ヒザ巾をたっぷりめにとるテーパードスラックス

今年春夏シーズンのトレンド色として注目されたパステルカラーの彩度を少し落としてオトナな渋めな感じにしたシャーベットカラー。思い出してみるとこういった色は20年ぐらい前にもジャケットやパンツ、または上下揃いのスーツ用生地として多く見た色でした。。サンプルの画像はたまたま、You Tubeで懐かしい動画を眺めていたときに見つけたもの。中山秀征さんのパンツの色がそんな感じで、ウールだともう少し染色が良く色の出具合が良さそうなので、生地の質感からコットンか、今ではあまり見かけなくなった木材パルプをその原料とする「テンセル」のような生地感です。。
パンツのシルエットも当時はこんな感じでした。。ヒップまわりからヒザ→裾にかけてゆったりしており、半端丈のクロップドパンツの丈を長くしたほどのカジュアル感があります。しかし、着ていて楽そうなシルエットですね。。ボトムスにボリュームを持たせるアクセント付け、ゆったり通気の良い着心地はクールビズ用パンツとして1本あると、タイトパンツ傾向な毎日のファッションスタイルにメリハリができて良いかも知れません^^
つい最近土曜か日曜の朝の番組で見た司会の中山秀征さんは、どうみても3ピーススーツとして作られたジャケット+ベスト(ダーク系生地に太めストライプ)に、赤のコットンパンツ。以前なら、なにかのアクシデントのため揃いのパンツが紛失してしまい、仕方なく用意された赤のコットンパンツの図。これほどアンバランスな組み合わせのコーディネートもなさそうなほどの着こなしといってしまえそうですが、ただいまのジャケパンスタイルはこれも正しいというところなのだと思います^^ある意味、勇気づけられるクールビズを前にした土日の朝でした。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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