セミノッチ衿と袖中1個釦

スーツをオーダーしていただく際に、基本デザインとしてご案内させていただいているものの、忘れがちなことも多く、店長的には、たまに気がつくととても新鮮なデザインを2つご案内させていただきます。。
ここ1~2年の間に、スーツ地の色柄も明るくなり、それと同時にストライプ柄もピンストライプのような比較的目立たないものから、若干巾広のものを好んでお仕立ていただく方が多くなってきたように思います。。1つめは、この明るめの紺地にセミノッチ衿というラペルの先端が3~4ミリ程度立ったデザインの衿型。。クラシコスーツのようなゴージラインが高めの衿と合わせると、より特徴的な衿型が際立ちます。
2つめは、袖中1個釦というもので、一般にはベストの前釦や、内ポケットの釦など15ミリ程度の小さめ釦が付けられる袖釦に、ジャケットフロントの釦と同じ大きさの20ミリ程度の釦を1つ付ける付け方で、この袖釦とすると、切羽や穴かがりが斜めに付けられます。
人気の黒無地のコットンジャケットに、釦は本水牛ボタンが高級感高く黒光りする大き目の20ミリ、本開きの穴かがり、袖裏側にコットンジャケットにはステッチ糸が映える総ステッチ付きが、ジャケットの存在価値をより高めてくれています。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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