ジャケパンの最近のブログ記事
スーツは普段オーダーされている方でも、パンツは「そこら辺にいくらでも売ってるし・・」と軽く見られてしまうことも多いオーダーパンツ・スラックスですが、運動量の多いパンツこそ、寸法・体型のあったフィット感は大事なのではないかと思います。。既製服などでもよく知られているドロップサイズは、「バスト-ウエスト」の差寸から、Y体・AB体と体型分類する指標となるものですが、パンツにも「ヒップ-ウエスト」で区分されるオーダーパンツ的体型分類があります。一般にウエストが細い人は、モモ巾も細いことは多いものの、スポーツマン体型の方には当てはまりません。「ウエストに合わせるとモモ巾が合わないため、サイズを2~3サイズ上のものを選び合わせて大きくなってしまうウエストサイズを詰める」というご経験のある方もいらっしゃるのではないかと思いますよ。。
また、普通体型の方でも、モモ巾(ワタリ巾)・ヒザ巾・裾巾で決まるテーパード、ブーツカット、バギー、スリム、パイプドステムなどパンツシルエットの微調整、ポケット形状やその他ディテールデザインなど、テーラードなオーダーパンツをお楽しみいただけるのではないかと思います。。
ジャケパンスタイルとしてご案内させていただいてほうが良いのかも知れないコットン素材ですが、オーダースーツ店の店長的にはコットンジャケット・・というよりも、自然とコットンスーツという言葉が先に出てしまいます。。カジュアルスーツに分類されるコットンスーツも、テーラードなしっかり仕立て、ビジネススーツに準じたディテールオプションなどとすれば、いまどきのドレスコードでは十分ビジネススタイルに^^そして、コットンスーツやリネンスーツなどのカジュアル素材で仕立てたスーツのお仕事用ご着用時、欠かすことのできないのが生地の上質感。ある程度、生地の上質感がないとサイズはあっていてもだらしなく見えてしまいます。仕立ての良さ、ウールスーツ同様のフィット感、生地の上質感がそろえば、コットンスーツだけでなく、クールビズ、ウォームビズ向きな素材も自分を表現しやすいファッションアイテムとしてコーディネートの巾も広がります。。
コットンスーツを夏仕立てとするときに、まず店長も悩むのが裏仕立てを裏地を付けない「広見返し」とするか、それともメッシュ、極薄裏地など風通りの良い裏地を付けるか。 オーダースーツらしい「広見返し」という裏仕立ては通常見返し(ジャケットの内側・スーツ生地と同じものがついている部分)に続く胴裏地の部分まで、スーツ生地が付いているもの。見返しの部分が広いので「広見返し」。裏地をつけておいたほうが良いだろうか・・、と迷うのは、メッシュや極薄裏地を付けておけば、服内の摩擦が軽減され動きやすい・・というところから。「広見返し」には、一般的には袖裏地がつきますが、ご指定で袖裏地なしという縫製仕様も対応可です。。
どの生地ブランドの生地にも秋冬、春夏シーズン別に必ず収められているグレンチェック。オーダースーツ用生地としてもこれほど有名なクラシックパターンはないと思いますが、比較的街中で見ることは少なく、ファッションに精通した方の多いネットからのオーダーでも多くはありません。。秋冬素材としては若干の起毛感と厚地なテイストで、暖かみがありまたクラシックパターン特有のシックで包容力のある一面を見せてくれるグレンチェックも、春夏素材としては白黒なモノトーンがキレのあるシャリシャリ夏素材に陽ざしを反射させてくれるようなクールなイメージ。グレンチェックのような柄物は、比較的ネクタイのセレクトが難しくなく、また衿高シャツに合わせるノーネクタイのスタイルにも相性が良いです。。また、上下で着こなす自信のない方も、セパレートなジャケパンスタイルでお仕立ていただく場合、コスト的にもそれぞれジャケット、パンツと単品で仕立てるよりも、一緒に仕立てる生地の要尺効率から割安です。
グレンチェックといっても、その柄の形は微妙な違いがあり、グレンチェック柄にプラスされるオーバープレイドな色格子柄が加わるとまたその雰囲気は変わります。気になる生地は、カタログ・サンプルチップで見比べていただくのもおススメ。テーラードでお仕立ていただくシルエット、ディテールをカスタマイズしていただけるオーダースーツで、ご新調スーツのイメージを膨らませていただければと思います^^
Pitty Savile Rowのオーダースーツでは、1ミリ巾、4ミリ巾とストライプ巾の異なるコットン・シアサッカー素材をご用意。1ミリ巾ストライプのものは、サンプルのネイビーのほかグレー。いわゆるカジュアルスーツといえるような、カジュアル素材で仕立てた上下スーツといえるもの。ジャケパンスタイルとしてご着用いただく場合には、それぞれの上下アイテムを異素材ジャケット、パンツと組み合わせることでコーディネートの巾が広がります。
タイトスーツは現在のトレンドから外せないところですが、快適に涼しく夏を過ごしたいときにはやはりジャケットにはある程度のゆとり量は必要です。タイトスーツはすでにフォルムがタイトなシルエットでかっこ良くできているため、そんな時にはシルエットがもともとゆったり、まわり寸法などのゆとり量も多めにとられているトラッドスーツ。胸ダーツをとらないボックスシルエット。夏のご愛用ジャケットの1着に、清涼感のある素材で仕立てると便利だと思いますよ。。
ハリとドライタッチな風合いが特徴的なコットンスーツは、吸湿性、通気性の良さから春夏のカジュアル素材ではもっとも身近でなじみのある天然素材です。。生地価格もオーダーで使用されるほどの高品質なものでも比較的手に入りやすいため、「少しだけ時間をかけて、着心地の良いものを・・」「デザインもオーダーならではのものを工夫してみたい・・」というご希望から、オン、オフ問わずお仕立ていただく方も多いカジュアル素材となっています。。カジュアル素材でスーツ、ジャケットを仕立てる際に、ジャケットシルエットも含めて大きな検討材料となるところが、肩をしっかりホールドしオーダースーツのフィットを楽しめるテーラード仕立てとするか、肩パットや付属類を極力排し、アンコンストラクティブなアンコン仕立て(簡易仕立て)とするか・・です。。テーラードなら、着こなしによってはタイドアップなドレスカジュアルとして、今どきのクールビズ用ジャケパンスタイルにも十分対応することができますし、アンコン仕立てとした場合には、ある程度制限のあるディテールデザインなども、通常のビジネススーツと同じオプション類が全て対応可。 Pitty Savile Rowでお仕立ていただくことができる、アンコン仕立てのジャケットでおススメは、カスタムスーツ専用のナポリタンクラシコスーツ。このジャケットシルエットは、アンコン仕立て、雨降り袖というシャツ袖仕立てとすることで羽織るような快適な着心地を実現し、見た目にはテーラードスーツ的なフォルムとなるもの。シャツジャケットほどくだけていない、ビジネステイストを残したジャケットという位置づけのものです。。カバーオール(作業着)的に、腰ポケットをフタ付きアウトなどにしてみたい気分です。。
伝統的なカフリンクスはチェーン式のもので、その装いはあくまでもドレッシーなもの。ダークスーツに白のフレンチカフス(ダブルカフス)のシャツ、ネクタイも光沢感のあるシルバーのソリッドタイをあわせ、おめでたい席や、パーティー会場など用のコーディネート。袖口を折り返し、釦穴4つをカフリンクスで止めるフレンチカフスとした白無地のシャツなどは、お祝い専用のシャツとして1枚あるととても便利かも知れません。。チェーン式のカフリンクスは2つの宝石・貴金属などをチェーンで結んだものを、それぞれの釦穴に通して止めるものですが、簡易式といわれるものは、装飾用の宝石・貴金属が1つのみで、脱着用の金具を取り付けられたものになります。。市販品ではどちらかといえば、こちらのほうがポピュラーで、一般的なものかも知れませんね。。
どちらもドレスアップの袖口には欠かせないものですが、若干のリラックス感を漂わせ春夏のテーラードなジャケパンスタイルの袖口からのぞかせるには、宝石・貴金属のカフスボタンではなく、ゴム製カフスというものがおススメです。。素材がゴム(ラバー)なので、その脱着はとても楽ですし、遊び心満載の商品群もなかなか魅力的です。。また、衿腰高めのノーネクタイにも相性が良さそうです。。
他にカフリンクス的なアイテムには、カフカバーという、シングルカフスのシャツ袖釦にかぶせるだけで、アフターファイブをよりお洒落に過ごせてしまうという便利なものもあります。。
TPOはもはや死語かも知れません。。店長のような40歳前後世代の人には、ファッションやデートのハウツー本には必ず見かけていたこのTPOはT=Time(時間)、P=Place(場所)、O=Occasion(場合)の頭文字で、時と場所と場合を選んだファッションならコーディネート、デートならエスコートや対応をすべきだという処世術的なもの。
休日にはハードな仕事を疲れを昼寝で癒すだけのような生活になってしまいがちな、おじさんたちのワードローブは、仕事用スーツ一通りのローテーション分とそれに合わせるシャツ、ネクタイ、革靴一式。スーパーの運転手、荷物持ちをツトメるためのジーンズ主力な休日用コーディネート一式。こんなひどい例は、少ないのかも知れませんが、外に出る機会が減ると自然と衣服も増えません。。タンスの中を見回してみて、ちょっとよそ行きの洋服が・・、あっても形が若干古い・・、と感じてしまった方には、紺、グレーのジャケットを中心に、黒、グレー、グレンチェック、ハウンドトゥースなどを中心にコーディネートするスタイルが、上下を品良く組み合わせることができるバリエーションも豊富で、考えることも少なく失敗することもないアイテムです。。しかし、お出かけするTPOまで気にしだすと、例えば、コットンスーツなら「ビリヤード台があるようなバーのカウンターで・・」「明るい日差しのカフェテラスでブランチ」「平日の昼下がりにちょっとオトナの待ち合わせ」やはり、きどった夜のバーカウンターではダーク色なスーツ、明るい日中なら明るめトーンなチェック柄など、アンニュイな昼下がりな気分にはミディアムブラウンなジャケットというところでしょうか。。会う人によっても、色やシルエットのテイストが変わるも自然なこと。出かけたところが、なんとなく場違い・・というようなことになってしまわないように、ジャケパンスタイルを楽しむセンスも大切です^^
仕立て服店と外商というのは、ずいぶん昔から縁があり、「こちらのほうに寄る用事があったもので・・」というほど奥ゆかしくはありませんが、どこへでも出かけて行き、図々しく他の職域にお邪魔しては、「スーツはみんな着るのだから、どーせならうちで買っていって下さい・・」というような営業をしていました^^飛び込み営業などでは、「なんか変なやつが入ってきた」から、ご信頼をいただきご購入に結びつけるためには、遠慮なんてしていられません。叩き出されない程度にフレンドリーな感じ、いまどきの外商さんなどはマニュアルがしっかりしているのか、そういうのが上手ですね・・。店内や外商先で着るスーツについては、自前、社販、売上げ協力ということもあるのか、あまりうるさくは言われなかったので、好きなものを着ることができ、他の社員さんでは紺ばかり着ている人もいれば、常にセパレート。女子社員さんなどは、当時新合繊といわれる化繊なのだが、ウール、スエードタッチの風合いをもつ新素材が出はじめのころだったので、そういう少し変わった素材でパンツ若しくはベスト+パンツのようなコーディネートが多かったですね。。他店で購入するのはせいぜい肌着程度な感じです。。
当時の店長は、秋冬は上下揃いのスーツ、春夏はジャケット+パンツのジャケパンスタイル。1年を2分割して秋冬はコンサバティブにシックな大人のスーツを楽しみ、春夏には色柄も全体に明るくなるので、元気なコーディネートというのは、いろんなアイテムを着てみたい人にはおススメです。半年ぐらいすると、また別な感じの着こなしをしてみたくなるものです。。春夏にはあまりジャケットは着ない・・という人もいらっしゃるので、程度の良い色の濃い目のジャケット2~3枚に対して、パンツ数本の組み合わせは、歩く宣伝塔的な役割をもつ外商店員の衣装としてはなかなか向いています。。
仕立ててから、ちょっとマズかったか・・と、鮮やかすぎる色合いに、若干の気後れを感じるときもありますが、そのうち自分も回りも慣れます^^定番色のパンツとしては、黒、チャコールグレー、グレンチェックの3本は必ず欲しいところです。。
タイドアップといえばカジュアル風スタイルにネクタイをして、ドレスアップする。ドレスダウンは、ビジネス仕様のスーツのシャツのネクタイをはずし、インナーにはカジュアルシャツをコーディネートなど、少し気軽な服装をビジネス用にしたり、ビジネス用の堅めのスーツを、カジュアルテイストに着こなす傾向は、秋冬にはウォームビズ、春夏にはクールビズなど、エコな地球環境の要請からか、仕事はウール、しかも紺・グレーのシングル2釦スーツのみというところから、少しずつ変化があるようです。。もともと、オーダーでスーツをお仕立ていただくお客様の多くは、ファッションに関心があり、会社や生活環境の中でのドレスコード範囲ぎりぎりのところを狙って、おしゃれを楽しもうという意欲的な方たちなので、こういった変化にはめざといです。。秋冬シーズンではいままで、お仕事用であまりご着用いただく機会の少なかった、ハリスツイードやツイード、コーデュロイのジャケット、中には3ピースでパンツまで暖かなコーディネートをご用意いただく方もいらっしゃいます。。今年はハリスツイード協会が発足してちょうど100年という節目の年ということから、特に関心が高かったように思います。。生地タグが例年白地のものが黒地に金文字というのがインパクトがあったようですね。。
春夏シーズンに向けては、コットンや麻のジャケット、スーツ。シルエットも軽くなり雨降り袖が特徴的なナポリタン・クラシコやアンコン仕立てなど^^
カラフルでスポーティーなボタンダウンシャツにネクタイをしたから、タイドアップと簡単に考えていると、今どきのジャケパンスタイル攻略は難しそうですよ。。素材、シルエット、デザインと多くの組み合わせを、お仕事の場でも楽しめる機会が増えてきたのは、とてもうれしーことですが、カジュアル傾向のスタイルが浸透しはじめてきたので、そろそろ個人差が出はじめてきそうな気がします^^
シャツ衿の衿先にボタン穴が開いていて、それを身頃にボタン止めするシルエットを持つボタンダウン・カラーはアイビー・ルックには欠かせないアイテム。スポーティーな雰囲気のシャツカラーなので、カジュアルの着こなしにも使われることが多いです。。衿腰が高く、大きな衿になりがちなドゥエ・ボットーニや、トレ・ボットーニのシャツなどには、衿先固定の機能的な必要も含めてか、このボタンダウンの衿型をよく見かけます。。店長的には、以前愛用していたダンガリーシャツとの組み合わせがよく合ったものがあり、それがとても気に入っていました。。カジュアル、スポーティーなイメージのボタンダウンシャツは、ビジネス用で着ると若々しくてフレッシュな感じを演出できるので、ジャケット+パンツ、セパレート的に着るジャケパンスタイルとの相性も良さそうです。。 カッターシャツまでオーダーでという方は少ないかも知れないのですが、近所に気の良さそうなシャツの仕立て屋さんがあれば、お手持ちシャツを持ち込んで少し手を加えて見るのも、毎日着用するスーツに若干のスパイスを効かせることができると思いますよ。。
おススメなのは、ボタンダウンシャツのボタン穴の色を変更(既にある穴かがり糸の上からかぶせる形になるので、気持ち、穴かがりが大きくなります)、あまり目立つ色でやるより、白無地ならライトグレーなどちょっと控えめにしておくのがいいと思いますよ。。また、ボタンダウンには少し厚めのシャツボタン。どちらも、比較的安価な調整料なわりに効果的なカスタマイズ。。
ジャケパンスタイルなら、ボタンダウンシャツの衿先ボタンを外す・・という、思い切ったテクニックも挑戦しやすそうですね。。
ビジネスシーンにも会社のドレスコードによっては、広く浸透してきた感じのあるジャケパンスタイル。ジャケパンというのは、ジャケット+パンツをそれぞれ上下別素材の組み合わせでコーディネートして着るというファッションスタイル。おじさん世代の休日スタイル、ジャケスラ(ジャケット+スラックス)のいま時の呼び方です。スーツは、ベストも含め上下揃いの生地で仕立てられたもの、その起こりは、その後昼の正装着となったフロックコートとは別に、19世紀中ごろ~末にかけて紳士が非公式な場で着用したラウンジ・スーツになります。。ビジネススーツといえば、ほぼ100%に近い比率で使用されるメリノウールですが、ウォームビズやクールビズなど生活環境の変化から、より快適性を求めた綿、麻ほか、ツイードをはじめとしたざっくり感のある紡毛織物、厚地織物などもポピュラーに。。 これら本来ならカジュアルさの濃い素材をフォーマルに、ドレスアップして、なら上下揃いのスーツ的着こなしで。ジャケット+パンツの色系統・色感は合わせても、ジャケットをフラノの紺ブレ、パンツをコットンなど、同系色の上下揃いでも生地感を変えると、控えめにドレスダウンできてしまいます。。
ジャケパンスタイルをどのような組み合わせでコーディネートするかは、際限がなく個人差が大きくでてしまうところですが、お仕事用スーツへの応用は比較的簡単っぽいですね。。店長の若いころのお気に入りなジャケスラは、白黒バーズアイ調ループ織りなツイードジャケットに黒パンツ・・、マフィアの用心棒のような感じでした^^
タートルネックは身頃から続いた衿が筒状になって首元で折り返り、海亀の首のように見えることから。ハイネックは、同じように身頃から続いた高い衿のシルエットを持つもので、日本で主に使われ、英語ではビルドアップ・ネックライン、レイズド・ネックラインと呼ばれることが多いもの。店長が子供の頃には、セレブに見るカジュアルスタイルは、セパレートで着るジャケパンのインナーには、このタートルネックやハイネックのセーターを着ていたものです。。ノーネクタイにジャケットを着る生活スタイルも増えてきましたし、またここ数日の寒波続きの寒い冬には、マフラーをしているほど首元が暖かい衿高なアイテムは気になります。。アップル社のCEOだった、スティーブ・ジョブズ氏がi-phoneの最新機種だったかをプレゼンテーションしたときに着ていた黒地のハイネックセーターなどは、どのようなジャケパン・スタイルとも相性が良さそうです。素材もいろいろだし、個性も出しやすくこれからの秋冬シーズンにはカジュアルなツイードジャケットのインナーにはいいかも知れませんね。。
店長が中学生のころには、学生服の下にハイネックのシャツを着ることが流行。おそらく地元中学限定のクレイズのはじまりは、寒さのためか、部活のためかで、野球部の部員が学生服下に着ていたハイネックの衿が詰襟からのぞいて見えるのが、ちょっとかっこ良かったため。ベンジンを燃料として携帯用にもつ白金カイロというのもはやりました^^使い捨てカイロが大きくコマーシャルするようになった時には、ちょっと寂しかったですね。。
店長と同じ世代の40歳前後の方は、パンツにはタックの入った少しゆったりめのシルエットのものにはなじみがあると思うのですが、現在、主流のパンツはタックのないノータックパンツで、しかもモモ巾(ワタリ巾)もヒザ巾、裾巾も詰めれるだけ詰めたい細身のシルエット。。お仕立てする際に基準とするノータックパンツのモモ巾寸法は、ヒップ回り寸法の3分の1程度。ご愛用スーツをお預かりして採寸させていただく場合には、現物スーツからの微調整という形の採寸になりますが、基準寸法より1cm程度細めというのがタイトめなパンツには多いモモ巾だと思います。。パンツにタックを入れない場合には、モモ巾はタック入りパンツよりも細いため、ヒップ回りの寸法も少ないゆとり量で作られることになるので、体型で向き不向きを考えるならお腹回りに余裕が欲しい、出腹体型の方とノータックパンツの組み合わせはちょっと大変。。よく「太めのお腹を細く見せるためには、細めのパンツのほうが良いのでしょうか?」というようなお問い合わせをいただきます。。太めなお腹を細いパンツで押さえ込んでしまおうという発想だと思うのですが、ゆとり量の少ないタック無しの細身パンツの場合には、ぽっこり出てしまったお腹が着用時逆に浮き出て目立ってしまうことになるので、少なくともタックを1本は入れて、出腹を隠すようなシルエットにしたほうが、見た目もすっきりかっこ良いスーツになると思いますよ。。
タックは布地を体型にフィットさせるための縫製上のテクニック。タックのヒダが外に向いたアウトタックでは普通すぎてつまらないという方には、タック内向きの内ヒダ・インタックがおススメです。。
パンツ丈の長さは基本的には、ジャケットの袖丈と同じように好みの長さで決める方も多いと思うのですが、現在主流のタイトシルエットのパンツと、レギュラーテイストなテーパードパンツとでは、少し変えてみると良いと思います。。一般的なワタリ巾(モモ巾)からヒザ・裾にかけて先細りするシルエットをもつテーパードパンツでは、パンツの裾が靴甲に当たる程度の長さをハーフブレイクといって、パンツの前折り目が一番きれいに見える丈の基準のように考えられています。。このブレイクの意味は、「崩れる・折れる」で、靴甲の上でたるむパンツ裾のこと。これに対して、タイトなスリムパンツの場合には、パンツ裾が靴甲にかからないノーブレイクの長さ。細身の裾の細いパンツで丈を長くすると、靴甲の上でたるむブレイクがきれいに出ないので、ブレイクがでないほどの短い丈とするのが基本寸法です。。短くするといっても、靴下が見えるほどの長さでは、靴下が下着の一種であると考えられていることから、ビジネスを含めたフォーマルなシーンではあまりおススメできません。。素材もカジュアル、遊び感覚に着るアイテムなら、カラフルなソックスも多くありますし、パンツさえ見せてしまう「見せパン」という着こなしもあるようなので、大丈夫そうです^^
また、パンツの前側を1.5cm程度後ろ側より短く仕上げる「モーニング・カット」という裾の仕立て方もありますので、パンツ裾の前後のバランスを見ながら決めていくのが良いと思いますよ^^
上下揃いスーツのジャケットに色糸ステッチや穴かがりを色糸にご指定いただくことはあるのですが、パンツのディテールに色糸はご案内不足なためか、比較的少ないです。。
ジャケットとパンツを共生地で仕立てるのがスーツ、別素材の場合を近頃ではジャケット+パンツを省略してジャケパンといって、秋冬の定番コーディネートでは、フラノの紺ブレにグレーパンツや、グレンチェック、千鳥格子でコントラストをつけた組み合わせなど。ジャケット+スラックスでジャケスラと同じ感覚です。。テーラードのお仕立て仕様でも素材使いが上下異なるために、カジュアルテイストなジャケパンスタイルなので、カスタマイズの巾もやりすぎということはありません^^ジャケットに入れることができる色糸の穴かがりや、色ステッチはもちろんパンツにも応用することができ、パンツの帯を持ち出しとした時の、釦穴や、後ろ身ピスポケットの釦穴、パンツのタテ縫いに沿って入れる色ステッチも効果的です。。
スーツ生地が色柄ものの場合には、少々派手めな色ステッチもスーツ色柄の1色と同系色を拾っていれば馴染みやすく、落ち着いた仕上がり。フラノのようなマットな無地系素材なら、色ステッチでなくても同系色のステッチを入れるだけで、思ったよりステッチの入った感じを楽しめてしまうので、お仕事に兼用するなら大人しめ、逆にオフ専用なら思い切って穴かがりまで^^
黒色のパンツ、ボトムスはオッドパンツ(替えパンツ)的なコーディネートにはかなり便利なアイテム。この黒色パンツが1本あれば、普通なら色の濃さや相性などを考えながら実際、何度か姿見鏡の前で試着などして苦労する着合わせもどんな素材のトップスがきてもほとんど何も考えることなくしっくり組み合わせられます。黒は、色の両極の一番濃い色。甘い色合いやディテールのファッションアイテムと、大人なイメージのシックなアイテムを上手にコーディネートして、バランスを取る甘辛ミックスにも欠かせません。黒のウールパンツというと、なんとなくおじさんイメージで、しかも少々ガラが悪そうな感じがしないでもありませんが、時期的に秋冬のいまなら、起毛感のあるフラネレットなコットンや、ツイードっぽいサキソニー、厚地な紡毛フラノなどを選べば、優しい秋冬イメージを演出できる黒パンツ。
普通にスーツ地に使われるような黒無地の生地も、パンツの脇にダブルステッチを入れたり、ダブルステッチを色ステッチに、ウエストマークするためのバックルの大きな太めのベルト用にループを長くするとか、巾そのものを太くするなど、ポケットをアウトにして上からブランドジーンズのような刺繍をするというようなこだわりパンツのご注文もいただけます。。
黒は楽だけど、つい楽をしすぎてしまうといつも同じものを着ているように見えてしまう・・というところもありますが、カスタマイズできるオーダー的なパンツをうまく使うと、面倒くさがりなお父さんも楽して秋冬のファッションを楽しめそうです^^
ハリスツイードは厚地な紡毛織物なので、その仕上がり感はなかなかのボリューム感がありますが、素朴な風合いの生地なので、コーディネートは初心者の方でも難しいことはありません。。
店長的にはレトロなカントリーなテイストを生かして、タイトに気取るよりは、ファティーグ風に、すこしゆったりめ。ルーズフィットに気軽に履けるカジュアルパンツを目指します^^こういった厚地の生地は、履けば履くほど自分のからだに馴染んできて、しっくりと履き心地が良くなるものなので、生地の繊維がボロボロになるまで、履きつぶすほどご愛用いただくのがおススメです^^
良い生地で誂えたものは、ぼろくなっても、その品質の良さは誰が見てもわかるものだと思いますよ。。
紺ブレは紺のブレザーを略してこう呼ぶわけなのですが、細かくみればブレザーはテーラード型(衿付き)の背広で、腰にはパッチポケット、胸にはエンブレム、釦はメタル釦などがつくスポーティーなジャケットのこと。ジャケットは、トップス総称といって良いほど範囲が広く、ジャンパーやヤッケなど上に羽織るものほぼ全体を含みます。
紺色ジャケットは万能選手で1着持っていれば、ボトムスは合わせやすいですし、カジュアル的な着こなしでは定番のあわせ方なので、失敗も少ないため、ファッション上級者だけでなく初心者の方には尚更な必須アイテム。。特別にブレザー的なディテールにこだわるほどでもなく、紺色の上着なら紺ブレとして見てもらえると思うのですが、よりカジュアル感を出したい場合には、「スーツ上下一揃えのうち、ジャケットだけ着てきました・・」、のようなビジネス寄りな感じの仕立てには要注意です。。秋冬用ならビジネススーツ用素材として比較的薄手でその丈夫さから使われることが多い、サージなどを代表とする梳毛織物(ウーステッド)よりは、紺無地フラノなどで仕立てると、あまり難しいことは考えず、両脇ポケットのみアウトポケットにすることなどで、十分キレカジっぽい紺ブレスタイルを楽しむことができると思います。。
映画好きの人なら「華麗なるギャツビー」で有名になった白フランネルのスーツを一度は着てみたい・・と思った方も多いのではないでしょうか。。フランネルはイギリスのウェールズ地方で織られたのが始まりで、紡毛糸を使用した平織りまたは綾織りの紡毛織物。
同じようにに縮絨起毛して作られるツイードなどの厚地織物の仲間です。布面は起毛感のあるけばがあり、厚地で、洋服地に使用される「フランネル」は「フラノ」と俗称されます。。柔らかい地合いを特徴とするフラノの場合には、一般的にはジャケットやコート的な外衣としての使用が多く、運動量の多いボトムス、パンツなどの下衣には向かないという一面もありますが、このフラノの生地を使って作ったパンツの暖かさはとても良いものです。。特に冷え性などにお悩みの女性にはおススメです。。レディース用のパンツでは基本はパンツ総裏といって、メンズではパンツ前身のヒザ位置までしかつかない裏地が前後ヒザ下まで付き、ご希望があればこの裏地を裾までいっぱいにつけてしまうことも可能です。。もちろん、メンズ用のパンツでも総裏は対応可。(標準ではないので、縫製ブランドによって有料となる場合があります。)
フラノの生地が厚地な特徴を上手にいかせば、パンツのピスポケットをフタ付きにするだけでいつもとは違ったカジュアル感のあるボトムスを楽しめます。。フラノパンツを仕立てるなら・・と考え始めると何色にしようか迷ってしまうところですが、便利なのは何色のジャケットにも相性の良い黒やチャコールグレーでしょうか。。ダーク調の色柄は今の色なので、お手持ちアイテムとのコーディネートも楽なのではないかと思いますよ。。
黒・ブラック素材がストリートファッション的おしゃれ着や、ビジネス用スーツの素材として使用されるようになった数年前には、正直「形変えても黒無地じゃ、礼服に見えてしまいそう・・」と、少し心配したところもありましたが、当たり前のようになってしまいました^^黒の上下服・ウール素材で着る場合には、シャドウで入ったストライプ柄や、無地でも多少青みのかかった茄子紺とか黒紺といわれるようなもののほうが、フォーマルさと一線を引くためには、より好ましいです。 これが、麻やコットン、秋冬ならフラノ、ツイードなら色は黒でも上下服でまったく問題ありません。。
夏は少々開放的なジャケパンスタイルにテーラードの黒無地の麻ジャケット、またはパンツをセレクトして、インナーまたは、オッドジャケット、パンツで適度にドレスダウン。黒麻ジャケットならおススメのオプションは、ステッチの色糸指定。控えめに大人っぽくならエンジや赤、ダークグレー、コントラストで目立たせたいときは、白やライトグレーがかっこいいですよ^^
梅雨時なので、葉っぱに水滴を書いてみました。。なかなかフォトショップは奥行きが深く、芸術的センスのない店長は相変わらず苦戦中です。
オーダーで作る麻・リネンスーツ、もちろんジャケパンも!!
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