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2011年6月アーカイブ

ブリティッシュ・スーツ英国製の生地(Made in England)は、古くから行われてきた羊毛生産とともに、毛織物も歴史と伝統があり、ダンヒルを筆頭に、スキャバル、ドーメルなどあげればきりがありません。その生地の特徴は、強いハリと腰。手触り感でも英国製生地との差がわかりやすいイタリア製生地とを比較してみた場合、イメージとして「張り」と「光沢」が特徴的な「モヘア」でさえ、イタリア製生地はソフトな着心地感を重視するのに対して、英国製素材は、素材の特質に忠実にいかに「張り・光沢」を生かした織物にするかを考えます。 それぞれ異なる生地の風合いは、それぞれのブリティッシュ・スタイル、イタリアン・スタイルのスーツを仕立てる際に、適したもの。ブリティッシュ・スタイルのスーツは、胸を立体的に、ゆとりをもたせたドレープ感、ウエストにかけてのシェイプするシェイプドルック、長めの着丈でドレッシーな裾へのラインを特徴とする、イングリッシュ・ドレープが代表的です。。
英国スーツというと、正統的な3つ揃いスーツというイメージですね。。背広というアイテムがもともと、ジャケット、ベスト、パンツを一揃えとして着られるようになったものなので、伝統的で格式のあるスーツの国、堅いイメージから、ベスト(ウエストコート)付きのスーツはなじみます。。
衿付きのベストでよりシックに、長めの着丈にはチェンジポケットをアクセント、また乗馬用のデザインを取り入れた腰ポケットを斜め切りにしたハッキング・ポケット、パンツには、懐中時計を入れた名残のウォッチポケット(フォブポケット)もクラッシクっぽいですね。。

ブリティッシュ・スーツ

オーダースーツ Pitty Savile Row
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コンクリートジャングル 少し前までは、オーダースーツ屋さん的には、しっかりシーズンでわけられていたスーツの分類も、ご案内するこちらでさえ、「いまはどこに行っても空調がきいているので・・」など、春夏、秋冬の区別さえなくなってしまっている感じもありました。 主には暖冬傾向から、秋冬シーズンにも、薄い春夏スーツで過ごせてしまう、春夏スーツの3シーズン若しくはオールシーズン的な着まわしですね。。
スーツ選びの基本は、シーズンにあったものを着ることで、同じものを一年中着ていたのでは、スーツの傷みもはやいですし、ご着用者にもなんらかの無理もあり、また、春夏素材を例にとってみれば、薄いというだけでなく、見た目にも涼しげに見える光沢感を、モヘアで出したり、ポリエステルで代用したり。
今年の夏には震災から例年以上の節電傾向もあって、タンクトップ+ハーフパンツ、アロハにサンダルなど、スーパークールビズの許容範囲にずいぶん個人差、少し行きすぎな感じもあるので、次第に落ち着きどころも見つかるとは思うのですが、「ゆとり教育」が見直されているように、官庁のお仕事にもお早めな方向修正をお願いしたいものです・・と、スーツ屋さんは思います^^
だいたい、お仕事している人が、暑さをガマンしなくちゃならないのが間違っていると・・、家族を養い、家庭を支え、会社を支え、大きくは国を支えるために一生懸命働いている、世の中のお父さんがクーラーも使えず、劣悪な環境で仕事をしなくてはならないのは、きっと父の家庭での立場の弱さがそのまま反映しているものなんでしょう・・。父を一家の家長と仰ぎ、三つ指ついて仕事場に送り出す時代の節電対策ではない^^ただ、暑いので愚痴ですね、今日も静岡は35度とか言っているし、父は熱風が吹くコンクリートジャングルの中、がんばって働いているのです。。もっと父を大事にしよう。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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おしん横綱 猪首(いくび)と入力してもIMEでは自動変換されないようなので、一文字ずつ打っています。。体型的にはよくある体型で、スーツをお仕立ていただく際に不具合のが出る体型的な補正とはまた異なるのですが、「猪首をできるだけ目立たなく、すっきりしたスーツにしたい・・」というお問い合わせをいただきました。
猪首というのは「首が太く、短いこと、またはそのように見えること」ということになるのですが、この猪首の体型の人のほとんどが、胸板が厚く全体的に丸みのある上半身、痩せている人は少なく、どちらかといえばずんぐりとした印象はあると思います。遺伝的に猪首もありますが、首まわりの肉付き、二重アゴはその後の生活習慣からの体型といえなくもないのでは・・、とこれは推測です。。 古いですが「おしん横綱」と言われた相撲取りの「隆の里」や、「舞の海」も猪首な感じ。少々の衝突事故を起こしても、ムチウチの心配もなさそうですね。。
スーツを仕立てる時に、この猪首をすっきり見せたいのなら、太い首と肩幅のバランスは大事です。小柄な方があまり広い肩幅のものを着ると、これもタテとヨコのバランスからあまり好ましいとはいえませんが、狭い肩幅では余計に太く短い首が目立ってしまいます。 また、肩線も重要で、袖付けをショルダーポイントよりも腕側に若干落とした、ドロップショルダーも視覚的にゆったり広めの肩巾を印象付けます。
シルエット的には、3釦など釦位置が高いものよりも、2釦など胸開き(Vゾーン)の広めのもので、タテにすっきり見せるのも効果的。シャツなどの小物は、猪首を目立たせないということからのみいえば、衿腰の高い「ドゥエボットーニ」などのシャツカラーは避けたほうがいいかも知れません。

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オーダースーツ店のお仕事

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オーダースーツ店 店長は実家の仕事がオーダースーツ店でしたので、ほとんどといっていいほど、将来展望について考えずに、今のお仕事についています。。「紳士服のサワダ」というオーダースーツのお店は、静岡でもいち早くオーダースーツの縫製を現在のほとんどの縫製工場がそうであるように専用ミシンを使用しての分業形式を取り入れ、廃業する個人の仕立て屋さんを横目に勝ち抜いてきた老舗のオーダースーツ店。
オーダースーツを扱っている店というのは、商店街の中でも、なんとなくカッコいいでしょ・・。今では、独立してネットでご注文をいただくPitty Savile Rowを運営させていただき、お店にご来店いただくお客様のスーツをお仕立てさせていただきながら、楽しくお仕事をさせていただいております。。言ってみたら、この「紳士服のサワダ」に勤めていたころは店長の修行時代。入ったころは20代半ばでまだまだ若く、親世代が主力の社員さんたちも50歳前後で、たいして儲かっていなかった老舗紳士服店では、「なんか来やがったな・・」ぐらいの感じだったかも知れませんね^^
おかげさまで入ったばかりには営業車もなく、主に名刺を持たされてのご近所に自転車営業。店員さんといっても、オーダースーツ店の店員さんは、「もと工場にいた縫製職人のうちの口の達者なやつ」とか、「個人の仕立て屋を廃業して第二の人生」そんな一クセも二クセもありそうな人達なので、生来押しとわがままだけが取り柄の店長も、はじめずいぶんな苦労を・・・。挙句には、疲れがたまったのか3日目には、営業先であまりの痛みにコラエられず、救急車で搬送、点滴をしてスポーツ飲料を飲んで、当日には帰って来たのですが、尿管結石というのは、なかなかに痛いものでした・・。。

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mito.jpg まったく暑がりで年中ノーネクタイ、唯一ネクタイをするのは、真冬に寒くて首元が寒いときのマフラー代わり。テナントとして入っていたスーパー系列の店長をしていた時には、ちょうどすぐ横がネクタイ売り場だったため、見ているうちに欲しくなり、割引日を狙ってはよく購入していたので、今ではしなくなったネクタイが100本近くあります^^ネクタイの大剣の巾も流行がありますが、ほんとここ10年以上はまったく変化無く、衿巾・肩巾に対応して広く狭くなら、狭くなりそうなのもそのままなので、人台に飾るサンプル用にも使えそうです。。大手スーパー系列のネクタイ価格は3千円前後、まだ若かったせいか、数も欲しかったというところもありますが、あまりネクタイをしなくなった今では、良いものが数本あればという感じです。。
オーダースーツ店に入ったのは、7月のちょうど暑い頃で、店長さん以外店がヒマな日中は外商などで外に出ることも多く、会計事務所の事務員からの転職だったこともあってなかなか暑さは堪え・・、シャツを通してネクタイにまでしみこむ汗は・・、実は3日目ぐらいに、脱水症状からくる尿管結石で救急車のお世話にもなったりしていました。スーパークールビズにも賛成なのですが、お店的にはせいぜいクールビズぐらいで・・というところですね^^
育った年代のアニメ的にも、「巨人の星」だったり「アタック№1」、だいたい歌の歌詞から「思いこんだら試練の道を~」や「苦しくたって悲しくったって~、コートの中では平気なの~」いわゆるスポ根もの。座右の銘は「水戸黄門」の「人生楽ありゃ苦もあるさ~・・・、泣くのがイヤならさ~歩け~」 全てにキビシー日本経済を、自分自身が乗り切るためには・・、キチンとした身なりで契約にのぞむあなたの頬をつたう汗一筋に、苦労人の社長さんは、きっとサインをくれるはず・・です^^

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こだわりのオーダースーツ 自分にとって一番似合うスーツの形というのは、決してひとつだけではないんだと思いますよ。。生地から選べて、シルエット・デザインの組み合わせも自由、よく言われる「あなただけのスーツ」「オンリーワンのスーツ」
店長も経験があるのですが、一つの形が決まってしまうと、気がつくとその形ばかりのスーツを作っている。考えを重ねた結果のオーダースーツ、こだわりのスーツなので、もちろん愛着があって、何度も同じスーツを仕立てるのは、それだけのお気に入りの形になっているということは間違いないと思うのですが、「もしデザインを変えて、失敗したら・・」いくつかのデザイン変更のための候補をあげていながら、なかなか踏み切れないという方は、個性的、トレードマーク的な自分印(それはブリティッシュクラシコなどのシルエット、ハッキングポケットチェンジポケットなどのデザインなど)は、残しつつ、あまりメジャーではない、目立たない袖の釦数だったり、パンツのピスポケの形だったり、少し変えてみるのがおススメです。。
パンツのタック数は、パンツのモモ巾(ワタリ巾)が影響しますが、ご依頼いただけば初回のサンプルスーツ又は前回スーツ寸法から微調整させていただくことができますよ^^また、ジャケットのベントも手軽で大きくスーツの雰囲気が変わるところです。スーツをはじめてお仕立ていただく方の中には、ジャケットの背にベントが入っていることさえあまり関心のない方がいらっしゃいます。。お仕事の長い時間ご着用いただくスーツのことを、少し知っていただいて、楽しくかっこ良くお仕事をしていただければと思います^^

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ドゥエボットーニ ネクタイにシャツを着ただけでドレスアップと言われてしまいそう^^ 夏は暑いので、スーツを着るのはお出かけ・ドレスアップするときぐらいだと思うのですが、そのキチンとした身なりで営業成績に差がでます・・と、オーダースーツ屋さんはそっと呟きます^^
ここ数年スーツ、ジャケットのカジュアル化がずいぶんとすすんで、特にスーツを着なくても構わないストリートファッション的な普段着でも、いろいろなジャケットを見かけるようになったのは、ネクタイをしなくても衿もとのかっこ良いドレスシャツが多く普及したからなんだと思います。襟が高く、台襟にボタンを2個配した、「ドゥエボットーニ」なんかがその代表。ボタンダウンやクレリック・シャツぐらいでは、なんとなく抵抗のあった人も、この「ドゥエボトーニ」や、今また注目を集めている小衿のシャツなど、その後のバリエーションも多いです。2穴の「ドゥエボットーニ」や3穴の「トレボットーニ」は、ノーネクタイ専用アイテム。
その昔、クールビズの走りだと思うのですが、「ネクタイをしないおじさんやおじいさんたち」が中央にカメオや、鼈甲、陶製の石などを付けてしていた紐ネクタイ(ポロタイ・ループタイ)もあまり見なくなりました。 実際、普通のレギュラーカラー・シャツにノーネクタイというのは、見慣れていないせいか少々無理がありそうですね。。
お仕事用スーツのドレスアップドレスダウンは、まずシャツ選びから始まりそうです^^

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ユーロ・プレッピー 「ユーロプレッピー」はイタリア人的なはずしのテクニックを言うらしく、初めて聞く新語。ファッション雑誌の見出しで見つけ、その時限りと思っていたのが、春夏シーズンを通して表紙を賑わせているので、知っている方も多いのではないでしょうか。。
「ユーロ」はヨーロッパ、「プレッピー」は「プレッピーファッション」という時、「上質な衣服を気軽な感じで着る」という意味に使うので、コンサバスタイルをイタリア人的に着崩すという造語として使っているのだと思います。
コンセプトは、スーツ、ジャケットの正しい着方を知った上で、個性的且つファッションセンス豊かな着崩しのスタイルを、イタリアの街を歩く一般人をお手本にして学ぼうというもの・・、ファッション雑誌が取材をしやすそうで、しかも取材費がかからなさそうな企画から立ち上がったファッションスタイルのような気がしないでもないですが、イタリアの男性というのは、日本の男性よりも、おシャレ心が深いのは間違いないようです。 ファッションをコンサバティブとアバンギャルドにわければ、ファッションについてはおとなしめな日本人的には、アバンギャルドを控えめにするよりも、コンサバティブを少し反抗的にしたぐらいがちょうど良いところだと思うので、おしゃれ上手なイタリア人に学ぶのは大賛成です。。
コンサバを着崩すスタイルが「ユーロプレッピー」なら、オーダースーツも正しく「ユーロプレッピー」のお仲間。。これ以上ない正統派なテーラーメイドのスーツを個性的に着崩せるのもオーダースーツならではです^^

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gobou_ha.jpg ファッション通、おしゃれ好きな人なら、必ず1本は持っている黒・ブラックのパンツ。逆に衣服にあまり関心のない人も、是非タンスの中にご用意しておくと、とても便利な黒パンツです^^白もそうですが、黒はどのような色に対しても極対象的なダークな色。ジャケットとして上にもってきても、パンツとして下に持ってきても、色柄を問わずに相性がとっても良いです。色の濃いのが好まれる今の時期には、更に便利、タイトさが際立つのも見逃せません。
黒・ブラック素材がストリートファッション的おしゃれ着や、ビジネス用スーツの素材として使用されるようになった数年前には、正直「形変えても黒無地じゃ、礼服に見えてしまいそう・・」と、少し心配したところもありましたが、当たり前のようになってしまいました^^黒の上下服・ウール素材で着る場合には、シャドウで入ったストライプ柄や、無地でも多少青みのかかった茄子紺とか黒紺といわれるようなもののほうが、フォーマルさと一線を引くためには、より好ましいです。 これが、麻やコットン、秋冬ならフラノ、ツイードなら色は黒でも上下服でまったく問題ありません。。
夏は少々開放的なジャケパンスタイルにテーラードの黒無地の麻ジャケット、またはリネンパンツをセレクトして、インナーまたは、オッドジャケット、パンツで適度にドレスダウン。黒麻ジャケットならおススメのオプションは、ステッチの色糸指定。控えめに大人っぽくならエンジや赤、ダークグレー、コントラストで目立たせたいときは、白やライトグレーがかっこいいですよ^^
梅雨時なので、葉っぱに水滴を書いてみました。。なかなかフォトショップは奥行きが深く、芸術的センスのない店長は相変わらず苦戦中です。

オーダーで作る麻・リネンスーツ、もちろんジャケパンも!!

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菅総理のスーツ 辞めない菅総理大臣ということで、テレビなどメディアに出ることが多いので、スーツを着ている時には、オーダースーツ店の店長としては、普通に目がいきます。新しい今の形のスーツではあるものの、タイトな流行を追いすぎず、しかしタイトめなテイストは入れつつ・・、つまりオーソドックスなおじさんスーツ^^寸法もあっていて、体型に合わせて適度なおじさんテイストのゆとり量をとれば、というようなシルエットだと思います。さすがに生地は良いもののようで、「そんなに辞めさせたいのか・・」をこぶしを振り上げ連呼していた時に着ていた濃紺のスーツは、テレビ映りの良い光沢感。Superという細糸な感じや、モヘアのような金属的、涼しげな光沢感ではなく、繊維そのものの良さからでるツヤと見た!(テレビ映りからの想像です^^)
それと対象的にアナウンサーの着るスーツは、タイトなスーツ。やっぱり今どき流行のパツパツなスーツはとてもかっこ良く見えますね^^最近ご注文をいただくことの多いトラッドスーツなどの傾向からも、すこしゆったり傾向も出ているような気もして、仕事がしやすいっていう意味では、合理的にアメリカナイズされたアメトラスーツも、たまにはいいかも知れませんよ^^
ブリティッシュスーツが、ボリューム感のあるバストから少し着丈を長めにとって、シェイプドされたウエストラインをより強調するようなドレッシーなスーツなのに対して、トラッドスーツは、胸を立体的に構築するためのものでもある胸ダーツを入れないボックスシルエット、パッドは極力薄くし、フックベント、伏せ縫いは丈夫です。体に沿わせかっこ良く見せるための技術的な工夫を排除して、合理的に着心地重視なスーツという面がトラッドスーツにはあると思うのですが、着心地の良いスーツなら、粘り強くお仕事も頑張れるかも知れません^^

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タイトなワンボタンジャケット ジャケットの前釦をとめたとき、タイトすぎて入る横ジワが見えると、「あー、今どきのスーツでかっこいい」と思えるほど、細身のスーツが今は旬です^^
3釦のスーツや4釦のスーツでは、釦位置を上げ、ネクタイやシャツの見えるVゾーンを小さく見せることで、タイトな印象を得ることができますが、今ほどゆとり量の少ない細身のジャケットでは、デザイン的に釦位置の高い3釦、4釦のスーツは無理。パツパツさ加減ただ、きつくてはめることができない前釦という感じになってしまいそうです。。実際、スーパースリムとか、超タイトなどのシルエットパターンには、2釦や1釦スーツのみの構成で、釦位置の高いフロントシルエットは見かけません。
俄然、注目の集まってしまう1釦スーツ、オーダースーツなんだから、なにかできないものか・・と考えてみると、1釦のスーツの代表的な前合せとして、一般的には、モーニング、タキシードなどのフォーマル用のデザインとして使われるものですが、通常の前合せのように左右重ねてボタン止めとせず、突き合わせて、鼓釦(つづみ釦)などを付ける、拝み合せという形なら、それほど大きな変更でないわりに、その効果は目立ちます。。 鼓釦というのは、和楽器の鼓のように両側に糸でつながれた釦がついていて、ジャケットの表裏のどちらからでもボタン止めとすることができる形になっているもの。釦の止め方で、シルエットが異なるのは、とてもおシャレ心をくすぐります^^

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選べるというオーダースーツの良い所

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オーダースーツの良い所
既にサイズ、シルエット、デザインで作られているスーツの中から、自分の寸法、好みにあったものを探しにいくのと違って、オーダースーツを仕立てる際には、「どんな生地で仕立てよう・・」「クラシコのシルエットで、腰ポケットは斜めに・・」「お店に保存してもらってある前回寸法から、少し袖丈を出そうかな・・」など、作りたいスーツの青写真をまず描いていき、店員さんと相談^^
オーダースーツの場合には、「ちょうど自分のサイズのスーツが欠品してしまっているようなこと」や、「このシルエット、色柄が気に入っているんだけど、チェンジポケットがついていれば・・」のような残念なことがありません。まったく全てオリジナルなスーツができるかといえば、オーダースーツにも、寸法・デザイン的な制限はもちろんありますが、最新流行のスタイルブック、過去デザインの復刻程度なら対応可。歩き回って好みにあったものを探しまわる必要もありません。
寸法・体型的なところは、個人差もあり、一様に標準体で対応することには難しいところもあります。身長の割には手の長い方や、胴長の方、小柄で太目なためパンツのモモ巾が太く、裾上げすると裾巾も太くバランスが悪い。かっこ良くできている既製服の標準体のサイズに対して、「ここの部分を少し微調整したい」「オーダースーツらしいこのデザインを付け加えたい・・」など、詳細なご希望にお応えできるのがオーダースーツの良い所^^
また、ネットでオーダースーツをご注文いただくことができる当店のようなお店は、お時間を気にすることなく、ご都合の良いときにメールでお問い合わせをしていただければと思います。。

オーダースーツ サポート

オーダースーツ Pitty Savile Row
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416ss11.jpg クラッシックパターン、古典柄というと種類も豊富。代表的なものには、グレンチェックハウンドトゥース、バーズ・アイ、シェパード・チェック、ガンクラブ・チェック、ヘリンボーン・ストライプなど、あげればきりがないほどで、どれも歴史のある地方で長く受け継がれ、スーツ用織り柄として愛用されてきたもの。今あげたものは、クラッシックパターンの中でも、スーツに向いたものですが、夏にオーダースーツを仕立てる際に、柄物、しかもビジネススーツに向いたもの、と考えるとある程度限定されてしまうのかも知れませんね^^
少し前までなら、黒やチャコールグレーなどダーク系の色は、温度・暑さを吸収してしまう色、ライトグレーなどの明るめの色は、逆に光を反射し、温度・暑さを寄せつけないので、夏服には向いている・・という、セレクトの一般的な基準もありましたが、黒・ブラック中心の色柄構成がこれだけ好まれていると、シーズン対応の色柄基準は無視しても大丈夫そうです。。
実は店長も、まだシェパード・チェックとガンクラブ・チェックのスーツは着たことがありません。上下のスーツで着るには少し抵抗があるということもあり、また、年をとるとだんだん着るものが派手になるらしいので、その時の楽しみにとってあります^^やはり、着るならオッドジャケット的な着方になりそうです。年は関係なくですが、オーダースーツをご注文いただくお客様を見ていると、色柄もデザインもだんだん、目立ちたがりに、派手めになっていく傾向はあるようです。見慣れてくると、これも着てみたいという風に気持ちが変わってくるのは、自分も経験があるのでわかるような気がします。。
「お仕事にも着れて」、「夏だから見た目は涼しげに・・」、色柄の濃い薄いは考えなくて良いとしても、寒色系統の一色でも柄色の中に入っていると涼しげに落ち着きます。 ビジネス用にもだから、ある程度認知度が高く、メジャーな古典柄から、「グレーのグレンチェックにブルーのオーバーチェックの入った生地」など良さそうですよ。。
オーバーチェックは、オーバープレイドともいって、越格子のこと。小柄の格子柄を大きくその上から囲むような格子柄のことになります。サンプル少し濃いめのグレー・グレンチェックはお仕事にも良さそうですし、ブルーのオーバーチェックは涼しげで夏向き^^

英国製グローレックス ナチュラルストレッチ+撥水加工

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サスペンダー サスペンダー・ベルトは、燕尾服・モーニング・タキシードなどの礼装には必須のアイテムなので、小道具的なアイテムとしてはとても上品なイメージ。もともとが、パンツを吊ることでクリース(前折り目)がきれいに出るように、ということから、使われるものですが、普段着るお仕事用スーツや遊び着に使っていけないなんていうことはもちろんありません。「パンツの前折り目がきれいに出るように吊って履く」という目的からは、パンツの股上は深め、パンツ丈は履く位置でぴったり調整し、気持ちゆったりめのほうが、クリースもキレイに出ると思います^^
店長も一時期、サスペンダーを常用していた時があり、その頃はよく、「肩からズボンぶら下げて重くないか?」とよく尋ねられました。普通履く位置よりもかなり上め、へそが余裕で隠れるぐらいの位置で吊っていたので、余計かも知れませんね^^モモ巾が太い2タックパンツを、裾で絞り、ウエストは+7~8cm、上からのぞけばモモのすね下が見えそうなほど。道化のピエロっぽい感じ。最近またはやりの兆しがあるようですが、小襟の白シャツをオーバーサイズで着て、黒のサスペンダー、メガネは黒縁みたいな・・、そんな感じです。。
サスペンダー・ベルトには、釦止め、クリップ止めの2種類があり、釦止め用のパンツには、サスペンダー用の釦を付けなくてはなりません。また、ループ(ベルト通し)は特にご指定いただかない場合には、付くのが標準ですので、ご不要の場合にはご指定で対応可です。サスペンダーはアメリカ英語で、イギリスではちょっとかっこ良くプレイシーズ。
サスペンダーでパンツを吊って重く感じたり、また肩から紐がずり落ちてきてしまう人は、紐の太さをもう少し太くすると良いと思いますよ^^

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コンサバリッチ オーダースーツは正しくコンサバリッチなアイテムだと思いますよ。。保守的で堅実でありながら、少しのぜいたくを味あわせてくれます。お仕事に必須のスーツが着心地良いというのは、仕事の能率を上げてくれますし、仕事ができる人は結果、かっこいいです。また、スーツはお仕事をしている間中、アフターファイブも含めると、着ている時間がとても長いアイテム。以前に比べるとオーダースーツも3万円前後から仕立てることができるので、リッチといっても、お父さんのお財布にも優しく堅実な許容範囲です^^
オーダースーツは、自分の気に入ったファブリック、シルエット、ディテールデザインで作ることができるので、「この色でこのデザインがあったら・・」など妥協する必要がなく、自分の気に入るシルエット、デザインで作ることができるオーダースーツは、安物買い的な無駄使いをすることも少ないです。寸法的なところで、本領を発揮するオーダー仕立てですが、体型に寸法があっているということは、生地そのものの消耗が少なく、オーダーで使用される素材品質の良さも、長持ちで経済的な秘訣。体型にあっているオーダースーツは、シワにもなりづらく、アイロンがけなどのアフターケアも時間短縮、生地にもやさしい。
スーツはもともとの形がかっこ良くできているので、寸法さえあっていれば、どなたも魅力的に見えてしまいます。昔の営業さんなどは、スーツを着て営業車を乗り回しているだけで、ずいぶんモテたなど聞きますよ。。うらやましい話です^^

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お宮参り・七五三のスーツ お宮参りや七五三にはお父さんも着ていくスーツのことは考えると思うのですが、今どきのお父さんは、やはり黒に近いようなダークスーツがほとんどなのかも知れません。。自分のころには、まだ色柄も豊富で、タイトスーツではなくシルエットもゆったりめ、七五三は11月なので、秋冬の確か、茶色のスーツを着ていったと思うのですが、お宮参りはまだ残暑の残る頃だったので、明るめブルーに縦縞の合服。
被写体としてのお父さんは、七五三では子供にその主役を大きく譲るものの、初宮参りでは、まだ多少の存在感は残していますので、若いお父さんのスーツにも注目が集まります。 お父さんのスーツもいろいろで、今のダークスーツばかりに比べたら、個性が出るのだと思いますが、まずシングルスーツ、ダブルスーツの別があり、色合いなどもお仕事用のスーツをそのまま着てきたような地味な人もいれば、原色系の生地にダブダブしたダブルのスーツに手をポケットに突っ込んでいるような人も。お仕事用のスーツを着てきた人は、タンスの中を見回して、一番良さそうなやつを・・、とか、仕事用に兼用で着れるものを新調しているのかも知れませんね。。あまり遊びの許されない、お仕事兼用スーツも、少し派手さの欲しいおめでたいイベント用のスーツには、デザインをちょっとだけ工夫してみるのがおススメです^^
少しだけのデザイン変更でスーツは大きく見た目が変わるものなのですが、その一番の代表が、腰ポケットを斜めに切るハッキングポケットとかスラントポケットとか言われるもの。前端から3cm下げたり6cm下げたりすることができて、フタ付きとした場合には、通常長方形の腰ポケットのフタの形が平行四辺形になって余計目立ちます。。お仕事用に斜めポケットは・・、という方には、釦の付け替えというのだけでも雰囲気が変わります。インパクト強めな色柄釦を後からお仕事用の釦に変更。少し着慣れて飽きてしまったようなジャケットの釦も別のものに変えると、また生き返ります。

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英国製ベックサイド 英国製のベックサイド(BECK SIDE)というと、モヘア混の素材に定評があり、礼服地なども有名。今も十分、気持ちだけは若いのですが、特に20代の頃には、好きな服、スーツを着ていれば、安い給料もそれほど苦でなく、楽しく暮らせてました^^仕事とはいえ、気に入ったスーツを着て過ごす時間は楽しいものですし、どこへ出かけても見劣りしないオーダースーツというのは、それだけで満足です。。
どこのショップの店員さんもそんなふうだと思うのですが、店の売上げが少ないと売上げ協力、いつも商品を見ていれば必ず欲しくなり、カードの分割回数と相談^^年2回のカード手数料ゼロセールの時まで待って、とか、あれが終わったからこれ買えそうなど。 オーダースーツ店で20年近くお仕事していますので、いろいろなスーツを着ることができましたが、その中で一番高価だったものが、キッドモヘア60%混の英国製ベックサイドの合服スーツ。モヘアはアンゴラ山羊の毛で織られる、金属的で涼しげな光沢感、強いハリとコシを特徴とする、夏物メンズスーツには欠かせない高級素材。
今は暖冬傾向から秋冬素材が薄くなり、春夏素材を夏向き3シーズンに着用することなどから、合服というのはあまり見なくなりましたが、スプリングコートを着るぐらいのシーズン、「梅春もの」というのが合服になります。着る時間も短いため、販売時期もとても短く、2月に入ると陳列、3月初めには片付けます。色はスカイブルーに1.5cm巾ぐらいの黒ストライプ、春先の色といえば、とても春らしい色ですが、よくこんな色のスーツを着てましたね^^最後は、明るい色のための汗じみから、黄ばみが目立ってしまいお亡くなりになりました。価格は、確か10万ちょっとだったと思います。。

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coverall01.jpg アンコン仕立てといえば、ジャケットを立体的に形作るために必要不可欠な、肩パット、芯地、付属などを省き、ソフトな仕上がり感で生地を体に沿わせる、ジャケットの仕立て方をいいます。正確にはアンコンストラクテッドというらしく、コンストラクテッドが構築するという意味をもつことから、無構築なジャケット。
普通のビジネススーツと横に並べて比べてみると、なんだかずいぶん手抜きをした作りのジャケットのような気がしないでもありません。縫いしろをパイピングなどできれいに始末してあるなどすれば見映えも良いですが、多くの場合ジャケット内全面が未処理のまま。 しかし、この裏地・付属類がつかないアンコン仕立ては、着ていて肩回りもとても軽く、裏地がつかない分通気も良いです。
オーダースーツでもアンコン仕立ては特殊な仕立て方になりますが、「肩パットを薄くする」というようなご指定には無料で対応させていただくことができますよ^^アンコン風のお仕立てをご希望でなくても、「肩パット調節」は「なで肩、怒り肩の調整」にもよく利用される補正方法です。※「なで肩」の場合には、逆に肩パットを少し厚くします。 十数年前には、ペラペラで、たよりなさそうに感じたアンコンジャケットも、今ではもちろんドレスコードはありますが、お仕事用でのご着用も十分に可です^^
Pitty Savile Rowでご案内している、ナポリクラシコはアンコン仕立てに近いものですが、肩パット、付属なしを裁断・カットだけで立体的に見せる縫製をしていますので、夏のクールビズや、気軽に羽織るカジュアル風ジャケットの仕立てとしても最適です^^
アンコン仕立て風なナポリクラシコスーツ

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セクシーでダンディーなスーツ日本テレビ系列であぶない刑事が放送されていたのが、1986~87年のことだそうなので、今からもう20年以上も前。ついこの間のように・・、というのが20年も前というのは少々問題がありそうです^^ いろいろ思い出してみると、セクシーなのが大下(柴田恭平)で、ダンディーなのが鷹山(舘ひろし)。それぞれの着ていたスーツで印象に残っているのは、セクシーな大下は少々チンピラ風な色目や柄のスーツに、インナーはイタリアンカラーなどのオープンシャツ、ダンディーな鷹山は、シックな色柄素材のベスト付き3ピーススーツ。セクシーな大下はたまに2ボタンダブルや、6釦1掛のボールドルックっぽいシルエットのものを着ていました。 ジャケットもパンツも全体的にはゆったりしたもので、いわゆるソフトスーツ。パンツなどはずいぶんと2タックの上に、タック量も多くモモ巾も太いものになっています。ルーズフィットという言葉を思い出しました。だぶだぶしたゆったりなスーツシルエットなのですが、肩幅、胴回りなどバランスが良く、その人の体型によくあっている(フィットしている)というぐらいの意味。ピッチの広いストライプは、今どきのタイトスーツには不似合い、特に細身のパンツなどに太い巾のストライプは数が入らず、よくわからないものに・・^^ゆったり太めなシルエットのたるみ感の中に、見え隠れするチョークストライプ、ダブルストライプ、更に目立つロンドンストライプもセクシーなスーツには馴染みます。。

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販促バナー デパート・百貨店の外商部が、外商先に出かけていくのは、もちろんセレブなおうちです^^普通、来てくれといってもデパートの外商は来てくれないので、誰かのご紹介や、年間ご購入いくら以上などの基準があるのだと思いますが、仕立て屋になりたての頃、自分がやっていたオーダースーツの外商は、呼ばれればどこにでも出かけていき、3足1000円の靴下さえ喜んでお届けするような便利屋さん。。スーツご購入を条件に、台車をひかせてくれたお菓子屋さんも。商売的には、1000円の靴下ばかりを届けていたのでは、成り立ちませんが、先につながるお付き合い的な^^そんなものでも、覚えていてくれて呼んでくれるのはありがたいことですし、きっといつも「買ってくれ、買ってくれ・・」とご挨拶ばかりにいっているので、同情してくれたのだと思います。他にお店がないこともないのに、外商で買ってくれるようなお客様はとてもいい人が多いです^^
当時先輩社員に言われて覚えているのが、「お客さんのタンスの中を自分の店の商品でいっぱいにし、補充が必要なときには、タイムリーにご案内できるぐらいのアンテナを持て!!」こんなことができる人は、超能力者以外のなにものでもありませんが、言っていることはわかります。確かにそれができれば、売り逃しはありませんし、ちょうど欲しいタイミングに出せるご案内は、ありがたがられる・・、逆に気持ち悪いほどかも知れません。。
お店で買ってもらうのと違って、外商でオーダースーツのご注文をいただくというのは、お客様とより近い、密接な関係が生まれやすく、専属、いまハヤリになっているコンシェルジュというのに近い形態。外商当時はまだ、若かったので、お客様なのに、飲食のお世話になったり、他のお客様をご紹介いただいたりと、少々自信過剰気味にオーダースーツのネットショップ・Pitty Savile Rowを立ち上げたのも外商、コンシェルジュ時代に培われた、店から追い出されてる感と、独立心からかも知れませんね。。また、お客様とのお付き合いが深くなる分、おススメしたデザインや自分好みなブリティッシュスーツのスタイルなど、気に入っていただけたときなどは更にうれしさが増してしまいます。。
ネット用の販促バナーを作ってみたのですが、相変わらずのセンスのなさ・・、ほんとに少しずつでいいので、うまくなってもらいたいものです。ちょっとの違いが大きな違いなのは、スーツもデザインもおんなじですね・・^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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linen_suits_image.gif 昔のお出かけ用に持っていた麻のパンツは、色は生成りなナマな色で、手触りの感じはまるで麻袋のよう。履いていてチクチクまではしませんでしたが、ヒザ裏さえ付いていないため、すべりが悪く、履き心地も決して良いとは言えないものでした^^ 仕立て屋になったからこそ、麻・リネンスーツでも上質な素材があることを知りましたが、高校生の当時、麻はあれが標準で、色も今ほどカラフルなものはなく、記憶が正しければ、ロールアップではいていた・・というのだから、それが流行でなかったのなら恐ろしい話です。
行きつけの店は、静岡で衣類ディスカウントストアの草分け的存在、通称「ピンク屋」が若者向けに出店していた別店舗で、お取り扱い品はカジュアル衣服から下着、パンツ、芯の抜けたジャケットまで。また、織りムラありで格安ジーンズショップなどというのにも。そのファッションセンスは独特で、友人も着ていた当時流行の、赤のスウィングトップを買いに行ったところが、なんとなく違う。寒いも寒い時期だったので、これも有りか・・と、購入したものが、フラノといえば聞こえは良いが、縮絨した絨毯のようなキメの粗い、ザラつき感のあるスウィングトップでした。それに合わせた太めのズボンも、全体的に残念な感じで・・。
この麻のパンツは、素材こそ悪かったものの、シルエットがなかなか秀逸。復刻して愛用の1本に、とただいま計画中です。。色はやっぱり明るめベージュ、はきつぶして、麻の繊維が表面にポロポロ浮き出るぐらいになってからが、履き心地がいいんです^^

麻・リネンのオーダーパンツ

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ハリスツイード これから暑くなろうという梅雨時な6月にデザイナーズブランドは、秋冬のトレンドを教えてくれます^^店長も好きなglamb(グラム)というブランドが、2011年の秋冬に仕掛けたのが、英国スコットランドの伝統に培われ、手織りで肉厚、粗い手触りのハリスツイード。今年、このハリスツイードは商業化されて101年目らしく、ということは、去年が100年目の記念の年ということだったんですね。。
スコットランド北西部の群島の中の、主にハリス島やルイス島の漁師さんたちが、仕事着などに使っていた、ケンプ(羊毛の粗い毛)と差し毛(白髪のような強く弾力性のある毛)を特徴とするもの。glambの、片袖のみをラムレザーに付け替えるという離れワザは、有りそうで無さそう、やってみたら面白そうとは誰もが思うものの、粗いざっくりとした織りのハリスツイードでは、なかなかオーダースーツでも難しいものです。。
シルエット的には、タイト+ショート丈、カッタウェーフロント、袖もタイトな、春夏とほぼ変わりばえのしないものとなっていますが、唯一・・、「衿巾太め」にしたのは、ポイント高いです。太めといっても、ナローラペルばやりの現在なので、普通の衿巾程度でも、太めなイメージで、タイトなジャケットに新鮮なインパクト。秋冬を待たず、次シーズンのトレンドを、この春夏オーダーで試していただくのも、おシャレずきにはたまらないぜいたくかも知れませんね^^

ハリスツイード

オーダースーツ Pitty Savile Row
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パンツのウエストお直し

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パンツのウエスト直し オーダースーツでパンツの寸法を採寸するときの目安は、パンツを着用した状態で指2本がすんなり入る程度。それぐらいのゆるみ量があれば、飲食時や、若干の体型変化にも対応できるということからの寸法になります。ただ、パンツのウエスト寸法もお好みで、「きつくないと履いている気がしない・・」「座っての仕事が長いので、少しゆるめに・・」また、一番履き心地の良いウエスト位置で測るのも大事です^^
中には、少し小さめなウエスト寸法をご指定なり、「スーツの仕上がり予定日までのダイエット目標に・・」という方や、「ウエスト85cmのメタボラインは絶対キープ」など、 大きなウエスト寸法で作れば、その体型にあってしまうことを嫌ってか、お考えも様々です^^
ただ、大きな体重変化から、パンツのウエスト寸法にも調整が必要になってしまった時には、ガマンせずに調整されるのがおススメですよ。。パンツのウエスト寸法のお直しにもいくつかの方法がありますが、一番簡単なパンツ後ろ部分の縫込みで調整させていただく場合でも、5~6cmの伸縮なら、それほどシルエットも変えず着心地良く調整させていただけます。
お直し期間はお預かり後10日~2週間前後、ご希望の方は下記お問い合わせフォームから調整内容などについてご相談いただければと思います。 その他ご不明の点は、お気軽にお問い合わせ下さい。

オーダーパンツ
※その他スーツの修理調整について

オーダースーツ Pitty Savile Row
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cho.jpg 現在は独立してネットショップを中心に、オーダースーツをお仕立てさせていただく仕事をしておりますが、この仕立て屋稼業に入りたてのころには、平日はぼぼ毎日、店舗が特約店となっている県や市の本庁や出先機関、その他大手企業さんに、いわゆる職域販売というものに出かけておりました^^
お昼休みなどを利用して、会議室などで空いている一室や、場所がなければ廊下や、踊り場など、1時間の間に商品を陳列して販売し、片付けて撤退・・という、なかなか忙しいもの。これが、売れればいいのですが、特約店といってももちろん拘束力があるわけではなく、ある程度の特約店割引というようなものはあるものの、同僚の目を気にしたり、お昼休みはゆっくり休みたかったりで、手ぶらの日がほとんどだったり。。ただ、よく言われたのは、「そういった職域販売では、まず一人のお客さんがつくと、横に広がるので、それまでガマン」商品が良ければ、「どうせスーツは必要だから、おまえも買えよ」ぐらいに紹介してくれるし、上役など縦に影響力を持つ人がお客さんになってくれると、また輪が広がりやすかったり、お役所などではあまり偉くなくともおうちが資産家のような方も多く、返ってこういったお客様のほうがいいお客さんだったりすることも^^
仕立て屋の店員は、平日昼は職域販売をしながら、余った時間にご注文品の納品、仮縫い、集金などをこなし、店長に呼ばれれば店の用事、土日、夜間は交代の店番などを忙しくこなしながら腕を磨いていくのでした^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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クールエフェクト 黒、濃紺、チャコールグレーなど夏でもダークカラー流行の2011年におススメなエルメネジルド・ゼニアの「クールエフェクト」は、生地表面に特殊なトリートメント効果を施すことで、濃い色のスーツでも白系素材と同程度、太陽光を反射するため、外出時の強い日差しの下でも涼しく活動できる理想的な盛夏用のスーツ。
1mあたり190gという生地の軽さも、着ていてリラックスでき、涼感をアップ。体に密着するタイトなスーツは、動きやすく、涼しくサポートしてくれそう。
イタリアの最高級服地ブランド・エルメネジルドゼニアの夏の素材には、Cool Effect(クールエフェクト)のほか、Shang(シャン)、Tropical(トロピカル)、High Performance(ハイパフォーマンス)などがあります。
仕立て屋は昔から生地をかついで外商というのをよくやっていて、だいたいその外商先というのは県や市などの官庁や、組合などのある大手の企業がほとんど。今風に言えば「コンシェルジュ」というものかも知れません^^よく、その外商先であった既製服屋のおやじが、このゼニアを扱っていて、県の本庁などで、職員さんが部長になるとご挨拶に行き、このゼニアのスーツを新調してもらうのだとか・・、だいたい断らないというのを、よく自慢げに言っていた。あの頃からもう10年以上たっているので、さすがに現役ではないかも知れませんが、70を超えていた当時、静岡→下田の庁舎まで、既製服をハンガーにかけての「コンシェルジュ」は今どき見習いたいものです。 しかし、既製服といってもゼニアだと30万ぐらいするようなので、そのバイタリティーもうなずけます^^

エルメネジルドゼニア Cool Effect(クールエフェクト)

オーダースーツ Pitty Savile Row
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タイトでショート丈のダブルジャケット ダブルのジャケットを採寸する場合、一般的なオーダースーツの採寸の仕方では、「シングルジャケットのジャケット丈から+2cm程度長く」、ということになります。もともとダブルブレステッドのスーツは深い打ち合い、直角で面積の広いフロントカット、目立つピーク衿(剣衿)などから、腹回りを隠し、恰幅の良い太目のおじさんに似合うスーツという位置付け感が印象としては強いです。
このゆったり着ることの多いダブルスーツがタイトめなシルエットを見せ始めたのはここ数年。やはりシングルジャケットがタイトになれば、次はダブル・・^^そして着丈も短くなると、仕立て屋的には、急場のピンチヒッターに借り物のダブルジャケットを着ているホテルの支配人程度にしか見えなかった人も、なぜか急におしゃれなファッション上級者に見えてしまうのは不思議です^^6釦2掛の上の釦だけを止め、下の釦を外すのはダブルジャケットのおしゃれ上手な着こなし方ですが、胴回りにゆとりがないタイトな場合には、必須なのかも知れませんね。。
このタイトなダブルジャケットが初めに着られたのは、メンズファッションの基礎が作られた1810~20年の英国。オールインラインという縦に垂直・同巾に並んだ釦配列の6釦3掛のジャケットのシェイプドラインで、高いウエストラインのもの。リージェンシー・ダブルブレステッドと名前が付けられたこの時代のダブルスーツは、1969年頃アメリカで流行し、日本でもシェイプドルックとして流行しました。
ダブルジャケットもフロントの釦数によって、4釦1掛、6釦2掛、2釦1掛など種類があり、また通常のダブルジャケットよりも打ち合いの浅いレスオーバーラップDB、1920~30年代のボールドルックの形として着られたボタンワンダブル(6釦1掛)。

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おやじスーツ 父の日にオーダースーツをプレゼント、というお客様は・・本日現在、記憶にありません^^父の日というのは、見過ごしガチであまりメジャーじゃないせいなのかも知れませんね・・、例年父の日のある6月中旬というと、スーツ的にもボーナス時期とも重なって、最もご利用がある時期にも係わらずというのは、父の身としては少し悲しいところです。。 逆に、お子様の入学祝いや、就活、就職祝いなどにはよくご注文をいただきます。
稀に、思い出したように、「父の日が近いからこれを父の日のプレゼントに・・」などと軽いジョークがとぶぐらいです。。プレゼントというのには、オーダースーツは単価的にハードルが少し高めということも考えられます。とはいえ、父にとってはお仕事をしている長い時間着ている相棒のようなビジネススーツ、普段スーツを着ないお仕事の方にとっても、人生節目なフォーマルに着るアイテムですので、思い出の1着となるようなものを、是非少々フンパツして、プレゼントしてあげてくださいませ^^
奥様や彼女のファッションセンスや、若い娘さんや息子さんの今どきの感覚で、おやじスーツをコーディネートしてあげるとよいと思います。演歌界の大御所、ニッポンのおやじ北島三郎、さぶちゃんのシングルジャケットですが、シングルの3釦中段返りで若さを強調し、明るい色で小柄な体を大きく見えるようにカバー、またこの明るい色のジャケットは、顔をより精悍に見せる浅黒さを助けています。丸肩のドロップショルダーは肩巾を広く、体をより大きく見せ、半身でカットされた写真の構図から小柄なはずのさぶちゃんがずいぶんな大男に見えてしまうのも不思議ですね^^
やっぱり、おしゃれなコーディネートというのは、大事だと思ってしまいます^^

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ジャケットのベントの決め方・選び方

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ベントの決め方・選び方 スーツのジャケットのベントの種類には、「真ん中で開けるセンターベント」「両脇で開けるサイドベンツ」「開けないノーベント」「アイビーに見られるカギ型ののフックベント」。ベントは片重ねの形になるので、峰富士子的スリットスカートにある布地を突き合わせた形の「スリット」とは、その効果は似ていても少し違います。
少し前の感覚では、センターベントは大人しめなビジネス用、サイドベンツは少しキザなカジュアル兼用。今ではそれほど区別はないように思いますが、フォーマルスーツのベントを選ぶときなどには、サイドベンツは敬遠しがちな方が多いような気もします。。
また、打ち合いがダブルのジャケットには、センターベントは組み合わせないのが一般的ですが、過去には敢えてというチャレンジャーな方もいらしたと思います。タイトなスーツにはベントは必須、タイトすぎて根元から全開しているベントも、あのきついピタピタ感がファッションなんですね^^
もう20年近くになってしまう仕立て屋稼業の中で、ベントのオーダースーツ的カスタマイズは、せいぜいがベントの長さ調整ぐらいですが、数年前、「サイドベンツの背部分の裾を、レギュラーよりも2cm程度長くして作りたい」というお客様がいらっしゃいました^^機能的というよりもデザイン重視、気がつくとちょっと変わったデザインという、少し控えめなぐらいが、スーツのデザイン調整にはおススメです。しかし、だんだんより目立つように、それでなくてはつまらない・・というお客様の傾向はあるようです^^

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ザッケローニ監督・ダンヒルスーツ 昨日のキリンカップサッカー2011、日本×ペルー戦。リアルなサッカーファンというよりもウィニング・イレブンに熱くなった、どちらかといえばプロ野球ズキなのですが、なんとなく見ていたテレビに、試合場に入場するためにバスを降りてインタビューに答えるザッケローニ監督のなかなか決まったスーツ姿に目が止まりました。
単純にイメージでしかないのですが、イタリアのオヤジはみんなジローラモのようにチョイ悪オヤジなのでしょうか・・、ザッケローニ監督もファッションには気を配っていた若い頃があったのかも知れません。前から不思議に思っていた、「サッカーの監督は何故、試合中にスーツ姿なのか?」ググってみると、同じような疑問をもった人が多くいるらしく、Q&A的サイトから簡単に答えを見つけられました。ほんと、ネットにつながっていると、便利です。
「スーツでなくても良いのですが、試合後社交場としての席に監督として出席する衣装としてフォーマルなスーツが着られるようになった。」ということらしいです。サッカーは雨でも試合をやるので、スーツを着てずぶ濡れになっている監督の姿は、なかなか不自然。岡田前監督が1998年のフランスワールドカップの時には、ジャージを着ていて「なぜスーツを着ないのか?」とバッシングにあった事もあるそうですね。。
ザッケローニ監督はイタリア人初の日本代表監督とあって、数あるイタリアの有名ブランドからスポンサーに名乗りをあげるオファーが多数あったようですが、日本サッカー協会はは2000年より、イギリスの老舗高級ブランド、アルフレッド・ダンヒル社からスーツの提供を受けるスポンサー契約をしています。しかし、ザッケローニ監督にはダンヒルのスーツがとてもよく似合っていて、イタリアのメンズスーツのブランドはとても残念そう^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ツルモク独身寮 20年前当時、洋服屋になりたての頃には、ドレープ感というのはとても便利な言葉で、どこのスーツ屋さんでも、「この独特のドレープ感がいいんです・・」などと商品をご案内する営業用語としては必須だったような気がします^^ドレープ感というと聞きなれない人もいるかも知れませんが、「洋服のたるみ感のこと」バブル期にはビッグルックでオーバーサイズなソフトスーツというものが好んで着られていたので、パンツなどもタックが2タックパンツが当たり前、オーダースーツならではの3タックや箱ヒダタックなどという必然、太めになるシルエット。おとなしくしていればゆったり優雅に弧を描くようなたるみ感、強い風が吹けば、ひどくバタバタする、それがドレープ感です^^
この頃個人的に好きだったのが、「ツルモク独身寮」という漫画で、18歳で田舎から上京し「ツルモク家具」という家具の製造工場に就職する若者を主人公に繰り広げられる、青春ストーリー的な展開をするもの。確か、高知の田舎から上京する、という設定がなんとなくいろいろ期待と不安に気持ちが揺らぐ桜のシーズンと自分のリアルな時期とが重なっていましたので、強く心に残る漫画の1作ですね^^
こないだ、といっても数年前ですが、既に古本屋に売ってしまって手元になかったこの「ツルモク独身寮」を、古本屋で見つけ全巻大人買い。ちょうどはやっていたいきものがかりの[SAKURA]はまったく哀愁を誘い、わけもなく感じるシミジミ感にひたってしまいました^^
この頃のカジュアル服のお気に入りは、濃紺の麻のシワ加工ジャケット、アンコン仕立てというもので、胴裏も袖裏さえもついていないダブダブのオーバーサイズジャケットに、パンツはタイトなハーフパンツ。ジャケットのゆったり感と、タイトなパンツのアンバランスな感じを、すこしごっつめの靴と良い子ぶったソックスで調整。

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