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スーツの基礎知識の最近のブログ記事

ジャケットフロントなどご案内ページをリニューアル! ジャケットデザインパンツデザインベストデザインの各オーダーアイテムをご案内しておりましたサイト内ページをワードプレスを利用し、更に使いやすく、また加筆訂正、サンプル写真もより多く掲載させていただくことで、リニューアル中です。。
例えば、お問い合わせをいただくことが多い、シングルジャケットの「3釦段返り」「3釦中段返り」「3釦2掛」も豊富なアップロード画像からいろいろな角度でご確認いただくことができるようになりました。。
また、「ノッチ衿」と「セミノッチ衿」の違いもご掲載画像からわかりやすく、また同じ「ノッチ衿」でもクラシコスーツと、ブリティッシュスーツアメトラスーツで異なる「衿の形」や「ゴージ高さ・角度」など、微妙な違いも見ていただくことができますよ。。 一部に未掲載もございますが、ライトボックスを利用した画像の拡大や、サイドバーからの使いやすいカテゴリリンクも、自然に入るので制作・更新などの管理がとても楽に^^
オーダースーツ Pitty Savile Rowのサイト内には、PSR スーツスタイル「オーダースーツを仕立てる際に役立つデザインマニュアル」というスーツ等の特長的なデザインについてMTを利用したブログがあるのですが、これら内容も含めひとまとめとしたワードプレスサイトとなる予定です^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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お台場仕立てと裏地の使われ方

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IMG_1702.JPG このサンプルジャケットは、Ex-madeラインで仕立てたハリスツイードお台場仕立てになります。Pitty Savile Rowのオーダースーツでは、標準裏地を色指定する場合には、無料対応。例えば、標準では表生地に対して同系色で付けられる胴裏地なども、ご自分の好みの色で指定していただくことができますし、また無料裏地の範囲内なら、胴裏地にはこの赤色で、ベスト裏地にはグレーなどというのもオプション料はかかりません。
このお台場仕立てには両玉縁の名刺入れが付いており、この両玉縁も胴裏地でお選びいただいた裏地で付けられるので、サンプルのようなキュプラの縞柄などの目立った色で仕立てると、なかなか効果的。内ポケットのフタや同じく玉縁も胴裏地と共取りになります。 オーダーフォームでは全てはご紹介できないオーダースーツにできるご対応デザインなどについては、備考欄や別途メールなどでお知らせいただければと思います。
Ex-madeラインのお台場仕立てで標準仕様となる、縁取りのパイピングは、指定がされていないので、グレーのままですが、このパイピングを赤やブルーなどといった色指定は無料対応。お台場仕立てに使われる表生地の色、裏地の色、そしてパイピングの色とオーダージャケットをお仕立ていただく際には、裏仕立ての色具合を考えるだけでも、ずいぶん楽しめてしまいそうです^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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洒脱な大人のスーツを仕立てる

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黒コットンスーツ・3釦中段返り 最近見たウェブのファッション雑誌にしきりに出てくる「洒脱」というキーワード。昭和の今は現役引退してしまった、若しくはお亡くなりになっている往年の名アナウンサーや司会者の「軽妙洒脱な語り口・・」などと使われます。なんとなく古くさいのですが、古くなりすぎるとまた斬新に思えてしまうのは、ファッションも同じです。。
「洒脱」というのは、ググってみると、「あか抜けた様とか、俗っぽくない」ファッション誌が掲載されているスーツやジャケットを褒めて形容するのには、便利ですね。。
この「洒脱」をオーダースーツの数あるシルエット、ディテールなどに当てはめてみると、クラシコスーツブリティッシュスーツに限らず、3釦1掛中段返りというフロントデザインが大人の雰囲気を着用するだけで出すことができ、なにしろ、ジャケットを着て一番目に付くフロントのしかも中央の位置に、豊かな衿のロール、見え隠れする釦、ゆとりのあるVゾーンは、ご年配の方には着やすく、若い方には高いファッション性をアピールするのには最適なシルエット。。
似た形にアメリカントラディショナルスーツの代表的フロントデザイン、3釦段返りがありますが、これは「衿の下げ止まり」と言われる見返しの下端が第一釦位置より下6cm程度のところとなるため、第一の釦穴の真ん中に衿の返り線が通ります。この3釦中段返りの場合には、「衿の下げ止まり」2cm程度のところとなるため、ハーフ返りとも言われるようなフロント。段返り、中段返りのVゾーンの広さの差は、4cm程度となっています。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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エルメネジルドゼニア・ピーク衿 英国、イタリアともスーツについての歴史が深く、メンズスーツにおいてもファッション大国。多くの有名服地商、服地メーカーがあるなかで、一言に英国服地イタリア服地の特徴を表わすのは難しいことだと思いますが、やはり服地についてもそれぞれの国がたどってきた歴史や、民族性、社会情勢などによって生地にもお国柄というのがあると思います。。
英国服地こそ高級服地の代名詞、イタリア服地はぺらぺらした安物・・とお考えのご年配の方もいらっしゃると思うのですが、現在日本の舶来生地輸入量のうち、イタリア服地の占める割合は英国服地の3倍。それも、スーツに用いられる生地のSuper表示に代表される細番手志向から。店長がオーダースーツに携わるようになった20年ぐらい前にも、「オーダースーツの服地は重い・・」といわれるのも、しっかりとした目付けの英国服地で仕立てられることが多かったからだと思います。。
軽く着心地が良く、光沢があるというイタリア服地の特徴は、市場の傾向を柔軟に取り入れた産業構造からというところが大きく、スーツ地に用いられる梳毛糸の紡績方法に「英式」といわれる糸に「ふくらみ」を与えることができる代わりに生産効率の上がらないという方法を多く採用している英国服地は、細番手の糸を作るのがあまり得意でないため、ここに英国服地とイタリア服地の特徴の差が出ています。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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オーダースーツのサンプル生地を取り寄せる オーダースーツ Pitty Savile Rowでは、秋冬シーズンからお仕立ていただく生地の一部をお選びいただきやすいように、スーツ・ジャケットパンツ用生地のサイト内ページを作成中です。。
いままで、あちこちに点在していたサイト内の生地ページをひとつのプログラムとしてサイドバーからご確認いただくことができるようになるので、スーツ生地等の生地選びが楽になると思いますよ。。
また、濃紺スーツのご新調を予定しているのだけど、カノニコのSuper110'sの濃紺無地とハリソンズ オブ エジンバラの濃紺無地では、片方はイタリア服地、もう一方は英国服地、織られている糸も違い、画面で見ても織り感が違うのはわかるけど・・と、迷ってしまった方はお気軽に生地サンプルをご依頼いただければと思います。。
デジカメも性能が良く、また生地撮影には細心の注意をさせていただいておりますが、お時間のある方にはおススメです。。(※ご掲載生地の一部にはサンプルをご送付できないものがございます。)
目付けと言われる1平方メートルあたりの生地の重さや、Super表示でわかる使用糸の太さ、イタリア製、英国製など産地である程度分類される生地的特長など、ビジネススーツ標準のネイビーやグレーの無地でも各ブランドで展開しているため、種類も豊富。色の濃淡、ストライプ柄、チェック柄が加わり、スーツシルエット、デザインなどまでお好みに選べるオーダースーツはちょっとだけカスタマイズするだけでも、充分な満足感をご実感いただけます^^

スリーピーススーツのベストの釦位置

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リネンベスト付きスーツ ジャケット+パンツ、それにベストを加えた3ピーススーツは、3つ揃いスーツとも言われ背広が紳士の嗜み、ラウンジスーツとして英国で着用されるようになった頃からの伝統的なスタイル。この英国で非公式な日常的な場所で着られていたラウンジスーツが、ビジネススーツの原型となったものなので、ベスト付きスリーピーススーツには、伝統的ブリティッシュスタイルのスーツというイメージと、きっちりかっちりとしたフォーマル寄りという両方のイメージがあります。
たまにお問い合わせをいただくのがベストの釦位置について。「ジャケットの釦位置はオーダースーツでは指定することができるようだが、ベストの釦位置は・・」「3釦スーツのように高い釦位置とした時に、ベストは見えるのか・・」というものです。
昔のスーツは、このスリーピーススーツにした時に、ジャケットからのぞくベストのレイヤード的な見え方にもひとつの基準のような決まったものがありましたが、現在人気のパターンオーダー的スーツの仕立て方では、ジャケット丈に対して適切でバランスの良いベスト釦位置というのがセットされているため、ほとんど心配はいらないと思います。ただ、お気に入りのジャケット、例えば「近頃のパターンがいまいち気に入らないため、サンプルスーツのようなジャケットの釦位置に・・(極端に高いとか低いとか)」の場合には、調整させていただく必要があると思います。サンプルのベストがある場合には、その寸法で、また、バランス良い微調整をご依頼いただくという方法もございます。。
そこまでこだわらなくても・・、とお考えの方には、2釦スーツなど釦位置が低めなジャケットには、ベストも釦位置の低めなフロント釦4個や5個のもの。3釦スーツなど高めのジャケットに合わせる場合には、ベストもフロント釦5個や6個などを合わせるとカッコ良いシルエットとさせていただけると思いますよ。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ジャケットの見返しからみる裏仕立て

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お台場仕立ての見返し ジャケットの見返しと言われる部分は、ジャケットの前端や衿ぐりなど、表生地と同じ生地が折り返された部分。特にオーダースーツ的なデザイン、オプションではジャケット内側の胴裏部分について多くのバリエーションがあります。。
この見返しはあまりきれいにぴったりすぎてもジャケットの表がきれいに出ないため、少しゆるみがあり布地が余っているぐらいがちょうど良い感じです。見返し明きに含まれる見返しと裏地の間に差込(スラッシュ・ポケット)やもみ玉で作られるチケットポケットもこの部分。お台場仕立てとしたときに、見返しステッチが入る場合もあります。。
ジャケットの標準裏仕立てとなる「背抜き仕立て」、秋冬用の「総裏仕立て」、夏用の「半裏仕立て」は、胴裏地の付く部分はそれぞれ異なりますが、この見返しは全て同じ位置に同じように付くことになります。見返しは表生地と同じ生地を使うという意味では、要尺の一部なため、オーダースーツらしい一手間かけた高級仕立てとして人気のお台場仕立ての場合にはより多くの生地が必要になります。日本人体型が今よりも小柄な時に製造されたデッドストックの生地や、生地在庫が着分限定となるようなメーター数の限られた生地の場合には、体型やデザインに限定出てしまう場合があるのはこんなところが関係します。。
同じお台場仕立てでも、「本台場仕立て・R台場仕立て」以外の切り台場と言われるものは、一般的な見返しに「角台場仕立て」「剣先台場仕立て」と言われる部分が切り替えて取り付けられているため、要尺的には優しいオーダースーツオプションとなっています。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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オーダースーツでフレアさせてみる

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ジャケットの裾フレア ジャケットの袖口を本開き釦止めという本切羽の仕様で仕立てるとオーダーらしく、個性的というところでもおしゃれなスーツ好きを満足させてくれるディテールになります。。よくファッション雑誌でも取り上げられる、この袖口を本開きとしたときの着こなしに、「袖先の釦1個のみは止めずに外す」「袖4個釦を止める・外すを交互・繰り返す」中には、驚くような個性的な着こなしも紹介されていて、これはシャツの衿先ですが「右は通常だが左のみ立てる」「ネクタイの小剣を大剣より長くしめる」だいたいファッション雑誌は、気の利いたファッション用語の羅列で記憶に残ることが少なく、モデル着用のアイテムは参考になりますが、ぱらぱら見るもので、あまり深く読むものではないのかも知れません。。
自分のファッションスタイルと見比べてみて、これなら・・、という境界線が会社などでのドレスコード。注目してみたいのは、「本切羽時の袖先釦の1個外し」この本開きはオーダースーツでお仕立ていただくオプションの中でも、お仕事にも馴染みやすいためか人気があるのですが、せっかくなので、袖先釦を外すことで袖が本開きであることをさりげなくアピールしてみたいところです。。実際、どれぐらいの方が、袖を本開きにしたことで使える着こなしを楽しんでいらっしゃるかと思います^^
より、効果的に袖先のおしゃれを楽しみたい方は、朝顔のように開いたという意味をもつ、「フレア」がおすすめ。袖先をフレアさせる場合には、巾で1.5cm~2cm程度。1個外しぐらいなら、袖先もだらしなくなりません。。
フレアはヨーロピアン調のスーツスタイルに多く見られるシルエットで、レディースパンツの裾口形状をヒザ巾より裾巾を+2cm程度広めとするブーツカットや、ジャケットの裾まわり(けまわし)を広めにとるというようなことにもオーダースーツでは対応させていただけます。。ヨーロピアン調のスーツスタイル=エレガントな雰囲気となります。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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英国高級服地ダンヒル・オーダーメイドスーツ 「メイド・トゥ・メジャー」は「ぴったりの」という意味の英語らしく、今どきはこの「メイド・トゥ・メジャー」といえば、多くの場合オーダースーツのことをいうことが多いらしいです。。メジャーで採寸して作るものはスーツばかりではないと思うのですが、数年前からオーダースーツ業界そのものにスポットがあたりだし、低価格なものから何十万もする高価格なものまで。。スーツをオーダーすることそのものが、スーツについての知識も必要なもののため、お店もお客様も成長段階にあるまだまだその途中。。昔からある老舗のテーラーさんは、若い人の好みをつかむのに一生懸命ですし、新しくお店をはじめた店長さんなどは、日々勉強の毎日なのではないかと思います。。
昔からオーダースーツを意味するものとして使われていた言葉に、「ビスポーク」というのがあります。この「ビスポーク」はお客様と対話しながら、シルエットやデザインをひとつずつ決め、スーツを作り上げていく「be spoken」から来ているもの。「ス・ミズーラ」は「サイズの上に」という意味から注文服を指すイタリア語。「メイド・トゥ・メジャー」と似たようなところがあります。。
その他、「イージーオーダー」は、仮縫い・中縫いを省略した直縫いという意味で、簡略化した縫製手法で仕立てる注文服のこと。現在のオーダースーツはこのイージーオーダーを取り入れたものが多いのではないかと思います。。イージーオーダーといっても、その縫製、使用される生地、シルエットパターンのパターン選択などによって、その仕上がり感は大きく違うのが現実です。。カスタムテーラーは紳士注文服店のこととなるため、カスタムメイドは注文品、誂え品のこと。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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腰ポケット・玉縁 ジャケットなどのポケット口を雨よけなどのために付けられるものを「雨蓋隠し」というために、ポケット口に布地の付けられたものを一般には「フタ(蓋)・フラップ」付き、このフタのないものを「フタなし」といいます。この「フタなしポケット」の良い所は、フタがない分腰まわりをすっきり見せられることと、フタがあることで自然、視線が集まってしまうことを避けられるところ。また、ビジネススーツ標準として認知度の高いフタ付きポケットと違うものを付けることで、アクセントにもなりますし、個性を出せるという効果も見逃せません。。
フタ付きポケットのフタを取ると、「玉縁」と言われるポケット口の布端をバイアスカットされた別布で縁取りされた飾りが見えます。この飾りは上下両方にあるものが「両玉縁」片側だけのものを「片玉縁」。標準的な「玉縁」は上下とも4~5ミリ程度の巾となるのですが、この玉縁の下側(下玉)のみを太くしたものや、ビスポーク仕立てではご希望があればこの玉縁の太さ指定ということも対応させていただけます。。タキシードなどのフォーマルスーツでは、この「玉縁」を衿にかぶせる「拝絹地」で作ったりすることもあり、ファンシーなスーツでは表生地とは別色柄の生地で「玉縁」を作るという応用も。。 このほか、ジャケット胸ポケット標準の箱ポケットを腰位置に付けてみたり、その箱ポケットを斜め切り(カスタムライン標準では2cm下げ)とする「ハコハッキング」、チェンジポケット(腰ポケットの上にチケット入れ用の小さな口巾のポケット)のフタを取ってみたりと、なかなかバリエーションも豊富です。。

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スーツの名刺入れ

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もみ玉名刺入れポケット オーダースーツではオプションとしてお選びいただくことができる「名刺入れ」というポケットがあります。シングルスーツとダブルスーツ、お台場付きジャケットとでは一般的にその構造上作り方が違い、シングルスーツでは「ジャケット内ポケットの少し上、スーツ生地と胴裏地の境目あたりにある切れ込み」ここに差し込む形で作られます。。中には、名刺サイズほどの袋布が付けられており、ジャケット前部からみた位置ではちょうど胸位置のあたり。お台場仕立てのジャケットでは「もみ玉ポケット」。ご着用者が大きな動作をしても比較的影響を受けづらいため、長期間名刺を入れておいても、名刺の端や角が摩擦で消耗することがありません。長年の着用感から計算された絶妙の「名刺入れポケット」の位置というところだと思いますよ。。
会社に入ってはじめて名刺をもらったときなどはうれしかったものです。。もちろん、お仕事用の名刺なので個人的な用事のときには出すことは少ないと思うのですが、前日読んだファッション雑誌記事には、この名刺をプライベート時に出さないのがかっこ良い男の条件・・ということでした^^この会社用名刺をプライベートで出すには、いろいろなケースが想定でき、一概には・・とも思いますが、立派な肩書き付き名刺を飲み屋のおねいさんなどにあまり見せびらかしてはいけません・・ということなのかも知れません。。 オーダースーツは受注販売なため、お店では手付け的なお内金をおよそ3分の1程度いただくことが多いです。。お客様としても商品を受け取った訳ではないので、全額は気持ちとして難しいでしょうし、お店側も生地を裁断し縫製発注してしまうため、内金なしでは問題があります。。そんなときに、いただく身分証明的な名刺はなかなかかっこ良いですよ。。たまに、水戸黄門の印籠を出されたときのようなリアクションを店長に取らせる名刺をいただくこともあります^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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クラシコイタリアスーツ いまでは、クラシコスーツはビジネススーツの基本スタイルとして一つの分野となっていますが、Pitty Savile Rowをサイト運営させていただくようになった当時から注目されはじめた、このクラシコイタリア調のスーツスタイルには店長的にはひとしおの思いいれもあり、Pitty Savile RowのPittyは、その毎年2回イタリアのフィレンツェで行われる高級メンズ服の見本市、ピッティ・イマジネ・ウォモの当て字にしたほど。。
そのためということでもないのですが、Pitty Savile Rowでお仕立ていただくことができる3つのメンズ縫製ブランドのうちすべてのラインで、クラシコスーツをお仕立ていただくことができます。。「このクラシコスーツには、どのような違いが・・」という、お問い合わせをたまにいただくことがあります^^
クラシコスーツの基本は、「ゴージ位置・角度ともに高め、胸ポケット位置・釦位置も高め、高めでシェイプされるウエストライン、ウエストから裾にかけて自然なフレアするドレッシーなシルエット」これら条件を全て満たした上で、カスタムメイドスーツは「洗練度の高いきれいなお仕立て上がり」Ex-madeスーツは、「オーダーらしいフォルムと着心地の軽さ」、ビスポークスーツは、「肌に吸い付くと表現しても良いほどに人の体型に沿ったフィット感」比較的決められたパターンでご案内させていただくことが多い、カスタムメイドとEx-madeでは、ほんの少しEx-madeのほうが胸ボリュームがあるという着心地感の差があります。あとは、対応できるオプション類の違いや、全体のお仕立て上がりからの雰囲気などで、決めていただくことになります。。
クラシコスーツ好きのお客様の中には、一通り全ての縫製ラインをご経験になるという方も多く、なかなか一言では語れない奥の深さがあって、それもオーダースーツらしく楽しめるところです。。

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ジャケットの裏地と裏仕立ての選び方

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ナポリクラシコ裏仕立て ジャケットの裏仕立ての作り方には、種類が多くあり最も一般的でオールシーズンに向いたものとされるのが「背抜き仕立て」と言われるもの。これは「前身と背部分の上3分の1程度」に裏地がつくもので、表生地が春夏用、秋冬用素材のどちらに付けてもご着用期間が長くなります。。これに比べて「総裏仕立て」というものは、「前身+背の全て」に裏地がつくもので、秋冬用の厚手のスーツ生地に付けられることが多く、主には秋冬仕立てとされているのですが、春夏素材などに付けて少し肌寒い梅春用のスーツ仕様などにされる方もいらっしゃいます。また、「総裏仕立て」では、服内全体にすべりの良い胴裏地が付けられるため、回転がよく着心地が良さが増すということもあります^^
夏用の裏仕立てといわれる「半裏仕立て」は、「背抜き仕立て」の前身裏地3分の1程度を削って少なくしたような裏地の付け方になるため、その分通気が良く軽さも増します。。 機能的・装飾的な面をもつ、お台場仕立てには「角台場仕立て」「本台場仕立て」「剣先台場仕立て」など違った表情のものなどがあり、これはこれでまた迷ってしまうところ。。 「広見返し」は胴裏地をほとんど使わない盛夏用の裏仕立て、「カバーオール仕立て」は芯地・付属類を極力省いたシャツ袖仕立てが特徴的な「ナポリクラシコ」限定のものとなりますが、軽さ・涼しさでは一番のものなのではないかと思います。。
また、裏地をメッシュ裏地や極薄裏地とすることで、軽さ・通気性を残したまま、服内のすべり、回転を良くするために「背抜き仕立て」や「総裏仕立て」とするなど、裏地の種類とも考え合わせ、お決めいただくのが良いと思います。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ウールの特徴クリンプとSuper 表示

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ロロピアナ スーツ生地でウールという場合、一般にはメリノ種から産出されるメリノウールのことをいいます。ウール素材がスーツ地を含むアパレル用羊毛として多用されるようになったのは19世紀になってから。元来褐色・黒色系だった羊毛を長年の交配により白色の羊となるメリノ種を作り出すことに成功してからになります。。
ウールには衣料用として用いられるための適した性質が多くあり、「撥水性があるのに、吸湿性も高いこと」「繊維にクリンプ(縮れ)があるため、高い保温性がある」「シワになりにく天然繊維であること」「たんぱく質で構成されているため、染めやすく色落ちもしにくい」「難燃性であること」など。
さらに、これらメリノ種ウールの中でも、スーツ用高級服地には欠かせないスーパー表示される生地では、しなやかでなめらか、高級感のある光沢感を楽しむことができます。。一般に生地のクオリティを示すと考えられがちなこのスーパー表示は、そういう意味合いも一部ありますがその正しいところは、1キログラムの原毛で100キロメートルの糸を紡いで織った生地がSuper 100's。120キロメートルの糸を紡いで織った生地ならSuper 120'sということになります。100→150などと数字が増えていけば、それだけ極細の糸で織られた生地ということになるため、繊細でなめらかな生地ということになり、=高級素材といわれる理由です^^
糸の細さでは「Super 100'が17.5ミクロン」「Super 120'sが16ミクロン」「Super 150'sが14ミクロン」縮れを意味するクリンプは1インチあたり「Super 100'sが、30~32」「Super 120'sが32~34」「Super 150'sが36」 しぼ、縮れという意味合いから、イギリスでは「シアサッカー」のことを「クリンプ・ストライプ」といいます。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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cho-ku.jpg スーツ用の生地に織り出されるストライプ柄は、ストライプの太さをはじめ、縞柄の織り出され方など口で説明するにはそのバリエイションが多すぎるほど。サイト内でご案内させていただいている多くのストライプ生地もほぼ見た目同様の色柄で掲載させていただいているため、特徴の色濃く出ているストライプ柄を除いては紙面スペースの都合から特に細かい名前でのご案内を控えさせていただいているのですが、スーツ生地としてよく使われるストライプ柄で知っておいたほうが良いものがいくつかあります。。
主なものは、「ピンストライプ」「ペンシルストライプ」「チョークストライプ」「ダブルストライプ」「オルターネートストライプ」の5つのストライプ柄。前の3つはストライプの太さ、後から2つはストライプの組み合わせ方によっての柄名になります。。
ピンストライプ」はピンで引っかいたような細い縞柄で、ピンの頭ぐらいの大きさのドットを連ねてストライプとしたようなものをいい、ストライプ柄の中でも一番細い縞になるので、ビジネスユースには最適なもの。「ペンシルストライプ」は鉛筆で書いたような太さのストライプ柄で、「ピンストライプ」よりも太くなります。少し遠めで入っているな感が出るのは「ペンシルストライプ」ぐらいから。シャツ、ネクタイの色あわせを含めてトータル的に着こなしやすいストライプ柄だと思います。。
チョークストライプ」は、洋裁用のチョークで書いたようなストライプ柄で、ストライプ柄の中では一番太く目立つものですが、クラシックな雰囲気のするものなので上品にしっくり落ち着きます。「ダブルストライプ」は、ストライプを2本ひと束にして、等間隔に配列したもの。「オルターネートストライプ」は異なる色や太さのストライプを交互に配列するもので、サイト内でも「交互ストライプ」などという名前でよく登場します。。

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タイユール的なオーダースーツ

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タイユール オーダースーツなどというと、着ている人はかっこ良いものですが、作るほうはなかなかそうはいきません。ネットでホームーページ作成、更新するのと同じぐらいは地味かも知れませんね。。店長の仕事は、いただいたご注文を縫製指図書に書き起こし、間違いのないように点検、仕上がって来た品を検品など、細かいご希望の多いデザインや寸法指定のあるスーツの場合には、かなり気を使います。。本当は、パンツぐらい縫えると、まわりは生地ばかり、スーツ地には要尺的に足りないパンツ分生地が問屋さんから安く入るときもあるので、自分用アイテムも増えますし、衣装費用もずいぶん抑えられるのですが、それは老後の楽しみにとっておくことにします^^
タイユールは、フランス語でいうところのスーツとか、仕立て服屋を意味する言葉。ほぼ、オーダースーツ店と同じような意味合いで使われることが多いです。なんかこう、ぐっと雰囲気のある言葉なので、今ではあまり聞かれなくなってしまったコンチネンタル、エレガントな欧風調ヨーロッパ的なスーツスタイルも、逆に斬新です。。
オーダースーツらしいディテールの中で、一番人気のあるのがお台場仕立て。お台場仕立てにもいろいろ種類があり、角台場、剣先台場本台場など。Pitty Savile Rowではランニングステッチが基本の、ピックステッチなどは、ホシステッチなどと呼ぶところもありますが同じもの。また、斜めポケットとなるハッキングポケットは、スラントポケットなどというところもあります。。
ビジネススーツはメリノウールばかりなところから、ツイードフラノコーデュロイ麻・リネンコットンなど快適に過ごせるカジュアル素材にも多く注目が集まっていますので、選べるスーツシルエットなども増え、オーダースーツ的にスーツを仕立てるデザインカスタマイズの楽しみ方もよりいっそうな感じですね。。

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ハッキングジャケットのバックスタイル スーツの背の割り方には、センターベントのほか、サイドベンツフックベント、折り目が突き合わせになったボックスベント、背を割らないノーベントなど。最もビジネス向きでオーソドックスなセンターベントばかりが目立った十数年前から、お仕事用スーツにも若干の自由度と、クラシコスーツのような垢抜けたシルエットラインの普及から、組み合わされることが多くなってきたのがサイドベンツです。。ネットからいただくご注文の中でも、サイドベンツの割合は、おそらく7~8割。トラッドスーツにはフックベントという必ずセットされる組み合わせを除いての割合なのでなかなかサイドベンツの人気度は高いです。。
スーツ、背広の生まれた国イギリスでは、正式なスーツに合わせるベントはセンターベント。サイドベンツは、乗馬する時に着用するハッキングジャケットの腰まわりが楽なように両脇に開けられたものになります。。英国式スーツにはフォーマルとカジュアルなシーンで着用される2つの流れがあり、ひとつはビジネス・式典など着られるドレッシーなダークスーツスタイル、もう一方は、素朴なツイードなどの素材、クラッシックパターンなどの生地を使用して仕立てられる、カントリースタイルのシルエットを持つもの。乗馬用ハッキングジャケットもこのブリティッシュ・トラディショナルに含まれ、エルボーパッチガンパッチなどスポーツライクな用途に応じた狩猟用ハンティング・ジャケット同様、機能的なディテールデザインを多くもつジャケット。その代表的なところが腰まわりが楽なサイドベンツで、乗馬中、手が入りやすくするためのハッキングポケット(=スラント・ポケット、斜めポケット)もそのためのものになります。。
現在では多くが装飾的な目的のために取り入れられるデザインですが、知っていてコーディネートするというのもなかなか楽しいですよ^^

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コート丈のいろいろな長さ

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トッパーコート いつまでも寒いですね・・。というより、この時期が一番寒いのかも知れません。。朝、前日にお客様に見ていただいた生地の掛け直しなどをしはじめると、夜中じゅう冷気を吸い込んだ生地の冷たい感じを指先に感じます。。
衣服にはファッション的な呼び名で呼ばれる丈の長さがいくつかあり、コート用丈の長さの種類でもいくつか。コートレングスなどというとかっこいいです。。長さによって名前が異なるコート丈には、一番長いコート丈となる「マキシレングス」これは、くるぶしまで長さのあるコート丈の中でもマキシの名前の通り一番長いもの。「アンクル・レングス」と同じ意味で使われます。(※アンクルはくるぶしのこと)「ミディ・レングス」はふくらはぎの中央くらいの長さのもので、スカート丈の長さで使われることが多いですが、 コート丈でも使います。
コート丈の中で一般的な長さとされているのが、「ニーレングス」。ニーは膝なので、「膝丈」を意味し、膝頭の中央から少し上ぐらいまでの長さのもの。「スリー・クオーター・レングス」はそのままの意味は4分の3丈ということになりますが、7分丈のことを意味し、ヒップとモモとのおよそ中間ぐらいまでのコート丈のもの。「セブン・エイツ・レングス」は直訳8分の7丈。着ているスーツやドレスの総丈に対して8分の7程度のコート丈のものになるので、8分の1程度はスーツのパンツやドレスのスカート部分が見えているもの。コート丈の短いものには、トッパーコートに代表される、ウエストからヒップ中央ぐらいまでの丈になる「トッパー」があり、上半身を覆う程度の短いもの。

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ジャケットやパンツの釦の止め方

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釦の止め方の種類 スーツをオーダーする際に、スーツの表生地と釦の組み合わせを考えることはよくありますが、釦をスーツ生地に縫い付ける止め方にもいくつか種類があり、ビジネス用スーツにもちょっとした遊び心でご利用いただくことができる隠れたおしゃれ。。
一般的に、釦の止め方は中釦といわれる大きさのジャケット前釦、小釦といわれる大きさの袖釦や、パンツピスポケット釦も、4つある穴をそれぞれ平行に糸を通す「=」に見える止め方。別の止め方としては、4つある穴を交差するように「×」に縫いとめる「クロス掛け」や、1穴を中心に他3穴に糸を通すことで、鳥の足跡のように見える「鳥足掛け」という止め方があります。「クロス掛け」は程度の良い既製スーツにもたまに見られるオプションですが、「鳥足掛け」というのはちょっと珍しいかも知れません。。
この釦の縫い止め方は、変えてもあまり目立たないので、ただ自己満足なデザインかも知れないのですが、ひと手間かけたそのディテールの変化はなかなかうれしいものです。。
また、ステッチや穴かがり、切羽の色糸指定はよく知られているものの、この釦を縫い付ける糸を色指定することができることは、ご存知でないことも多いかも知れません^^やっぱり、オーダースーツなので、ステッチが変えられれば釦の縫い糸を変えれないことはありません。紺地のジャケットに赤の色糸でクロス掛けなんて、紺×赤で相性の良い組み合わせ、釦の色は何色に・・など、バリエーションが更に増えます。オーダースーツの釦付けは、釦を掛けやすいように長めの足をつけるので、これが色糸なのも秘かな楽しみ。。この縫い糸を変えるときには、ステッチや穴かがりの色糸と同じにしておくと落ち着きます。。

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パンツのダブル巾、カフス巾の基準

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ダブルソールの靴 パンツの裾の作り方には、シングルダブルモーニングカット(斜め)の3種類があります。スーツを着始めのころ、またはお仕事用スーツとしてパンツの裾まであまり気にせず、シングルで作っていた方に、今どき流行のダブル巾はどれぐらいにしたら良いかというご提案です。。
ダブルという言い方は日本名で、正式にはアメリカでは「折り返し」という意味の「ターンナップ」、英国では範囲が広くなりますが、シャツ袖の折り返しと同様「カフス」と言われます。たまに聞く「マツキン・マッキン」は、アメリカのマッキンリー大統領が雨の日に裾が濡れるのを嫌がって、折り返したのが「ターンナップ」の初めと由来されることからの呼び名です。。
Pitty Savile Rowのオーダーフォーム上では、3.5cm~4.5cmまでの5ミリ刻みでお選びいただくことができるようになっていますが、この折り返し巾を太くすることも、逆に狭くすることも難しいことではないため、どの縫製ブランドでも折り返し巾指定は5ミリ単位でご希望いただけます。
このダブル巾は4cmが標準的な寸法となりますが、基準となる目安は個人差のある股下寸法。股下寸法が長ければダブル巾も長く、股下寸法が短ければダブル巾も短く。。 あと靴甲の高さや靴底の高さとも関係が濃く、ローファーなど靴底や靴甲の低めのものは、ダブル巾も狭く、ボリューム感のあるクラシコイタリア系のダブルソールの靴底や、甲高な靴の場合には、ダブル巾も深めとするとバランスが良くなります。。

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