ニコニコの袖キス釦でビジネススーツに少しの遊び感覚

お仕事用に着るスーツは、着ている時間が長いだけに、少しの洒落っけやユーモアのあるカスタマイズをすることで、ずいぶん楽しく過ごせるアイテムに変えることができますし、どうしてもやらなければ・・という使命感優先のあまり芳しくない内容のお仕事でも、さくさくとこなせてしまいそうです。。
デザインなどに制限のあるビジネス用のスーツの中でも、ジャケットの袖先デザインへのコダワリはその種類も豊富。いまでは袖先の標準仕様となっている開いたように見せる「開きみせ+切羽」、フロント釦などと同じように打ち抜きとなり、実際に袖釦が開いている「袖本開き」、釦同士を5ミリ程度重ねた「重ね釦・キス釦」、通常5ミリ程度離れている釦間隔をくっつけてしまった「くっつき」など。切羽や穴かがり糸を色糸指定できたり、袖そのもののシルエットをフレアとするなど、大きな変化をつけずらい分、隠れたおしゃれには工夫があります。。
サンプルの袖先の仕様は、オーダーフォーム上からご指定いただくことはできませんが、Pitty Savile Rowのどの縫製ラインでも対応させていただくことができる、目うろこ的変化球の袖釦のつけ方。ただ、4個重ね釦の袖先を2個2個に分けただけのものですが、比較的簡単なパターンの変化で、見た目に大きなカスタマイズっぽい効果が得られるのでおススメです。。ビスポークでは無料、Ex-madeカスタムレディースでは、特別補正的な手裁断が必要になるので、+¥3150のオプション料が必要となります。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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