやすいように肩部分のみに裏地が付きます。
胴裏地に使用される布地には、標準仕様の「ポリエステル裏地」や、吸湿性が高くなめらかな肌触りで、静電気が起こりにくいという特徴をもつ「キュプラ裏地」、盛夏用の「メッシュ裏地」など、裏仕立てとの組み合わせでそのシーズンにあった着心地良いジャケットをカスタマイズしていただけます。。
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一般的にベストを採寸する場合、「ベスト丈」といわれるベスト背部分の長さと、「ベスト半胴」といわれるベストウエスト位置(通常、裾から7cm程度上)の半寸寸法が必要になるのですが、これら寸法はそれぞれ、「ジャケット着丈」「ジャケット半胴」がそのもととなる寸法が同じなため、これら寸法からのバランス調整で決めることができます。。 「ベスト丈」の目安はベスト着用時、ベスト丈の裾がベルト下端から5cm程度の位置の長さで、このぐらいの長さがあると屈んだときにも、ベストの裾からベルトが見えません。。ジャケットの着丈からこの「ベスト丈」を調整する場合には、「ジャケット丈-18cm程度」。ベスト半胴の場合には、お好みもあると思いますが「ジャケット半胴-3~4cm程度」の調整が標準的なもの。
今どきのスーツ生地は秋冬ものでも着心地重視から比較的薄手のものが多く、また暖冬傾向からその影響もあるため、ジャケット内にベストを着用する場合でも、ジャケット寸法そのものを調整することは少ないですが、厚手生地などで仕立てるときには少し考えます。。ただ、ベスト付き3ピースで着るときばかりではなく、ジャケット+パンツの2ピーススーツで着る場合もあることを考えると微妙です^^
過去にPitty Savile Rowでジャケット寸法をいただいたことのある方なら前回寸法から、また、新しくスーツをお送りいただく方でもご依頼があれば、当店でバランス良くお仕立てさせていただけます。。
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衣服にはファッション的な呼び名で呼ばれる丈の長さがいくつかあり、コート用丈の長さの種類でもいくつか。コートレングスなどというとかっこいいです。。長さによって名前が異なるコート丈には、一番長いコート丈となる「マキシレングス」これは、くるぶしまで長さのあるコート丈の中でもマキシの名前の通り一番長いもの。「アンクル・レングス」と同じ意味で使われます。(※アンクルはくるぶしのこと)「ミディ・レングス」はふくらはぎの中央くらいの長さのもので、スカート丈の長さで使われることが多いですが、 コート丈でも使います。
コート丈の中で一般的な長さとされているのが、「ニーレングス」。ニーは膝なので、「膝丈」を意味し、膝頭の中央から少し上ぐらいまでの長さのもの。「スリー・クオーター・レングス」はそのままの意味は4分の3丈ということになりますが、7分丈のことを意味し、ヒップとモモとのおよそ中間ぐらいまでのコート丈のもの。「セブン・エイツ・レングス」は直訳8分の7丈。着ているスーツやドレスの総丈に対して8分の7程度のコート丈のものになるので、8分の1程度はスーツのパンツやドレスのスカート部分が見えているもの。コート丈の短いものには、トッパーコートに代表される、ウエストからヒップ中央ぐらいまでの丈になる「トッパー」があり、上半身を覆う程度の短いもの。
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単にバル・カラーという場合の衿型は若干異なり、折り衿なのは同じですが、上衿が幅広で大きく下衿が小さなもの。着こなしとしては、ビジネス専用のスーツというよりはカジュアルっぽいところがあるので、楽に羽織る感じがいいと思います。。お仕事専用のテーラードスーツというと、ある程度カスタマイズが限定されてしまうところも、デザインの基本にバル・カラーを置けば、かなり自由度が増してしまいそう。。
スーツ的な基本寸法からコート寸法を考える場合、好みもありますがスーツ肩幅に対して+3~4cm、半胴で+5cm程度という一応の目安があります。ジャケットの場合には、ラグラン袖では普通作らないので、肩まわりを楽なように肩パットなし(アンコン仕立て)というのは、どの縫製ラインでも無料対応。また、腰ポケットは貼り付けのアウトポケットで、カジュアルなヒラヒラ感を出します。。カスタムラインでお仕立てさせていただくジャケットのフロントカットは、基本は各シルエットにあった専用のものがセットされていますが、バルカラージャケット、レギュラーシルエットのジャケットのみは、シングルジャケットに対してダブルスーツのようなスクエアカット、開き具合の大きなカッタウェイも対応可なので、コートっぽく着たいのなら、ヒップまわりまで包み込むスクエアな直角カットも雰囲気がでます^^
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また、シングルベストでは5釦、6釦、6釦5掛のみだったものに、3釦、4釦と5釦でフロントカットを直角としたスクエアを追加。この5釦スクエアはダブルベストと同じように、裾が水平になったシルエットをしています。。
ポケットでは、胸ポケットなし+腰ポケット箱が標準セットされていたものから、胸ポケットでは箱ポケットまたは両玉縁ポケットを付けることができるようになり、どちらも「左のみ」または「左右」の選択可。腰ポケットも箱ポケットの他、両玉縁にも対応。。 この「箱ポケット」というのはウエルトポケットといわれるもので、ジャケットの胸ポケットに標準で付けられる切り替えの付いたポケットのこと。両玉縁のポケットは、ジャケットの腰ポケット標準のフタ付きポケットのフタを取ってしまった形。パイピングがポケット切り口の上下に付くもので、これが片側(一般的には上のみ)のものを片玉縁といいます。。背の部分の布地を前身と同じ生地で作る背表共生地、尾錠を付ける付けないなどのご指定は、どのベストデザインでも対応可です。。
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それからたぶん、数年してバービーボーイズが出てきたときには、ボーカルはコンタと杏子の男女二人ですが、ともにハスキーな声で構成も似てます。今よりもバンド構成のアーチストが多く、特に女性ボーカルが多かったように思います。。 オーダースーツ Pitty Savile Rowのロゴを見ていただくと、ほぼ「REBECCA」の「R」が「P」に変わっただけなのでは・・、とお気づきの方もいらっしゃると思いますが、けっこう好きでした。。一番はじめに聞いた曲は、「76thスターで」、「REBECCA IV ~Maybe tomorrow」の収録曲。このアルバムには、ヒットした「フレンズ」なども入っている出世作。その前に「VOICE PRINT」「NOTHING TO LOSE」「WILD&HONEY」「EARLY REBECCA」という4枚のアルバムがでており、どうしてREBECCA IVなのかということは不明です。。1986年はハレー彗星が地球最接近の年。この年に前後して、同じような彗星モチーフの曲があり、ハイファイセット「星化粧ハレー」 から関心をひかれてたどりついたREBECCAでした。どうみてもあまり普通っぽくない、NOKKOのキャラクターと、売れないころには封筒貼りの内職をした・・、そこが琴線にふれはまってしまいました^^
実は、この当時20歳ぐらいだった店長は、急激に太り+20キロ、1年程度かけて-30キロという激太りのとっても怠惰な生活をしており、ファッションどころではなかったのですが、ちょうどこのレベッカが売れてメジャーになっていくと同時に、ダイエットにも成功。いまは、少々太っていようが、毛髪が薄かろうがかっこ良く着こなせるスーツがたくさんありますが、当時は痩せて色白、毛深いのも好まれない、そんなころの20歳には+30キロはなかなか厳しいところでした。。 レベッカの初期の頃の曲も、かなり聞き込み好きで、売れる前の大変だが楽しかったという封筒貼り生活と、自分のダイエット生活を思い出しいまだに胸がキュンとなってしまいます^^
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ダブルのスーツが正式でシングルスーツよりも格式が高いということではないのですが、つき出して堂々見える幅広めなピークドラペル、直角なフロントカットは比較的威圧的で威厳があります。
店長がいま一番ダブルスーツを仕立ててみたいと考えるのは、ブリティッシュ仕様。ダブルスーツはシングルスーツよりも着丈を長めに着ることが多いため、ブリティッシュスーツの高めの位置でタイトめにシェイプしたウエストラインから、裾にかけてのフレアが効果的。ファッション雑誌などを見ると、どのモデルさんも腕を組むポーズなのは、あの位置で腕を組むとウエスト位置でジャケットがへこんで、裾へのフレアがより目立って出るからなんだと思います。。
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スーツを仕立てる際に使われるステッチの種類は、とても多く、これが刺繍やレース、ニットなどに範囲が広がれば多くのものが編み出されていますが、ご注文いただく際のオーダーフォーム上でお選びいただくことができるのは、「ミシン縫いステッチ」「ピックステッチ」の2種類のみ。「ミシン縫いステッチ」は、ミシンの縫い目がそのままステッチとなるもの、「ピックステッチ」は「ランニングステッチ」のことで、表地に出る針目と裏地に出る針目が同じ長さとなるもので、多くが手刺しとなるため「ハンドステッチ」といわれたり、馬の鞍に施されたステッチであることから、「サドルステッチ」とも言われます。日本名では「ぐし縫い」「並縫い」。
装飾的な意味合いを持つ、このステッチは機能的には衿のエッジを押さえる端押さえ的に長い間、衿のシルエットをシャープに保つという効果があります。。
このステッチは、入れることができる場所を指定することができ、衿端に入れるものを「コバステッチ」、衿端から5ミリを「5ミリステッチ」ほか、縫製ブランドによっては、10ミリやダブルステッチなどオーダーフォーム上では、ご案内しきれていない仕様での対応もさせていただくことができるので、気になるデザインはお気軽にお問い合わせいただければと思います^^
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店長の体型では、現在おもに履いているノータックパンツでは33cmのモモ巾も1タックパンツでは34cmで仕立てることが多く、10年以上前のソフトスーツの頃には、2タックパンツで36cmのゆったりしたシルエットで作っていました。。オーダースーツでは、このように指定することができる「モモ巾」もウエスト寸法基準でできている既製スーツの場合には、「モモ巾」「ヒザ巾」「裾巾」全てが太く、また「ウエストサイズが大きい」=「身長も高い」ため、股上寸法も深く、ウエストのみ大きく小柄な方・特にご年配者はウエストの太さに比べて、ヒップ・モモは細いため余計にパンツの座りジワができやすくなってしまいます。。
以前、外商の営業をしていた時期があり、その頃には長時間のドライブのためにぴっちりついてしまうパンツの座りジワ予防のために、座り方を工夫したり、ジャケットも乗り降りが激しいときには面倒でやりませんが、遠距離のときには、助手席のシートにジャケットをかぶせてました^^誰でも気がつきそうなことだと思うのですが、あまり実行している人を見かけないのは、やはり見た目でためらってしまうのかも・・^^仕立て屋さん的には、営業先でスーツがシワだらけでは仕事にならないで、許されるのかも知れません^^
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今はストレッチ製の素材なども増えてきているので、裁断・カットなども含めてタイトなシルエットとそれほど激しくはないゴルフの運動量に対して十分な機能性を備えているということなんだと思います。。古くは鳥打ち帽に、軽めのセーターやベスト、パンツはふくらはぎ位置あたりで絞った丈でワタリ巾からヒザ巾までたっぷりめ、ハイソックス。運動量の多いパンツはやはり動きやすさ重視が伝統的ですね。。
秋冬の今の時期なら、見た目も暖かな起毛感のあるサキソニー、フラノよりも生地が薄く柔らかいのでゴルフパンツ用には履きやすいです。また、コーデュロイもオーダーでお仕立ていただくゴルフパンツとしては定番で、独特な発色とカジュアル素材ならではの色の豊富さ、暖かみのある生地感がぜいたくな感じ。ゴルフ場までの往復、クラブハウスでの休憩時間に着用されるジャケットなどとも合わせやすいです。。
ディテール・デザインはオーダーならではのカスタマイズでご希望のものにもちろん対応させていただけます。。
オーダーパンツ・スラックス
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このチェッカーズはアイドル全盛の当時、若干硬派なイメージで、スイング感のあるリズムとビートに乗りながらシャウトするR&Bの男性グループ。世界的には、ローリング・ストーンズやアニマルズ、日本的には、久保田利伸や宇多田ヒカル、MISIA、小柳ユキなど、和田アキ子もやはりそうです。
デビュー当時から、チェック柄をモチーフにした斬新な衣装とシャウトする藤井フミヤの歌唱力でちょっと目立っていましたが、いつまでもチェックのひらひら衣装ばかりというわけにもいかなかったらしく、後年はシックな衣装にチェック柄を一部取り入れたような、おとなしめなものに変わっていったように思います。。差し色的にチェック柄をうまく取り入れたファッションスタイルは、ビジネス用スーツにも通じるものがありそうです。。 あまり多くの変化が望めないお仕事用スーツでも、差し色的に、カラードチェックや、多色使いの千鳥格子柄などをオッドベストとしてご利用いただく方法で、着こなしの巾も広がります。秋冬の今の時期なら、ウォームビズを兼ねてソフトでなめらかな手触りのサキソニー地がおススメです。サキソニーは、ツイードと同じ紡毛織物の一種ですが、メリノ種の紡毛の中でも比較的繊維の長めのものを使用して織られるため、ざっくり感を特徴とするツイードとは異なったカシミヤタッチな暖かみのある仕上がりになっています。。 色柄もカジュアル感の濃い素材も多いため、オッドベストとしてはベストなチョイス^^
カノニコ生地サキソニー
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朝、出勤時には余裕があるのに夜にはタイトなのは、水分で身体がむくむためで、靴などと同じ感覚です。。
パンツのウエストに違和感を感じやすいのはこの時期が一番・・。。年末年始のお休みは寒いので比較的室内で過ごすことが多い上に、テーブルの上に乗ったごちそうやお酒の多さ。。お仕事初めにスーツを着てみたら、「あれっ」というのは店長的にも毎年のことです^^
こんな時に新調するスーツは、簡単にウエスト寸法を少し伸ばして・・とするよりも、一時的にごちそうを飲食してしまったための体型変化なので、理想的体型維持のため、あえて簡単に寸法調整せず、いつもの寸法でお仕立ていただくのが良いと思いますよ。。 あまりきつかったり、逆に借り物のようにゆるかったりする寸法では、もちろん微調整するほうがカッコも着心地も良いですが、理想的なフォルムとしての「いつものスーツ寸法」を維持することが、いつまでもカッコ良い体型を維持できる秘訣かも知れません。。
オーダーパンツ・スラックス
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レディースパンツでも腰ばきのバギー仕様のものなど、はじめから4.5cmと若干深めのウエストバンドが既にデザインとしてセットされているものもありますが、メンズカスタムラインのスーツでは、この腰帯巾を3.5cm~4.5cmまでの5ミリ刻みでご指定いただくことができます。ビスポークラインのスーツでは、この帯巾の指定は自由。ご希望通りの寸法指定でオーダーパンツをお楽しみいただくことができますが、この帯巾を太くする場合、太めのベルトに合わせて調整することがほとんどなため、あわせてベルト通しの長さも合わせるのがおススメです。。ベルト通しを長くすると、その巾もバランス良く少し太めに・・という方が多いようです。ループ巾は標準が1cm程度、Ex-madeラインでは巾1.5cmまでは無料対応。この腰帯の形は「持ち出し付き」としたり、「持ち出し付き」の先端を剣先のように三角にすることも可。
また、このウエストバンドの付く部分の作り方には、「帯なし」といわれる仕様もあり、これは切り替えられている帯がつかない形のもの。「腰帯」がウエスト回りをぐるっと一周かこむ「帯付き」に比べ、太ったときでも若干縫い目でゆとりのある優しい履き心地があります。。
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一般的に、釦の止め方は中釦といわれる大きさのジャケット前釦、小釦といわれる大きさの袖釦や、パンツピスポケット釦も、4つある穴をそれぞれ平行に糸を通す「=」に見える止め方。別の止め方としては、4つある穴を交差するように「×」に縫いとめる「クロス掛け」や、1穴を中心に他3穴に糸を通すことで、鳥の足跡のように見える「鳥足掛け」という止め方があります。「クロス掛け」は程度の良い既製スーツにもたまに見られるオプションですが、「鳥足掛け」というのはちょっと珍しいかも知れません。。
この釦の縫い止め方は、変えてもあまり目立たないので、ただ自己満足なデザインかも知れないのですが、ひと手間かけたそのディテールの変化はなかなかうれしいものです。。
また、ステッチや穴かがり、切羽の色糸指定はよく知られているものの、この釦を縫い付ける糸を色指定することができることは、ご存知でないことも多いかも知れません^^やっぱり、オーダースーツなので、ステッチが変えられれば釦の縫い糸を変えれないことはありません。紺地のジャケットに赤の色糸でクロス掛けなんて、紺×赤で相性の良い組み合わせ、釦の色は何色に・・など、バリエーションが更に増えます。オーダースーツの釦付けは、釦を掛けやすいように長めの足をつけるので、これが色糸なのも秘かな楽しみ。。この縫い糸を変えるときには、ステッチや穴かがりの色糸と同じにしておくと落ち着きます。。
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