パンツの美脚効果を狙ってヒザ位置を上げる

イージーオーダー、パターンオーダー的にスーツをお仕立てする場合、美脚効果・足長効果を狙ってひざ位置をを上げることは、裁断上の問題になるため、いくつかのパンツパターンの中からお好みにあったものを選ぶことはできますが、詳細にこの位置というご指定方法は難しいところがあります。。ヒザ位置を高くというのは、ヒザから下の長さが長いと足がすっきり長く見えるというところから。スーツで通常ヒザ位置として採寸させていただく部位は、「股下の半分の位置の寸法から5cm上」。
ゆったり太めなワタリ巾・ヒザ巾のパンツではあまり気ならないヒザ位置も、タイトなパンツの場合には、体型が出やすいだけに気になりだすと気になります。。店長などは、もちろんスーツを作るときに自分の寸法は自分で考えて、現在スーツなどに微調整を加え、新調することになるので、自分用の縫製指図書を前に姿見鏡の前に立ち、パンツシルエットをチェックすることもしばしば。。
この詳細なヒザ位置の決定も、ビスポークオーダーの場合には、お一人お一人の型紙を引くパーソナルオーダーになるため、例えば気に入ったパンツをお送りいただき、そのパンツとほぼ同じ(まったく同じというと裁断→縫製→プレスの作業工程の間に若干の差が生じることがあるため控えめに・・。)ものをお仕立ていただくことができます。。
細身になりがちなジャケットを含めパンツの場合には、「ストレッチ」と表示があるものがおススメです。なんとなく、「ストレッチ」素材だと、「ウール100%のものと風合いが異なるのでは・・」と、心配される方もいるかも知れないのですが、「ナチュラルストレッチ」と表示のあるものは、「織りのみでストレッチ性を出したもの」また、「ポリエステル、ポリウレタンなど伸縮性を増すために化繊が混紡されているスーツ素材」でも、見た目は通常のウール100%素材と変わりがないので安心です^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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