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ボトムス雑学の最近のブログ記事

ハウンドトゥース・ノータックパンツ

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ハウンドトゥース・ノータックパンツ ジャケパンスタイルのコーディネートにも1本あるととても便利なハウンドトゥース(千鳥格子)のノータックパンツ
白黒のミニチェック柄には少しの抵抗のある方も、是非この春夏シーズンにはお試しいただきたいクラシックパターンです。。

個人的にも、はじめて思い切ってしまった白黒グレンチェックのパンツ以降、ひと皮むけた感のあるお仕事用のスタイルなので、きっとお試しいただいた方には新しい発見があるのではと思いますよ。。
また、夏に涼しくより快適にお過ごしいただくためには、タックを1本入れるなど、少しゆったりめなシルエットでお仕立ていただく通気の良いオーダーパンツスタイルはいかがでしょうか。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/
オーダーパンツ安い お仕事はスーツばかりでするものだった数年前から、春夏シーズンだけにとどまらず、秋冬シーズンにもカジュアル化の波がおよんだ結果、カジュアルジャケットにくわえ、スラックスもオーダーでご注文をいただく機会が多くなってきました。。
今回お仕立ていただくスラックスの価格を見直させていただきましたポイントは、採寸方法。当店では初回・ご注文をいただく際の採寸方法として、ご愛用スーツ、ジャケット、パンツなどをお預かりして採寸をさせていただき、その寸法若しくは微調整後の寸法でお仕立ていただくというご採寸の仕方を主にご案内させていただいておりますが、このようにサンプルをお預かりさせていただく場合の、「専用の搬送箱をお送りし、お預かり後、またご返送、お仕上がり後送料も当店負担」と、「前回パンツ寸法・または微調整後」「採寸セットをお送りする」で、スラックスお仕立てさせていただく当店負担費用の差額を、お仕立て上がり価格からお値引きし、標準価格とさせていただくことで、パンツ1本あたり2~3千円程度、既に前回寸法をお持ちのお客様や新規ご注文でも自採寸でお仕立ていただく方のお仕立て上がり価格を抑えさせていただいております。。
サンプルのパンツをお預かりさせていただく新規パンツオーダーのお客様にも、価格変更前よりお値打ち価格で、当店顧客様やご自分で寸法をご採寸される方には、更にお安く、この春夏シーズンは、Pitty Savile Rowのオーダーパンツが見逃せません!!
オーダーコットンパンツ¥12960~ ストレッチパンツ¥14200、ビジネスパンツ¥12960~、リネンパンツも数種。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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白と黒のリネンパンツ 黒のボトムスは、今ではきっとすべてがちょい悪オヤジとなってしまっているだろう中年のおじさんにはとても便利な色のスラックスで、以前静岡県清水市(現在は静岡市清水区)というところでテナントの店長をしていた時には、ジャケパン的にはく替えパンツ数本のお仕立てならその中には必ず1本は黒のスラックス。タンスの中の黒のスラックスが傷んできてしまったら、補充するような感覚で買い足されるような存在。
こういった傾向は(ジャケットなどの柄も派手なものを好む)静岡市にはなく、濃紺やグレーの無地で作るオーソドックスなスラックスが「ちょっとよそ行き」とか、「ちょっと町内の寄り合いにお出かけ」の定番で、やはり海沿いで潮風が強く、古くは清水の次郎長的渡世人、博徒のふぜいが若干影響しているのでは・・と、はじめの頃は思ったものでした。。ウール素材の黒無地パンツというと、フォーマル用のパンツと差を付けるのが難しく、脇にダブルステッチを入れたり、ピスポケットをパッチポケットにしたりと少し工夫します。その点、素材をコットンやリネンで仕立てる場合には、夏らしいカジュアル感のある風合いを楽しむことができるのでとても楽。白、黒という色が明るい暗いの両端の色のため、合わせるトップスも巾広い組み合わせが楽しめるのもおススメなところ。
特に白ボトムスのリネンパンツやコットンパンツは、夏コーディネートに大きくメリハリをつけることができる救世主的アイテムなため、一度は思い切って挑戦してみていただきたいと思います^^
リネンパンツコットンパンツ

オーダースーツ Pitty Savile Row
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hosi_notuck.jpg 特に薄手の素材となる春夏のスーツでは、お仕事などで座っている時間の長いお客様から「パンツの前部分がどうしてもシワになりがちで・・」というお問い合わせをいただくことがあります。タイトなスーツに合わせるノータックパンツは、タックがない分モモ巾が狭く、そのため腰まわりのゆとり量が少ないです。。タックが入っていればそのタック量分のゆとりから、座っている姿勢でパンツ前部に出る横ジワが軽減されるのですが、ノータックパンツではその影響が直接出ることが多く、長時間のお仕事の間についてしまった横ジワのまま帰りの電車やバスに、飲み会に・・と、いうことになってしまいます。。
理想的には、パンツ前部に余裕を持たせるためにタック入りをおススメさせていただきたいのですが、シルエット的に太めになってしまうという理由から変更に前向きな方は少ないようです^^また、オーダースーツ的には、タックは入れてもモモ巾は細めや、タックは入れなくても多少モモ巾は広めなど、調整させていただくこともできるので、パンツのシルエット調整のご検討材料としていただければと思います。。
ご注文いただくスーツ素材にストレッチ素材をお選びいただくという方法もあります。このストレッチ性の素材はポリウレタンなど化繊を混紡することで、ストレッチ性を出すものと、織りのみで軽いストレッチ性を出すウール100%の素材など種類もさまざま。お仕事用などでご着用いただくスーツには、この織りのみで伸縮性を出すナチュラルストレッチのものがおススメです。伸縮性のための、着心地の良さと、回復力の強さで、シワ軽減にも役立ちます。
星飛雄馬が休日にはいていたパンツは、たしかノータックパンツ。

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スーツをオーダーするときのパンツ丈

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チェックパンツ パンツの丈寸法には、パンツの全長となる「パンツ総丈」、股から下の「股下」、一般には「パンツ総丈」から「股下」寸法を差し引いて求められる「股上」寸法に分けられます。タイトでショートなスーツ傾向にあるスーツ市場ではオーダースーツでもお客様からいただくご希望にはその傾向が強くあります。。店長自身バブル期のソフトスーツの頃には、股上寸法で28cmはあり、2タックパンツなのでゆったりは着用するものの、座ったときなど前身にはかなりの余りジワがでたり、立っていても平たいお尻のしたには棚ジワがあったり。。現在着用の店長のパンツは股上23.5cm~24cmとすることが多いです。はじめの頃には、どうしても股上の深いパンツと同じ位置ではきたがるため、なんとなく股に食い込む感じが不自然な気もしたのを覚えています。。
それこそ小学生の頃には、短足で太っているという悪口は子供ながらに最大の侮辱だったところを前面に押し出し、パンツをずりさげて全員短足となり、タイトなジャケットを着用して全員パツパツなふりをするのは・・、なんとなく不思議な光景ではあります。。また、そのスタイルが女性には好ましく、オーダースーツ店の店長的目からみてもかっこ良く見えるというのもファッションならではなのかも知れませんね。。
正しくパンツ丈を採寸するときには、腰骨を基準に「ベルト巾+ループ下り」分、上の位置がパンツ上端になるのが一般的。礼服用のパンツをオーダーするときには、流行を追いすぎてあまり股上の浅いパンツとしてしまうと、数年後着用するのがちょっと恥ずかしい・・というようなこともありがちなので要注意です。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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仕立て屋テーラー 東京や大阪の有名ショップなどには、英国、イタリアなどスーツの国の一流テーラーが招かれて採寸などをしてくれるイベントが開催されることがまれにあります。。独自のスーツ的哲学と長年培われた技術から仕立てられるスーツは、テーラーのファッションセンスそのもの。彼らがかっこ良いと思って作ってきたスーツが多くの人に受け入れられてきた結果です。。
某イタリアのクラシコ界一流テーラーの方に言わせると、「日本のパンツ丈は長すぎる。ワタシの考えるパンツ丈は、靴のはき口にかかるかかからない程度。パンツの裾巾は22~22.5cm前後で、ダブル巾はパンツ丈、裾巾とのバランスを考え4.5cm~4.7cmとすることが多い」らしいです。この、4.5~4.7cmの2ミリを微妙に使い分けるところあたりが、コダワリを感じるところですが現実問題としてなかなか難しい2ミリ差ですね^^
全てを自分で好きなように決めることができるオーダースーツでも、人に言われるとなんとなくそれが好ましいような気になることがあり・・。。今どきタイトなスーツのパンツは細身で短め、そのため裾シングルとする方が圧倒的に多いなか、氏のスーツ哲学に沿ったパンツのダブル巾ならタイトスーツにも相性が良さそうです。。
気がつけばそろそろ20年にもなってしまうという仕立て屋人生の中で、もっとも太いダブル巾はネットでご注文をいただいた6cm。その方は股下も長かったので、全体バランスを考えた上での、ダブル巾でした。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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パンツ裾のダブル巾を指定できる

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パンツのダブル巾を指定する パンツの裾はその処理の仕方で、シングルダブル、斜めにカットするモーニングカット、これは特殊ですが制服や贈り物用などとするときのためにお納め後パンツ丈を指定する、ハーフという裾上げを未処理としたものがあります。
シングルは折り返しのないもの、ダブルは折り返しがありホック止めとしたもので、マツキンとかカフスなどとも呼ばれます。「マツキン」はアメリカのマッキンリー大統領が講演先で急な雨に降られ、無造作にパンツ裾を折り返して着用したことから、「カフス」は服飾品の折り返されたディテール全般をさし、袖の折り返しカフスや、靴やブーツの折り返しなどと同様、パンツの折り返しもカフスと呼ばれます。。
ダブル巾(カフス巾)は、このパンツ裾の折り返された部分をいい、一般的には3.5cm~4.5cm程度が標準で、目安の基本はパンツ丈。パンツ丈とのバランスでパンツ丈が長ければダブル巾も多め、短ければダブル巾も少なめという感じです。。考えてみるとこのダブル巾は、ネットからご注文をいただくオーダーフォーム上では、この巾指定をしていただくことができるようになっていますが、お店でご注文をいただく際でさえシングル、ダブルなどは確認させていただくものの、巾まではお伺いしないことが多いです。しかし、なかなかに目立つ部分、しかもパンツ裾の落ち込み方や裾がブレイクするシルエットにも大きく影響するので大事なところ。なにより、それだけご自分のスーツ着用時の様子に気を配っているというのが、おしゃれ上手なための必須な条件なんだと思いますよ。。
また、この折り返し巾には制限はなく、ご希望があれば3.5cm未満、4.5cm超の5ミリピッチで対応可。特別にオプション料などは必要ありません。。コットンスーツリネンスーツなど、素材の違いや裾巾によっても工夫してみると良いと思います。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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trousers01.jpg スラックスもパンツも、トラウザーズもどれも同じスーツ用もしくはカジュアル用の下衣として着用されるズボンの名前です。。オーダースーツ店の店長的にも、どう違うのかと言われると、せいぜい「スラックスは、少し年配のおじさんが呼ぶ替えズボンのこと」「パンツは、下着と同じもののようで恥ずかしいが、雑誌・メディアを含め通称しているため、普通に使われているズボンの呼び方」「トラウザーズは英国的なズボンの呼び方」。ズボンには各国でそれぞれ付けられた名称があり、トラウザーズは英語、パンツは米語、フランス語ではパンタロン、ドイツ語ではホーゼンというらしいです。
これらは、すべて広い意味では腰より下の位置で足を2本通して着用する長いズボンの形をしたもの、となりますが、「スラックス」にはスーツのズボンよりもカジュアル向きな替えズボン。スラックスの語源となる「slack」には、「ゆるみ・たるみ」という意味があるように、昔には今よりもゆったりめにはく長ズボンのことを意味していたようです。。 「パンツ」は、米語で長いズボンを意味する「パンタルーンズ」の略語。やはり、下着を意味する言葉ですが、1960年代、イブサンローランが発表したパンタロンが「シティー・パンツ」の呼称で広まり、そこから長ズボン=パンツと定着したもの。
トラウザーズ」は同じ長ズボンでも、スーツに合わされるズボン、礼装用のズボンという意味合いが強いです。。「パンタロン」は1960年代~70年代にかけて、ヒザから裾にかけてフレアしたベル・ボトム型のパンツが大流行した時期と一致して使われるようになったズボンの呼称であることから、日本ではこの裾広がりなシルエットを持つパンツを「パンタロン」と呼ぶようになりました。。 ブログのネタに店長も知らなかったパンツ別、たぶんどうでも良い違いをちょっと調べてみました^^

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pipestem01.jpg パンツのシルエットにはいくつかの種類がありますが、ビジネス用スーツやカジュアル用に使われるものは比較的絞られてくるのではないかと思います。。一番ポピュラーなのが、テーパードパンツといわれるモモ→ヒザ→裾に向けてだんだん先細りになったシルエットをもつもので、テーパードが「先細り」という意味。服飾用語で使用されるテーパード(先細り)には、袖先が先細りとなるテーパード・スリーブや、プリーツが裾に向けて広くなるテーパードプリーツなどがあります。現在仕様のビジネス用のパンツでも最もオーソドックスな大人しめなシルエット。。
サンプルスーツとしてお客様からお預かりするパンツのシルエットも種類がさまざまで、ノータック、全体的に細身でヒザ巾・裾巾の差寸が少なめ、モモ巾も細いタイプのものは、アイビー調の「パイプドステム型」パイプの軸(パイプステム)のように細長いシルエットとなるもので、パイプステム・トラウザーズと呼ばれるものです。簡単に今どきタイトなパンツシルエットのようなスリム・シルエット、ナロー・ライン。
ヒザ巾よりも裾巾が2~3cm広めのブーツカット仕様のパンツシルエットのものも、レディーススーツのみでなくメンズジャケットに合わせてご注文をいただくことも多いです。。レディーススーツ同様、股上が浅い腰ばきで、少しがっちりめの靴に合わせる時のパンツシルエットとして選ぶ方が多いようですよ。。
また、コットンスーツリネンスーツように合わせるパンツとしては、2タック仕様など少し太めなモモ巾に対して、差寸の少ない太めなヒザ巾・裾巾となるバギー調のパンツというのも、風通りが良くておススメです。。

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fabric_brand.jpg 毎日着るスーツのシルエット、デザインが気に入ったものであることは、短くても数年着用することとなるご愛用スーツとしては大事なところ。。また、それ以上に耐久素材であるスーツを、長く良い状態で着ていただくための工夫もオーダースーツには多くあります。。
パンツジャケットに比べて運動量が多く、その分汗による湿気や摩擦など着ている人には気がつかないところで過酷な状況に置かれています。パンツ用の補強布としての「股シック布、シック布」は、ご存じないかたも多いと思うのですが、パンツをはくときに内側を見てみると、パンツの股部分(後身側)に三角形の布がついているのが見えると思いますよ。。これが通称「シック」で、股ズレ防止用の布になります。これはがっちり体型の方の内股が歩くたび擦れてその部分のみ磨耗してしまうことを防ぐためのもの。当店のお客様の中にも多くこの股ずれに苦労している方が多く、このシックを大判にとか、更に強力にスーツと共生地で付けるなど着心地重視よりも股ズレ防止を重視したご依頼をいただくこともあります。。特に股ズレに苦労されていない方にとっても、この内股部分は傷みやすい場所であることには変わりないので、やはりパンツの補強布としては大事な役目をもっているシックです。。
靴ずれ」は、パンツの裾の後ろ側に付けられる補強布。特にパンツの後ろ側が傷みやすい部分なための工夫で、ここがオーダースーツらしいところは、生地の耳といわれるブランド名・素材名の入った生地端の刺繍部分で作られるところ。ジャケットの内側に付けられる生地タグなどと同様、仕立てられたスーツの生地ブランドがわかり、また刺繍された耳は単純に目立ってきれいなので、うれしいディテールになっています。。

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カジュアルにサスペンダー サスペンダーはフォーマルで使用する場合には、吊りバンドのゴムその他無地系で控えめな色。燕尾服モーニングタキシードなど礼服のパンツには黒が一般的です。 ビジネス用に合わせるものとなると、サスペンダーの形ももう少し範囲が広くない、ベルトの巾が広くなったり、無地のみでなくベルト上に装飾的な絵柄が飾られたりします。。巾が広くなると、サスペンダーの露出度が増え、色柄によっては目立ちすぎてしまう・・という心配も、お仕事用スーツの場合にはありますが、サスペンダーの色合わせは、スーツ生地、ネクタイとのバランスで合わせるとシックにコーディネートすることができますよ。。また、経験上、少し広めぐらいのベルト巾のほうが、肩にかかるパンツの重さが分散されて長く着用していても比較的楽です。。
サスペンダーの止め具の形には2種類あり、ボタン止めの場合にはパンツにも専用の「サスペンダー用釦」が必要です。一方はクリップ止めで、これはサスペンダーそのものにクリップが付いており、パンツの腰帯に挟んで止めるものなので、どのようなパンツにも対応可。オーダースーツの場合には、「ベルトループを付けず、サスペンダーベルト専用に着用」という、ループなし指定にも対応させていただけます。。
サスペンダーは正しくはサスペンダーベルト、これはアメリカ式の呼び方で、イギリス式ではブレーシズ。知っているとちょっとかっこ良さそうです。。日本的にはズボン吊りや吊りバンド。
カジュアルにあわせるのなら、オーダーらしくサスペンダー用の釦を、サスペンダーの止め具と同系色などにするのも面白いです。。

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パンツの折り目クリース

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ガニ股・O脚・カニ足 クリースは、パンツだけでなくスカートや衿の折り目などについていいますが、主にはパンツの前折り目について使われます。。このパンツのクリースの折り目があまかったり、消えかかってしまっているというような状態のパンツは、なんとなくパンツが横に膨らんでしまったようなシルエットで、全体にしまりがなくだらしなさそうです。
長く着用している内に、どうしても弱くなってしまいがちなパンツの折り目を長く持続させる万年プレス的な加工が、シロセット加工で、これはPitty Savile Rowでも無料サービスさせていただいてるものになりますが、ウールのたんぱく質に働きかけるシロセット液を噴霧し、プレスすることで、パンツの折り目をクセ付けするというもの。パンツのきれいな折り目が長続きします。。
また、昔からスーツ着用時の身だしなみとしてクリースは、目に付きやすい場所、手入れしやすい場所でもあるため、気を配らなければならない部分と考えられていたようです。パンツの裾が靴の甲でたるみ前折り目線が裾口で曲がってしまわないようにするための、モーニングカットは通常水平のシングルカットの裾口を、前部分のみ1.5cm程度短く作る仕立て方。蟹足(ガニ股・O脚)・内股などのための、補正技術もそのひとつです。。 ジーンズにもクリースを付けて・・というような多少アバンギャルドな着こなしを耳にすることもありますが、ファッションは自信をもっての着こなしが一番大事。「着る服がないので、裏返しに着たらそれが流行した」「長袖の裾をざくざくカットして着ていたら褒められた」レディースのパンツでは、ビジネス用スーツでもクリースをなしでというご注文もたまにあります。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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生地の耳 縫製工場やオーダースーツの店舗でスーツをお仕立てする前の段階では、寸法帳と生地は間違って縫製されてしまわないように一緒に束ねられ、裁断に回されることになります。。生地にはそれぞれ生地番号は付いているので、慣れてくれば「この生地番号ならどこの問屋から仕入れたもの」「舶来のバンチブックにのっている生地の番号」など、素材の種類やある程度の製造年までわかってしまうのですが、仕立てあがってしまったスーツからはこの生地番号がわからないため、一般的には「生地の耳」と言われるものを、裁断時の縫製パーツの置き方から、パンツの脇ポケットの内側や、パンツ裾の内側の靴ずれ部分に残すようにしています。。
この生地の耳は、よく「made in England」とか「New WooL 100%」や、ゼニア、ダンヒルなど生地のブランド名をそのまま記されているもので、大量生産的に織られる織物にはない、オーダースーツで使用されることの多い上質な銘柄の証です^^(コットンスーツリネン・麻スーツなど天然素材の生地には入らない場合があります。)
パンツ裾の内側にある靴ずれは、見やすい場所ですので、一度お手持ちスーツでお確かめいただくと良いと思いますよ。。この靴ずれは、靴のかかとと摩擦することで消耗が激しくなりがちな、パンツ裾の後ろ・内側に補強のために付けられた布のことで、1cm×15cm程度の長方形の形をしています。スーツ屋が、共生地の必要な補修のご依頼をいただいたときに、まず見て生地の銘柄などを推測する部分です。。たまに、ちょうど文字が見えるように生地の耳が入っていないような時もあり、苦労するところでもあります^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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パンツ総裏仕立て パンツの裏仕立てには「ヒザ裏」といって、立った状態でパンツのヒザ下10cm程度の位置まですべりの良い裏地が付くのが標準です。。この「ヒザ裏」は、立ったり座ったり、歩いたりする時にヒザとパンツの摩擦ができるだけ少なく、動きやすくするために付けられていて、あるのはパンツの前身のみ。人の動きにあわせて、パンツとの摩擦が少なくなるよう必要最小限に付けられているのが「ヒザ裏」になります。Pitty Savile Rowでお仕立ていただいたパンツの全てにこの「ヒザ裏」が付いていますので、普段は気がつかないではいていることが多いですが、朝、ご着用いただく時にでもご確認いただければと思います。。
このパンツの裏仕立てをできるだけ暖かく、ウォームビズ仕様にしようと思ったら、「ヒザ裏」では前身のみ必要最小限についているポリエステル裏地を、パンツの内側全体にぐるっと一周付けてしまう「パンツ総裏」という仕立て方があります。夏物にも冬物にもどちらにも付けられる「ヒザ裏」は、動きやすくするために付けられるものですが、「パンツ総裏」はパンツ内の暖かさを逃がさないためのもの^^一般的には、パンツ裾から20cm程度のところまで付けられますが、「ご指定によって裾まで全部付ける」、必要があれば「裾から何cmのところまで付ける」という詳細指定も可。。もちろん、「ヒザ裏」同様、パンツ内のすべりが良く動きやすいという効果もあります。 学生の頃にはさむーい自転車通学時、中に見た目がずんぐりしてしまうほどジャージを着込んだりなどしましたが、もとから薄い裏地がついているのでスマートですし、なにより軽いです。。
10年ほど前静岡にあったヤオハンという中堅の総合スーパーのテナントとして店にいた頃は、ちょうど隣接駐車場出入口の真正面にあり、商業的な場所としてはなかなか良い場所でしたが、真冬など常に寒い風が吹いていたため、この「パンツ総裏」はなかなか役に立ちました。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ゴルフパンツ ゴルフウエアといえば、防水性・防寒性などに優れたスポーツウエアですが、ゴルフ・パンツは昔からよくオーダースーツでもご注文をいただきます。やはり、既製のパンツでは体型的に合わないとか、色柄の変わったものをというご希望から^^無地系よりは柄物、特に大きな格子柄の色が派手めなパンツがお店でもおススメしやすく、多くのお客様が好む色柄なのは静岡だけでしょうか。こういった、大格子柄でストレッチ製のものは更によく、「ウール100%だが織りのみでストレッチ製を出したナチュラルストレッチ」、「ポリウレタンなどの化学繊維を混紡してより伸縮性を高めたもの」など、最近ではストレッチ性はまったく無いといって良いコットンでもこのポリウレタンを5%ほど混紡することで、快適な着用感を実現したものまで。主にはタイト志向の要請から、タイトフィットな着心地感をアップさせるため工夫だと思うのですが、こういったストレッチ性の高い素材はアクティブなスポーツ用ゴルフパンツには向いています。。 誰もがゴルフに関心を持っていたバブルな時代には、店長も打ちっぱなしぐらいには行きました。。ほとんど、バッティングセンターの感覚でたまに行った程度ですが、グローブのみはマイグローブでした。。 今までオーダーでご注文をいただいたゴルフパンツは、ご年配の方が多いせいもあると思いますが、立ったり座ったりが多いからという理由から、「ヒザ巾を少し広め、股上は深いほうが楽」というものが多かったように思います。石川遼のような股上が浅く、タイトフィットなパンツももちろん寸法指定で対応可。ゴルフのピンを入れておくのに便利だということで、パンツの帯間に付ける時計ポケット(フォブポケット)のサイズをご希望サイズに微調整というご注文をいただいたこともありました。。

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ベルト・ループ下り タイトで股上の浅いパンツには、ベルトの帯の位置に付けられるループの位置はなかなか重要。このループ位置はループ下りと言って、パンツ上端から1cm下がったところに付けられるのが標準なのですが、中にはトップループ(パンツ上端に平行した位置)や、5ミリ下がった位置などに付けられることがあります。
パンツをゆったりめにはくツータックパンツの場合には、股上も深めなことが多く、このループ下がりを標準の1cmから2cmなどとより深くとることで、ルーズな股上の着用感、また実際のベルト位置よりも上にあるループ下り部分の2cmは足長に見せる効果があります。逆に、タイトで股上の浅いパンツをはく時には、小尻に見せたいため、ループ下りは標準の1cmよりも、ループ下りのないトップループにしておくのがおススメです。。
このループ下り寸法は、標準的なオーダーパンツ・スラックスのフォームからはご指定いただくことができないのですが、どの縫製ラインからも5ミリ単位でご指定可。ご愛用スーツをお送りいただいて採寸させていただく場合には、そのパンツを参考に、採寸フォームから指定寸法をお知らせいただく場合には、基本はループ下り1cmですが、浅すぎる股上寸法などの場合には、トップループ指定でお仕立てさせていただいております。。
また、ご使用ベルトの太さに合わせてループの長さ、またお好みでループの巾もご指定可。パンツ上端から下がったループ下り位置がベルトの上端位置ともなるため、見た目・ご着用感とご相談いただいて、決めていただくと良いと思います。。

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帯付きパンツ パンツの上端、ループの付く部分を腰帯というのですが、この腰帯(ウエスト・バンド)を付ける付けないという選択がオーダースーツにはあります^^オーダーフォーム上ではなかなか全てのものに対応することができないため、ご案内できていないディテールもまだまだたくさんありますので、気になるものがありましたらお気軽にお問い合わせを。。 この帯なし、帯付きは、通常メンズスーツで3.5cm、レディーススーツでは3cmの帯を選べるもので、「帯付きはこれら幅の腰帯に裏には腰裏を付けた、履き心地は少し堅めな感じ」、「帯なしは、腰帯が付かないパンツ身頃が下から上まで1枚の生地で作られたもので、腰裏も柔らかなものが付く、やさしい履き心地」
ご着用感と見た目で差のある二つのパンツウエスト部の作り方ですが、帯付きのほうが耐久性があり、しっかりとした仕立て上がりになることから、Pitty Savile Rowでは、以前は「痩せ型の方には帯なし」「太めな方には、帯付き」と区別してお仕立てしていたのですが、個人によりお好みもあることから、今では特別なご注文がある場合以外、標準的な帯付きでお仕立てしています。。店長の仕立てるパンツは帯なしのものが多く、というのはなんとなくオーダーらしいという少しミーハー的な理由からなのですが^^
また、このパンツの帯付き、帯なしはデザイン上若干の制限があり、アジャスタ(ウエスト調整ベルト)付きの場合には、この腰帯にウエスト寸法を伸縮させるためのスライド金具を付けるため、帯付きが必須。帯に持ち出しが付いたり、また持ち出し先端の形状が剣型(三角)となるようなものにも、腰帯は必要になります。。

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ビーバップ・パンツ 個性的にオリジナルな学生服を主張したいヤンキー、不良学生さんとオーダースーツ屋とは案外接点があり、市販されているような学ランはあまり着ない人たちにとって、オーダーメイドは欠かせません。。パンツのシルエットだけとってみても、ビジネススーツのシルエットより、ドレスコードがあるようでないだけに、はるかに豊富。不良学生ズボンの代名詞的「ボンタン」土管のように裾まで太いシルエットを持つ「ドカン」ボンタンの裾を極端に絞った「ボンタンスリム」ほか、「タイトスリム」「バギー」「ブーツカット」などパンツシルエットの代表的なものももちろん含まれます。。オーダーパンツ・スラックスでは全てお仕立て可。
今の学生さんはこういったパンツははきませんので、現在、仕立てのご依頼がある訳ではなく、またPitty Savile Rowのような、お仕事用スーツ中心の品揃えの店よりは、個人の仕立て屋さんで、専門にボンタンを仕立てるところがあったようです。何本かあるビーバップの映画の中でも、「あの仕立て屋のじじーは腕が悪い、あの○×丁目のばーさんが安くてうまいよ」など、仕立て屋の口コミをしているシーンがあります。。以前刺繍屋さんの店の目立つ壁正面に、どうも暴走族からの発注らしい特攻服に背中の刺繍が・・、「警察からはあまりやらないようにと言われてるんだけど・・」という話でしたが、80年代当時の仕立て屋の関連業界はそんな感じでした。。
黒無地の学生服生地をいかに目立つように、と工夫を凝らすパンツには、ハイウエストのパンツなども多く見かけ、そのパンツの腰帯後ろ中央には、「シートピース」という切れ込み(山はぎ)。ビジネススーツに入れるならメンズの腰帯が標準で3.5cm、レディーススーツで3cm程度になるので、浅めに1cm程度入れるのがおススメです。機能的には、切れ込みの分少しゆとりがでるので、パンツがきつめになってしまったときに自然に着用感を調節してくれます。

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ドラえもんのポケット オーダースーツには着ている方さえご存知ない便利な機能がおそらくまだまだあり、その一つがパンツやジャケットのポケットにつけられている「忍びポケット」というもの。スーツを着ている時に、ポケットの中に手を入れていただくと、ポケットの袋布で小さく仕切られた部屋が底のほうに確認していただくことができると思います。。
この「忍びポケット」は、小銭などを入れている時に、ポケット内全体にバラバラ、チャリチャリと小銭が広がってしまうのを防ぐためのもの。4センチ角程度の小さな小部屋にジャリ銭をまとめてしまって、バラつかないようにできます。スーツを着て飛んだり跳ねたりという動きをすることは少ないと思うのですが、万一のそんな激しい行動をした時にも、「忍びポケット」内から、小銭が飛び出してしまうことはありませんし、また、一箇所にまとめられているため、小銭同士が触れ合って大きな音を出すこともありません。。その構造から考えると、逆立ちにもおそらく対応です^^
財布を持たない方にはとっても便利な機能ですし、また札入れ用の長財布に、小銭用のがま口よりもスマートです。中には通常ポケット袋布に1つ付いている「忍びポケット」を2穴にして、硬貨別に便利に使い分けるという方もいらっしゃいます。歴史のあるスーツという衣服には、「機能的には必要さは少ないものの装飾的なところから残されているもの」や「使えば便利な標準仕様としてつけられているもの」さらには、「カスタマイズできる多くの選択項目」など。なにげなく着ているスーツにもほんの少し目を向けていただくと、きっとお仕事も楽しくなってしまうのでは・・と思いますよ^^
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チェンジポケット(チケットポケット)

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半端丈なクロップト・パンツ

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クロップド・パンツ 半ズボンの小学生が、中学生になって少し生意気になると、ヨソ行きにはハーフパンツ若しくはバミューダパンツをはくようになる・・と思っていたのは、当時、店長だけだったのかも知れませんが、その頃初めてはいた膝上丈のハーフ・パンツは、全体に薄いグリーンの草木染めというもので、ベルトをするためのループがなく、脇ゴムもなく、長めにのびた共生地の持ち出しをバックルでとめるというもの。アジャストタブ(アジャスター)とベルトが一帯となってしまったようなデザイン。この少し変わった色合いととデザインが気に入って、ハーフ・パンツはその後定番スタイルのようなところがありました^^ただの色のついたランニングがタンクトップというおシャレな名前であることを知ってからは、余計ですね^^
もともと薄かった草木染めという色もはげ落ちてきてしまったので、その次だったのが真っ白のやつ。裾にカフスのあるものでした。これは、あまりはかなかったですね・・、そのうち高校生になって、もっと生意気になると、長ズボンになる・・というのが、お決まりなようなのですが、店長のファッションは、静岡激安カジュアルのハシリ的、ピンク屋特製でしたので、少しパンチが効いていたかも知れません^^
ファッションはほんと、着る人の着こなしとネーミングでずいぶん、イメージの変わってしまうもので、「切り取った」という意味合いの「クロップト」。「パンタクール」は長いパンツを途中で切ったような形のものなので、シルエットを限定しない「クロップト・パンツ」のほうが、含む範囲が広いように思います。
長ズボンを短くして、ハーフパンツにならないものか・・と、考えたことのあるのは店長だけでしょうか^^リフォームですね^^

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