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スーツのお悩み相談の最近のブログ記事

スリーピーススーツのベストの釦位置

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リネンベスト付きスーツ ジャケット+パンツ、それにベストを加えた3ピーススーツは、3つ揃いスーツとも言われ背広が紳士の嗜み、ラウンジスーツとして英国で着用されるようになった頃からの伝統的なスタイル。この英国で非公式な日常的な場所で着られていたラウンジスーツが、ビジネススーツの原型となったものなので、ベスト付きスリーピーススーツには、伝統的ブリティッシュスタイルのスーツというイメージと、きっちりかっちりとしたフォーマル寄りという両方のイメージがあります。
たまにお問い合わせをいただくのがベストの釦位置について。「ジャケットの釦位置はオーダースーツでは指定することができるようだが、ベストの釦位置は・・」「3釦スーツのように高い釦位置とした時に、ベストは見えるのか・・」というものです。
昔のスーツは、このスリーピーススーツにした時に、ジャケットからのぞくベストのレイヤード的な見え方にもひとつの基準のような決まったものがありましたが、現在人気のパターンオーダー的スーツの仕立て方では、ジャケット丈に対して適切でバランスの良いベスト釦位置というのがセットされているため、ほとんど心配はいらないと思います。ただ、お気に入りのジャケット、例えば「近頃のパターンがいまいち気に入らないため、サンプルスーツのようなジャケットの釦位置に・・(極端に高いとか低いとか)」の場合には、調整させていただく必要があると思います。サンプルのベストがある場合には、その寸法で、また、バランス良い微調整をご依頼いただくという方法もございます。。
そこまでこだわらなくても・・、とお考えの方には、2釦スーツなど釦位置が低めなジャケットには、ベストも釦位置の低めなフロント釦4個や5個のもの。3釦スーツなど高めのジャケットに合わせる場合には、ベストもフロント釦5個や6個などを合わせるとカッコ良いシルエットとさせていただけると思いますよ。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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袖本開き釦止め スーツ量販店といういわれ方はいまでは、あまりされなくなり、それこそスーツも使い捨て、バブル期には紳士服といわれるスーツが激安、あちこちで開店セールや、ちょっと棚を直してリニューアルセールなど、幹線沿いの郊外店に目立つのぼりというのは、よく見かけた光景でした^^プレタスーツといわれる既製服も大きく品質に差があり、大量生産の製造工程だからできるコストパフォーマンスは、1点ずつお仕立てするオーダースーツの個人商店がいくら身を削ってがんばったところでかなわないものの、中にはコストパフォーマンスが高すぎて、特にわかりやすい釦など、クリーニング(これも量販店的激安店)から返ってくると、ひとつふたつ割れてくるため、そのたびに付け直す・・というお話を聞くことがありました。。釦の厚みも、位置もまったく関係なく、ガシャンと上からプレスしてしまうのが原因だと思います。。
そういったお問い合わせを当店にいただいたときにおススメするのが、釦の全取替え。こういったケースでは、なにかの具合で残ってしまっていた釦など、あるもので数が揃ったものをスーツ生地に合わせて付けさせていただくことになるのですが、それでもオーダースーツで使用される釦はひとめでその違いがわかります。。釦はスーツのなかでも前釦、袖釦など目立つ部分なため、同系色で付けられるものでもその品質はスーツ全体の風合いに大きく影響しがち。よりはっきりとインパクトに目立たせたい場合には、「明暗、色のトーンで差を付ける、色使いは反対色など」シックに、大人しめにカスタマイズしたいときには、「色使いはお好みでも、トーンは合わせる」
スーツの釦は、2釦、3釦などのフロントシルエット、本開き釦止めなど袖口仕様などとも近くに関係する大事なデザイン。スーツをご新調されるときにも、少し気を配りたいところです^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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股ずれ よくお客様から「転んでパンツのヒザを摺ってしまった」「引っ掛けてカギ裂きを作ってしまった」「明るい色の生地のため、食べこぼし・飲みこぼしのあとが目立つ」「体格が大きいための内股の股ずれが限界」などを理由として、なんの問題もないジャケットと同じ生地で、パンツのみ再注文ができないか、というお問い合わせをいただくことがあります。。また、このような特別な事情でなくても、ジャケットとパンツがひと揃えのスーツでは、運動量が多く常に着用しているパンツの消耗度が激しく、傷みが早いのは多くの方のご経験なのではないかと思います。。
パンツのみの再注文ができるできないは、生地の在庫があるかないかによって決まります。一般にオーダースーツ用の生地は、定番・人気素材として数年継続して生産されるものは全体の品数からすれば少なく、多くは新商品として目新しい新柄の展開。ジャケットと共生地としてパンツのみお仕立ていただくことができる在庫の期限は、翌年かせいぜいが翌々年とお考えいただくと良いと思いますよ。。
無地系のスーツなので似寄りのパンツ用生地をご依頼いただくこともありますが、織りや光沢、染料の色までぴったりなものはまず稀で、無地でさえそうなため、柄物ではかなりの妥協をご容赦いただくほかありません。。
特に薄物で替えパンツがあれば便利な春夏シーズンには、お仕事用でよく着る色柄、紺・グレー系統は2パンツスーツがおススメ。生地在庫があった場合に、あとから買い足す単品パンツ価格よりも2パンツスーツでの+パンツ価格のほうが安くすむというメリットも。。パンツのみ単アイテムでご着用いただくオーダーパンツセールも開催中です!!

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ヒザが出やすい蟹股 パンツのヒザ巾が太めで全体的にゆったりとしたシルエットのパンツの場合には、比較的軽減される、いわゆる「パンツのヒザが出る」という状況も、タイトなスーツに合わせる細身のパンツでは長時間座った姿勢でいると気になります。家で長くあぐらをかいて座っていると、漫画のがに股・O脚のキャラクターのようにパンツのラインが湾曲してしまうのがその状態です。。
そんな時には、パンツの汚れがある場合にはドライクリーニングなどで取り除き、または軽度なときにはベンジンでたたくなどしてから、霧吹きなどでたっぷりと霧を吹きかけ、裏返しにした後、当て布をしてアイロン掛けするのがプレスのコツです。
モモ巾(ワタリ巾)・ヒザ巾・裾巾の3箇所で決めることができるパンツのシルエットには、先細りのシルエットとなる「テーパードパンツ」、袋状のダブダブのという意味からくる「バギータイプパンツ」、ヒザ巾に対して+2cm程度、裾巾を広く取るシルエットとなる「ブーツフレアカット」、全体的に細身のシルエットとなる「スリムパンツ」、「スリムパンツ」はアイビーリーグモデルとして着用されるときには、「パイプドステム」同じ細身のパンツでも、ディテールの少しの違いや、流行した時代背景などで名称が異なることもあるのが、ファッションの歴史を感じさせるところですね。。オーダースーツで対応できるパンツシルエットの種類は更に多いです。。
パンツのプレスなどしたことがないというご主人様も、ご着用パンツと身近に向き合えるプレスというのもなかなか収穫できるものが多いのかも知れません。。
ただいま開催中のオーダーパンツセールで、パンツのシルエットを見直してみませんか^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ジャケットの肩パッドの厚さ

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bold_jacket.jpg 肩パッドはジャケットの外側からは見ることはできませんが、不織布やウレタンを素材として作られた半円形などの形をしたスーツのフォルムを形良く構成するための副資材。ショルダーパッドなどともいい、肩線の補正や強調に使われるものになります。。 オーダースーツでは、この肩パッドの量・厚みを厳密とはいかなくても、ある程度調整することができ、それは昔からあるフルオーダー的手法でも体型補正の方法として利用される方法のひとつです。。
肩パッドの厚みを確かめるようにつまんでみると、おおよその厚みがわかります。市販品でもオーダー品でもその厚みはメーカーによってさまざま、またご着用期間に応じて痩せて薄くなっていたりもしますので、「送った愛用スーツ程度の肩パッドの厚みで・・」というような方法では対応可。Pitty Savile Rowでお仕立ていただいたスーツなら、前回スーツ寸法から、5ミリ~1cmの増減で調整させていただけます。
体型補正に利用する場合の肩パッドは、「撫で肩のために貧弱に見えてしまう肩線に肩パッドを増して男らしい肩線に」、「怒り肩のためにつきジワが出る、肩先にジャケットの重量が全て乗ってしまい重く、肩がこる」
強調するために利用する肩パッドは、「ボールドルック調とするために、肩パッドを多く入れいからせる」「パッテッド・ショルダーといわれるスクエアショルダーや、コンケーブショルダーなどを形作る」などのために使われます。 タイトスーツには薄め、クラシコスーツブリティッシュスーツ、トラッドスーツにもそのシルエット専用のパッドが標準セットされていますが、ご着用感改善のために補正用の方法が用意されています。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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fabric_brand.jpg 毎日着るスーツのシルエット、デザインが気に入ったものであることは、短くても数年着用することとなるご愛用スーツとしては大事なところ。。また、それ以上に耐久素材であるスーツを、長く良い状態で着ていただくための工夫もオーダースーツには多くあります。。
パンツジャケットに比べて運動量が多く、その分汗による湿気や摩擦など着ている人には気がつかないところで過酷な状況に置かれています。パンツ用の補強布としての「股シック布、シック布」は、ご存じないかたも多いと思うのですが、パンツをはくときに内側を見てみると、パンツの股部分(後身側)に三角形の布がついているのが見えると思いますよ。。これが通称「シック」で、股ズレ防止用の布になります。これはがっちり体型の方の内股が歩くたび擦れてその部分のみ磨耗してしまうことを防ぐためのもの。当店のお客様の中にも多くこの股ずれに苦労している方が多く、このシックを大判にとか、更に強力にスーツと共生地で付けるなど着心地重視よりも股ズレ防止を重視したご依頼をいただくこともあります。。特に股ズレに苦労されていない方にとっても、この内股部分は傷みやすい場所であることには変わりないので、やはりパンツの補強布としては大事な役目をもっているシックです。。
靴ずれ」は、パンツの裾の後ろ側に付けられる補強布。特にパンツの後ろ側が傷みやすい部分なための工夫で、ここがオーダースーツらしいところは、生地の耳といわれるブランド名・素材名の入った生地端の刺繍部分で作られるところ。ジャケットの内側に付けられる生地タグなどと同様、仕立てられたスーツの生地ブランドがわかり、また刺繍された耳は単純に目立ってきれいなので、うれしいディテールになっています。。

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ダブルのスーツが似合う体型の人

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太った人に似合うダブルスーツ ここ数年はあまりスポットの当たらないダブルブレステッドのスーツ。こんなときに、ダブルジャケットを上手に着こなせたらその注目度は高いです。。市場に品数が少ないときでも、オーダースーツなら好きなときに好きなデザインでお仕立ていただけます。。ジャケットにはシングル、ダブル、それにフロント釦数の違いもあり、シルエットではクラシコブリティッシュタイト、トラッドなど多くのテイストの異なるものがありますが、打ち合いダブルのジャケットに似合う体型の人を考えてみます。。
昔からダブルスーツはちょっと太めな体格の良い人に向いているとよく言われます。。それは、ジャケットのフロントカットが直角(スクエアカット)であることや、打ち合いが深いために太めの腰まわりを隠せてすっきり見せることができるため。。また顔が大きめな人も広めのピークラペルとは相性が良いです。。逆に、向かない人は、ダブルジャケットがゆったりめの肩幅・胸からウエスト~裾にかけてのスーツ地で形作られる流れるようなフォルムを身上とするため、胸の薄いやせ型の人にはあまり似合わないシルエット。フォーマルでドレス寄りな型のため、格調が高く落ち着きのある大人の雰囲気作りには最適。実際の年齢よりも高く見せてくれるという効果もあります。。
ダブルジャケットで注意しなければならない点は、ブラックスーツで着用されることも多い堅めなシルエットのため、前釦を開けて着用するなど着こなしの巾が狭いこと。狭くしか見えないVゾーンの構築というのもいまいちな感じのものを見ることが多く、難しいところです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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s5_5.jpg 「ベストを作ってみたいけど、今までベスト付き3ピーススーツを着たことがなく寸法がわからない・・」という方もいらっしゃると思います。。ベストは着用することで、自然にかっこ良くウォームビズ的な効果があり、室内で作業するときには、「袖なし・衿なしの胴衣」と言われるように肩まわりが楽な作りになっているので、動きやすくておススメ。。特に、メンズカスタムラインでお仕立ていただくスーツでは、ベストのフロントデザイン、胸ポケット、腰ポケットを追加させていただいたばかり^^
一般的にベストを採寸する場合、「ベスト丈」といわれるベスト背部分の長さと、「ベスト半胴」といわれるベストウエスト位置(通常、裾から7cm程度上)の半寸寸法が必要になるのですが、これら寸法はそれぞれ、「ジャケット着丈」「ジャケット半胴」がそのもととなる寸法が同じなため、これら寸法からのバランス調整で決めることができます。。 「ベスト丈」の目安はベスト着用時、ベスト丈の裾がベルト下端から5cm程度の位置の長さで、このぐらいの長さがあると屈んだときにも、ベストの裾からベルトが見えません。。ジャケットの着丈からこの「ベスト丈」を調整する場合には、「ジャケット丈-18cm程度」。ベスト半胴の場合には、お好みもあると思いますが「ジャケット半胴-3~4cm程度」の調整が標準的なもの。
今どきのスーツ生地は秋冬ものでも着心地重視から比較的薄手のものが多く、また暖冬傾向からその影響もあるため、ジャケット内にベストを着用する場合でも、ジャケット寸法そのものを調整することは少ないですが、厚手生地などで仕立てるときには少し考えます。。ただ、ベスト付き3ピースで着るときばかりではなく、ジャケット+パンツの2ピーススーツで着る場合もあることを考えると微妙です^^
過去にPitty Savile Rowでジャケット寸法をいただいたことのある方なら前回寸法から、また、新しくスーツをお送りいただく方でもご依頼があれば、当店でバランス良くお仕立てさせていただけます。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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正月太り スーツのサイズの中でも一番身体に密着し、体型変化の影響を受けやすいのがやっぱりパンツ。オーダースーツを扱っている店員としての経験上では、パンツの履き心地の好みは一様でなく、「きつめで履かないとなんとなく不安な方」や、「座っていることが多いので、ウエストまわりはゆったりめ」標準的なウエスト回りの寸法は、パンツを着用時、指2本が軽く入る程度にしておくと、ベルトをした時に腰帯に余りジワも出ず、空腹時満腹時や、朝晩にも異なる体型の変化にも微妙に調整がきいておススメです。。
朝、出勤時には余裕があるのに夜にはタイトなのは、水分で身体がむくむためで、靴などと同じ感覚です。。
パンツのウエストに違和感を感じやすいのはこの時期が一番・・。。年末年始のお休みは寒いので比較的室内で過ごすことが多い上に、テーブルの上に乗ったごちそうやお酒の多さ。。お仕事初めにスーツを着てみたら、「あれっ」というのは店長的にも毎年のことです^^
こんな時に新調するスーツは、簡単にウエスト寸法を少し伸ばして・・とするよりも、一時的にごちそうを飲食してしまったための体型変化なので、理想的体型維持のため、あえて簡単に寸法調整せず、いつもの寸法でお仕立ていただくのが良いと思いますよ。。 あまりきつかったり、逆に借り物のようにゆるかったりする寸法では、もちろん微調整するほうがカッコも着心地も良いですが、理想的なフォルムとしての「いつものスーツ寸法」を維持することが、いつまでもカッコ良い体型を維持できる秘訣かも知れません。。
オーダーパンツ・スラックス

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スーツのくびれを効果的につくる

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スーツのくびれ 細身のスーツシルエットを作りたいときには、まずクラシコスーツブリティッシュスーツタイトスーツなどジャケットのシルエット選びから始めます。現在好まれているスタイルは、ウエストシェイプのきいたものが多いため、ずん胴なボックススタイルが特徴的なトラッドパターン以外は、どれもがレギュラーパターンから絞りがきいたものが多いですが、調整範囲の限度もあるため、ジャケットシルエットのお好みテイストとあわせて選びます^^
単純にボディフィットなジャケットとするためには、ジャケットそのもののゆとり量の少ないタイトスーツや、ショート丈ナローラペル仕様のタイトスーツがおススメ。着丈を短くすることで、突き出たヒップ回りの寸法を気にする必要がないので、よりきつめのウエストシェイプを作れます。。
逆に、スーツのくびれを強調したい場合には、ウエストシェイプをきつくすることも大事ですが、着丈を長く裾にかけてのフレアも大めのシルエット。フロントカットは腰まわりに軽快な感じを与えてくれるカッタウェイなもの。ジャケットシルエットの中では、ブリティッシュやクラシコなどが向いています。。
スーツのくびれはボリューム感のあるバスト~ウエストシェイプ~裾へのフレアで形作られる差寸。バストは肩幅、ウエストシェイプはジャケット半胴、裾フレアは採寸フォームでご指定いただくことができる項目ではありませんが、標準的な寸法から+2cm程度までは調整可。もともとフレア感のあるブリティッシュやクラシコのジャケットシルエットでこの体型補正をすると、なかなか効果的です^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ノータックパンツを無理にはかない

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インタックパンツ 店長と同じ世代の40歳前後の方は、パンツにはタックの入った少しゆったりめのシルエットのものにはなじみがあると思うのですが、現在、主流のパンツはタックのないノータックパンツで、しかもモモ巾(ワタリ巾)もヒザ巾、裾巾も詰めれるだけ詰めたい細身のシルエット。。お仕立てする際に基準とするノータックパンツのモモ巾寸法は、ヒップ回り寸法の3分の1程度。ご愛用スーツをお預かりして採寸させていただく場合には、現物スーツからの微調整という形の採寸になりますが、基準寸法より1cm程度細めというのがタイトめなパンツには多いモモ巾だと思います。。
パンツにタックを入れない場合には、モモ巾はタック入りパンツよりも細いため、ヒップ回りの寸法も少ないゆとり量で作られることになるので、体型で向き不向きを考えるならお腹回りに余裕が欲しい、出腹体型の方とノータックパンツの組み合わせはちょっと大変。。よく「太めのお腹を細く見せるためには、細めのパンツのほうが良いのでしょうか?」というようなお問い合わせをいただきます。。太めなお腹を細いパンツで押さえ込んでしまおうという発想だと思うのですが、ゆとり量の少ないタック無しの細身パンツの場合には、ぽっこり出てしまったお腹が着用時逆に浮き出て目立ってしまうことになるので、少なくともタックを1本は入れて、出腹を隠すようなシルエットにしたほうが、見た目もすっきりかっこ良いスーツになると思いますよ。。
タックは布地を体型にフィットさせるための縫製上のテクニック。タックのヒダが外に向いた外ヒダ・アウトタックでは普通すぎてつまらないという方には、タック内向きの内ヒダ・インタックがおススメです。。

オーダーパンツ・スラックス

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ジャケットのウエスト位置 スーツはモデルさんのように身長が高かったり、横幅もがっしり体型の方には寸法があっているだけで、かっこ良く着こなせてしまう、アイテムそのものが整った形をしているもの。。店長は、小学生までに身長がやたらと伸び、背の順でも一番後ろで160cmほどはあったのですが、その後あまり伸びなかったため、現在では標準的な身長なのですが背の高い人の気分は知っています^^小学生のころなので、背が高いだけで待遇は良いですし、水泳をやれば早く、ドッジボールをすれば投げる玉は強力で、捕球も上手。足も遅いほうだったのですが、身長が急に伸びたときには、少し早くなりリレーではアンカーまでなぜかまかされてしまうほど。。
なぜ、そのまま伸び続けなかったのか・・と思っても仕方がないので、スーツ選びの時にはスーツ屋さんらしくできるだけ、すっきり高身長に見えるような工夫をします。。
一番効果的なのは、ジャケットのウエスト位置を上に持ってくることなのですが、シルエットパターンから調整するオーダーの場合には、このウエストを調整することは難しいため、ジャケットパターンの中でも、ウエスト位置が高め(ハイウエスト)な、「クラシコスーツ」「ブリティッシュスーツ」「タイトスーツ」などを選ぶと良いと思います。Pitty Savile Rowでお仕立ていただく縫製ブランドの中でビスポークのみは、このウエスト位置の微調整にも対応可。加えて、生地選びでは、「濃い目の色のもの」「細巾なストライプ柄」が体型をすっきり見せて、身長も高く見せる効果があります。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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下半身のドロップサイズ

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下半身のドロップサイズ ジャケットに比べると縫製職人のなかでも「下もの」などといわれ、上着を縫うことよりもその構造が単純で楽なため、軽く見られがちなパンツですが、ジャケットよりも身体への密着度はが高く、また下半身は運動量も多い、ジャケットは脱ぐことはあってもパンツは常時着用しているなどの理由から、ウエストのみあっていれば良いというものでもありません。。実際、昔の仕立て屋さんなどに聞くと、オーダーパンツの履き心地が気に入った人は、その後オーダーでスーツを仕立てる機会も多いということらしいです。。
スーツやジャケットによく見かけるY体とかAB体というのは、バストからウエスト寸法を差し引いた差寸によって決められるもので、差寸の大きいY体から差寸ゼロのE体まであります。E体の差寸ゼロというのは、バストとウエスト寸法の差がまったくない体型の人で、ほとんどの場合運動不足のため、バスト寸法が小さく、出腹体型のためおなかのトップ位置の寸法が突き出て大きい方が多いです。。
このドロップサイズはパンツにもあり、パンツの場合には、ウエスト寸法とヒップ寸法の差寸に応じてということになりますが、スーツ(ジャケット)としての体型にセットでくっついている感のある市販スーツのためか、寸法的にはパンツはウエストのみ合わせればなんとか・・というように隠れてしまっている感じです。。
せっかく寸法について微調整することができるオーダースーツですので、パンツ寸法についてもう少し・・とお考えの方がいらしたら、ヒップ回りならモモ巾(ワタリ巾)を5ミリ単位で増減、ウエスト寸法も市販サイズのピッチ3cmから細かくは5ミリ~1cm刻みでご希望いただくことができますよ。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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愛用スーツを採寸する お店でもスーツをオーダーしていただく時の採寸では、お客様との話の流れから「いま着ているスーツの寸法がちょうど良いから」とお聞きすることがあり、「それでは、大変申し訳ありませんが、ちょっと脱いでいただいて採寸させていただきたいのですが・・」と、フィッティングルームでパンツ1枚でお待ちいただき、できるだけ手早く採寸を済ますということがよくあります^^ その後2回目以降のご注文の場合には、10年ほど採寸寸法表を保存しておりますので、「前回寸法で」中には「デザインも同じで」と、簡単にメール一本でサイト掲載の生地番号のみご指定いただく方もいらっしゃいます。。寸法表は紙一枚なので、保存も楽ですしかさばってしまっても近頃はコピーする感覚でPDFファイルとしてしまう便利な機器もありますので、一度いただいたご注文寸法はほぼ残っているとお考えいただいて良いと思いますよ。。ただ、初回寸法のみは、お客様のお好みもあり、採寸者としての店長もどうしても手探りの部分がありますので、実は「ちょうどこのスーツの寸法が・・」といっていただくと、ホッとしたりしてしまいます^^ いろんなお考えからお送りいただくご愛用スーツの中には、ぼろぼろだったり、かなりのご着用感からテカリがひどかったり、穴が開いてしまっているものも・・。「着込んでいますが、一番着心地が良いから・・」きっとそのスーツ購入後は、なかなかフィットするスーツが少なく、捨てられずに今のこの状態になってしまったのではないでしょうか。。 オーダースーツにかけていただきましたご期待に100%お応えできますよう丁寧にお仕立てさせていただいております。。 お送りいただきましたスーツも3日以内にご返送。スーツのローテーション内で多くのお時間をいただきません^^
ネットから手軽にオーダースーツ

オーダースーツ Pitty Savile Row
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スーツの肩パッド 雑誌などに見かける「今どきビズ」は、トレンドのスーツスタイルを中心に、シャツ、ネクタイ、靴、ベルトなどのコーディネートをかっこ良く今どき風にコーディネートしてみようというコンセプト。実際に、「今どきビズ」でくくってしまうには、会社や職場のドレスコードはいろいろすぎて難しいのだと思いますが、常に流行を意識して今どき風に、一部はエッジィなこだわりの部分を残してというスタンスはなかなか大事なのではと思います。。
タイト傾向はどうしても外せない今どきスーツには、着心地にとって肩まわりの作りは案外大事。シルエットを構築する上で必須の肩パッドの量は、パターンによって若干の差があります。。もともとタイトシルエットのスーツの肩パッドは比較的少なめに設定されているのですが、この肩パッドの量は既定量から5ミリ、1cmの単位で薄く若しくは厚くできてしまうのがオーダースーツの良いところです。。
この肩パッド調整ができるのは、クラシコスーツブリティッシュスーツなど他のシルエットパターンでも同じなので、前回スーツから少し肩パッドを薄くして肩回りを楽に・・とお考えの方は、お気軽にお申し付け下さい。また、初めてご注文をいただく方でも、サンプルスーツより少し薄め・厚め、まったく肩パッドを入れないアンコン仕立てというものも無料対応。ただ、肩パッドはジャケットのシルエットを構築する上で、必要な付属になりますので、あまり大きすぎる調整はおススメできません^^

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3シーズン用のスーツ素材

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オールシーズン的なスーツ素材 オーダースーツの素材も既製スーツの素材も含めての傾向だと思うのですが、地球環境的な暖冬傾向から秋冬素材は薄くなり、春夏素材は猛暑・クールビズから、極端に薄い透け透けなウール素材、ウール混素材が人気な時期があったのですが、ドレスコードの若干の変化と浸透から、上下服ならより涼しく快適な麻スーツコットンスーツ、ウール素材なら夏向きの3シーズンに長くご着用いただくことができるような薄物素材が大半です。。織物メーカーもあきらめてしまったような感じですね。。
ミユキ毛織のシャリックや、中外毛織のエアロカプセル、有名どころではゼニアのクール・エフェクトなどはまだまだ元気なところです。。
このスリーシーズン用のスーツ素材に対して、1年中イヤーラウンドに着たいというオールシーズン・宇宙服的なハイテクスーツ素材はいまのところ、どのメーカーでも出していないと思うのですが、若い方の中には生活環境などから、春夏素材をオールシーズン的にご着用になる方もいらっしゃるようです^^暑がりで寒がりな店長は、静岡ですが今の時期はまだ春夏物、スーツ色はさすがに春夏素材では、明るく涼しげな光沢感のあるものは避け、濃い色のものを選びますが、例年寒くなるギリギリまでこのままな感じですね^^ スーツ素材をシーズンやその日の陽気によって分けて着るというのも、ファッション的な着こなしの楽しみですし、定番的な紺・グレーなどの色柄なら長く良い状態で着ることができるよう、少し良いものをお手持ちスーツに加えておくというのも賢い方法かも知れません^^

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ベスト背表共生地 既にご着用後、仕立て上がってしまったスーツについて体型変化などがあった場合、ジャケットはもともとヌード寸法に対してゆとり量・ゆるみが適度にありますが、ベストは比較的タイトにフィットした寸法になっているため、太ってしまった場合などその影響がストレートに出やすいアイテムです。。ベストの胴回りを伸ばす調整は、既製スーツはどの部位の縫い込みも必要分しかとらないことが多いので、半身で5ミリ程度、オーダースーツでも半身で1.5cm~2cm程度が限度になります。この範囲内の寸法調整でまた着心地良くご着用いただくことができるのなら問題ないのですが、それ以上に胴回りが大きくなってしまった場合には、ベストの背部分そのものを大きく作り替えてしまうことがおススメです。。
背部分は全体が胴裏と同じポリエステルやキュプラ裏地で作られているため、実際に付けられているベスト背表とまったく同じものを探すことは難しいかも知れませんが、全体を作り替えることになるので、生地が違ってしまうなどの心配もありません。。「背だけ大きくしたら前後のバランスが・・」も、前身の縫込みを伸ばす調整を合わせてするので、見た目にはほとんどわからないと思いますよ。。
どうせ取り替えるなら・・、「いままでの色柄と異なったものを付けてしまう」という選択肢もあり、サイズ変更以外にディテール変化も楽しめてしまいそうです^^ ベストの背表を前身と同じ生地で仕立てている場合には、脇に縫込みの残されているだけしか伸ばすことができませんが、若干バランスは崩れますが、「前釦位置を少し前に送る」背表をサベリ(ジャケット胴裏と同じ裏地)に変更するなど方法がないこともありません。。

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平尻体型の人にあるパンツのたなジワ

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ジョルジオ・アルマーニ 日本人には多いといわれている平尻体型というのは、お尻が平らな人の体型。標準的なヒップラインよりもお尻のでっぱりが少ない、薄い感じ体型のことをいいます。。
店長もこの体型で、いまはタイトな細身スーツが主流なため、あまり気になりませんが、ジャケットもルーズフィット、パンツも2タックなどゆったりめに着用した80年代アルマーニから始まったのソフトスーツのころには、広めのモモ巾(ワタリ巾)に合わせてヒップまわりも大きめなため、標準的なヒップより高さのない平尻には、お尻の下あたりに余ったヒップまわりの布が垂れてたまった状態・・これがたなジワです。パンツのヒップ線よりも体型がゆとり量の限度を越して内側にあるための、その分の余りシワですね。。
ゆったりなドレープ感、そのたるみ感が好まれていたソフトスーツの頃には、オーダースーツでも実寸ヒップからかなりのゆとり量をとり、股上も深く、モモ巾(ワタリ巾)も極端に太かったため、鏡の前で見るとヒップの余りジワに更にダブついたモモ回りが加わって、平尻体型の人でなくても、このたなジワが普通に見られたような気がします^^
逆にヒップ線が標準より出っ張った体型の人は出尻体型といって、パンツのヒップ線よりも着用者のヒップトップ位置が外側にあるため、ヒップ回りの寸法が不足し、パンツ帯下に引かれたような横シワがでます。今のノータック、タイトめスーツにはよく見かけるシワかも知れません。。たなジワもこの出尻のためのシワもご注文時の体型補正で調整することができるため、ご希望の方はオーダーフォーム備考欄などにお書き添えいただければと思います。。

オーダーパンツ・スラックス
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オスカル Tシャツやカットソーなどカジュアルの衣料ではユニセックス、ジェンダーレスな男女兼用の衣類はごく当たり前。少し大きめのシャツなどを女性がざっくり着ている休日などはなかなかかっこ良いものですね。。スーツでもマン・テーラード、マニッシュ・スタイル、ダンディー・ルックなどといわれるものがあり、<男物仕立てのスーツ>という意味で、メンズのデザイン、しっかりとしたビジネス仕様の生地で女性用のスーツを仕立てたものを言います。。女性の社会進出に伴って、紳士の背広だったものが、レディーススーツの分野が定着し、ある意味マン・テーラードという言葉も薄れてきているような感じがしないでもありませんが、メンズ、レディースのオーダースーツとは型紙、シルエットも異なり使用される付属・芯地の違いから縫製仕様・着心地感も違うため、細かくは別ものです。。
たまにお客さまからいただくお問い合わせに、「レディースのパターンでメンズスーツを作れないものか?」というのがあります。。「普段既製服を着ているのだが、小柄で細身なためにレディースのものを着ている」「メンズスーツでは出せないウエストのきつい絞りからヒップにかけてのフレア感を出したい」「メンズスーツにはないシルエットを試してみたい」など^^
Pitty Savile Rowはオーダースーツ店ですので、小柄な方、大柄な方への寸法的なご不自由はお掛けしません。。また、レディースのパターンでもメンズスーツとは逆の前合わせをメンズスーツと同様左前とする調整は無料調整となりますので、ご依頼がありましたらもちろん対応させていただくことができますよ。。
女性の中には、「普段メンズスーツの形が好きなので・・」という理由から、メンズスーツの前合わせを逆に右前としてお仕立てさせていただくことも稀にあります^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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撫で肩 撫で肩体型の人に出やすい、ジャケット着用時後ろから見た時、肩から脇下にかけて斜めに「ハの字」にシワが出る場合があります。体型的にでる不具合の中でも軽いものなので、気にされない方が多いです。。
日本人の体型の中で最も多いといわれている、「撫で肩」で「猫背」の体型の方の程度も様々。撫で肩は肩線が普通の人よりも下がっている体型なので、ジャケットご着用時のシルエットはやさしい雰囲気があるのですが、肩線の下がり方が大きく、女性らしいラインを嫌う方は、肩パッドを厚くするなどして撫で肩の肩線を標準体に近づけるということも可能です。。ただ、肩パッドを厚くすることは、肩先に重く負担がかかることになるため、軽度の場合には、ジャケット背部分に余っている「斜めじわ」の部分を「つまんで5ミリ・1cm」などと測り、取ってしまいます。。この時に注意が必要なのは、腕を動かすのに必要なゆとり量まで取ってしまうと、動きづらいジャケットになってしまうので、大きく見た目で気にならないのであれば、ごく少量にとどめておくのがおススメです。。
人の体型は千差万別、「小柄な方でも手が長いために標準体のバランスで作られた服では、袖丈が足りない」「モモまわりが太いため、流行のノータックパンツがはけない。もう少しモモ巾を太くしたい」など、鏡の前で自分の体型をじっくり見てみると、「撫で肩」「怒り肩」など今まで気がつかなかった体型的な特徴に気がつくことがあるかも知れませんよ。。肩線はスーツご着用時にも目の行きやすいところだと思うので、一度軽めに要チェックです^^

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