スーツでポピュラーなストライプ柄のいろいろ

少し堅めのお仕事をされている方の職場では、新入社員さんがストライプ柄のスーツに手を出すのはなかなか思い切ったことなのかも知れません。。「スーツの色柄はリクルートスーツの時から決まって紺、グレーの無地系」、「遊びがはいってもせいぜいが、遠目では無地に見えるピンチェックしか着たことがない・・」というのでは、ちょっとつまらなすぎます。無地系のスーツからちょっと冒険して、柄物のスーツに気持ちが動いたら、格子柄・チェックよりは大人しめなストライプ柄がおススメです。。
スーツのストライプ柄にもいろいろあり、「ストライプ間の間隔」「ストライプの太さ」「ストライプの線の種類」「ストライプの色」「スーツ地とストライプ色との関係」でずいぶん印象が変わってくると思いますよ。。
ポピュラーなストライプ柄としてあげられる「チョークストライプ」はチョーク(白墨)で引いたような白の縞柄で、線の輪郭が若干ぼやけている。「ペンシルストライプ」は鉛筆で引いたような細目の縞柄で、線の輪郭がシャープなもの。「ツートーン・ストライプ」は、2色の縞柄が交互に配列されるもの。ロンドンの銀行家に愛用されたことで有名な「バンカーズ・ストライプ」はダーク系のスーツ地に明るめのダブルストライプがはいったもの。「ヘアライン・ストライプ」は髪の毛のように細い濃淡2色の色柄を交互に配列したものなど、あげればきりがありません。
中には「ファンシー・ストライプ」というような、基本は一般的なストライプ柄をモチーフにはしているものの若干風変わりで意匠的な柄のため、表現が難しいものも。。太めのストライプで作るには、タイトなジャケット、パンツの場合、細めの身巾にストライプが何本入るのか・・、とちょっと心配してしまいそうなケースもありますが、2cm間隔程度までなら大丈夫だと思いますよ。。

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