ハリスツイードジャケットでジャケパンスタイル

多くの種類のツイードジャケットの中で、まず名前が上げられるハリスツイードジャケット。着用時のその暖かさは、アイルランド北西部の漁師さんたちが、海で作業するときの防寒着として愛用していたところからその品質の高さが伺えます。。
また毛織物工業の発展と需要の増加に伴い、ハリスツイードをはじめとするツイード調の毛織物が多く市場に出回るようになったことから、それら類似品とはっきりと区別するために設立されたハリスツイード協会が、検査機関として厳しく目を光らせているのでその品質管理も安心です。。
その検査に通った織物だけに付けられる通し番号が付けられたハリスツイード協会公認の生地ネーム。そんな信頼度の高さもハリスツイードの高い人気を支えているのだと思いますよ。。
この秋冬シーズンにPitty Savile Rowでご案内させていただいているハリスツイードジャケット用素材は60柄。主にジャケットでお仕立ていただくことが多いハリスツイードの生地ですが、カシミヤにも匹敵するほどの暖かさ。オーソドックスな無地系やヘリンボーン(杉綾)など、もともと素朴でクラシックな色柄が多いハリスツイードなので、上下揃いの2ピーススーツや、ベストを加えたスリーピーススーツでお仕立ていただくなどすると強力なウォームビズなアイテムとしておススメです^^
また、ハリスツイードの服地で仕立てられたアイテムは、ジャケット、ベスト、パンツともそれぞれが存在感のあるファッションアイテムとして、例えばフラノパンツコーデュロイパンツと組み合わせたジャケパンスタイルや、厚手のセーター+ハリスツイードパンツ、ニットベストの代わりに着るオッドベストとしてなど、ツイード特有の野趣あるざっくり厚地織物には、その活躍してくれそうな応用範囲がとても広いです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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