スーツの着こなしの最近のブログ記事

スーツは本来共生地で仕立てた上下揃いの衣服を言いますが、こういったコーディネートするスーツ(コーディネートスーツ)という着こなし方があり、ジャケット+パンツで着る「ジャケパン」がビジネス用のスーツとしても定着しつつあるお仕事環境では、これにベストを加えたジャケット+ベスト+スラックスの「ミックス&マッチ」も充分ビジネス用として通用しそうですね。。
「ミックス&マッチ」は、ジャケット・ベスト・スラックスをそれぞれ独立したアイテムと考え、「柄で変えて(ミックス)、色で合わせる(マッチ)」「色で変えて(ミックス)、素材で合わせる(マッチ)」という組合せをセンスよく工夫します。。
お仕事用のスーツに上手にこの「ミックス&マッチ」を取り入れるには、あまり大きすぎる変化は難しいかも知れませんが、「人気のベストの素材を合わせ、色違いで仕立てるスリーピーススーツ」や、「ジャケット+ベストを共生地+パンツを色違い」、「ベスト+パンツの縦線をスッキリ、共生地で合わせジャケットを別生地」でなど、できるだけ落ち着いたトーン、色柄での組合せを心がけます。。
フラノやツイードなどのカジュアル向け素材が理想的、春夏シーズンにはコットンスーツやリネンスーツで試していただきたいところです^^
オーダースーツ Pitty Savile Row
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スーツ生地をお選びいただく際には色柄の違いのほか、ご着用期間のご用向きなどによって、春夏シーズンに涼しくというお考えの方は、金属的な光沢感が涼しげ、織りが粗めで通気が良く独特のシャリ感をお楽しみいただけるモヘア混素材や、吸湿性にすぐれたシルク混素材。肌触りの良さや、高級感のある光沢感なら細糸で織られたSuper表示の生地がおススメです。
オーダースーツ店の店長的には、比較的衣服に好きなものを選べることから、春夏シーズンはジャケパンスタイルで過ごすことが多いです。。素材にはコットンやリネン、カノニコのサマーツイードも人気ですよ。。
リネン素材には、毎シーズンご案内させていただいているイタリア製アンジェリコリネンに加え、アイリッシュリネンの中でも品質が良いことで定評のあるスペンス・ブライソンを18柄。下に合わせるボトムスも、コットンパンツ、リネンパンツというのが定番です^^
クールビズ用単品パンツも合わせて作ってしまえる無地系2パンツスーツにおススメなのが、カノニコのSuper120'sでお仕立ていただける無地¥39900は、黒紺・紺・チャコール・ライトグレーの4色。。2パンツスーツ価格は、上下スーツ価格に対して+35%増でお仕立てさせていただけます。。
春夏から秋口にかけてはスーツでご着用、クールビズ用パンツにも兼用いただける2パンツスーツは、着まわしのできる春夏の便利アイテムです^^
無地系で仕立てる色柄のオーダースーツなので、基本はビジネス仕様クラシコスーツ、ブリティッシュスーツでもちょっとだけ、ディテールデザインなどで遊んでみたくなってしまいそう^^
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アイビージャケットはナンバーワンサックスーツ(I型スーツ)と同様、アメリカントラディショナルの代表的モデル。シングル3釦2掛、狭い衿巾、ウエストダーツのないボックスシルエット。パンツはノータックで細身なパイプドステムと言われるパンツを合わせます。このシングル3釦2掛スーツは、「釦位置が高いためにスーツで構築されるバストのドレープ感で胸の薄い痩せ型の方」「見る人の視線を上げる効果があることから、小柄な方」に向いたジャケットシルエットと言われています。
アイビージャケットに特徴的な腰ポケットのフラップを角型(スクエアフラップ)にしたり、広くなった前身にチェンジポケットを加えてみたり、またパンツのピスポケット上にバックストラップ付きというのも雰囲気です。。
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この「ハスラー2」の頃は店長の青春的謳歌時代のちょうどの頃で、プールバーにもよく行きました。薄暗い照明の中、夜行われることが多いゲーム、カクテルなどを出すワンショットバーも兼ねるプールバーは、たいして上手でもないビリヤードですが、そこにいるだけで気分が良いものです。。
当時のスーツスタイルは、ドレープ感というイタリア製のような柔らかな生地のたるみ感をもつゆったりめなスーツ。ソフトスーツと言われるもので、とにかく肩幅が広く、それにあわせて胴回りも広め、パンツもウエストこそ体型にあわせたジャストフィットなサイズですが、2タックパンツの太めのモモ巾(ワタリ巾)にあわせるヒップラインはかなりのオーバーサイズ。この無駄とも思えるゆとりある生地量から仕立てられるスーツが、そのドレープ感が、ちょっと恥ずかしげですが敢えていうなら男の色気、ダンディー着こなしスーツででかけるプールバーにはぴったりです。。
ダブダブなシャツにネクタイ、キューをもって屈むと垂れるネクタイを首の後ろにはねあげて・・というのも、あー、プールバーならではのポーズですね。。 いまどきなタイトめに仕立てるオーダースーツでは、大きめなカッタウェイ・フロントが特徴的なブリティッシュ・スーツが雰囲気かも知れません。。
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パンツもノータックパンツ、モモ巾が細めになるとヒザ巾・裾巾も細くなり、バランスをとるためにパンツ丈も股下でも股上でも短いのが今のシルエット。ジャケットは身頃のゆとり量が少なく、アームホール、袖巾も細く、ウエスト回りでは限りなくシェイプするパターン。。少しオーダースーツ的に、タイト傾向を残しながら、個性的な春夏スーツを・・、ならトラッドスーツをタイトに着るというのは、オーダースーツならではできる着こなしなのかも知れません。。
もともと、アメリカントラッドなスーツは、ジャケットの肩幅も比較的広く、ウエストのダーツをとらないボックスシルエット。オーダースーツばかりがスーツだったその昔に、作っておけば誰のサイズにも合うことを主な目的として、アメリカ的合理主義が形になり、ブルックスブラザーズが普及させることとなった既製スーツの走りとなるもの。。
この自分のサイズに合わせたサイズのトラッドスーツならゆったりめなものも、テーラードでスリムタイプに寸法調整すればぴったりなトレンドにはまります。。動きやすくするためにトラッドスーツに取り入れられたナチュラルショルダー(もしくはドロップショルダー、ソフトショルダー)も、タイトなシルエットを着心地感で助けてくれますし、肩パッドの厚さ調整というのも難しいことではありません。。
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春から夏にかけては、色も明るめ、せっかくなのでストライプもかっちりめ。そんな気分になる春先の店長ですが、色を抑えたスーツの基本色でコーディネートする春夏向きなスタイリングというのも、オトナな雰囲気で気になります。狙い目は、ダークトーンの色はトレンドから外せないとしても、ミディアムグレーやベージュよりも少し明るいめ、素材感で遊ぶのもクールビズ兼用でお仕立ていただくスーツ・ジャケットとしては使い勝手がいいです。。
例えば、無地系でもメッシュ織り調のカノニコ生地だったり、遠めから見ると無地でも近くで見ると色の濃い薄いに微妙の差がある杢柄など。素材そのものを、コットンスーツやリネンスーツの中に探していただくのもこのシーズンならではです。。
また、生地から選んでジャケットのシルエットをはじめ、細かなディテールデザインまで選べるオーダースーツなので、「無地系でも素材感で遊ぶ+春夏らしくトーンを少し明るめ」ブリティッシュスーツ、クラシコスーツ、タイトスーツなど、より自分らしい個性を出せるシルエット、似合うシルエットで仕立てるスーツは、比較的決まった形におちいってしまいがちなビジネススーツのバリエーションを増やすご検討材料としていただくのになかなか大事だと思います。。
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春夏にはジャケットにノーネクタイで過ごす日も多くなると思います。。シャツの衿腰を高くしたり、衿型にボタンダウンを選び剣先のあそびを落ち着かせたり、衿元のドゥエボットーニなど、寂しくなりがちなVゾーンを少しにぎやかにする工夫はいくつかありますが、ネクタイをしないジャケット姿にはおしゃれすぎて敬遠しがちなポケットチーフも比較的取り入れやすいアイテムになります。ポケットチーフを使った場合の、着こなしの基本はシャツ、ネクタイ、ポケットチーフの色あいを揃えること。コットンスーツやリネンスーツなどご着用時なら、ノーネクタイで少しカジュアル傾向になりすぎなスタイルに、シャツと同系色または共生地のポケットチーフで、そのラフさを和らげます。。ベーシックな黒無地、紺無地、ベージュ系のコットンスーツに中のシャツは白、ポケットチーフも白系のTVホールドなどで正しく着こなせば、清涼感、清潔感、しかも涼しげなビジネススタイルとすることができると思いますよ。。
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しかし、最近のタイトなスーツ傾向ななか、たとえばブリティッシュスーツなどに特徴的な英国調Xライン、バックシルエット高めのウエスト位置でシェイプされたものでは、背部分もすっきりしており、クラシコスーツなどにもその傾向はあります。。タイトスーツは全体のゆとり量は少ないものになりますので、全体バランスとしてタイト。 オーダースーツでは、お客様のご希望にあった寸法でお仕立てさせていただくことができるとはいうものの、きれいな姿勢でこそフィットするスーツシルエットであることは間違いないようです。。急に姿勢正しく、きっちり歩こうと思ってもなかなかに不自然で、気恥ずかしく、よく言われるシックなライフスタイルで生活するというのは、難しいことのようですね^^ また、コットンスーツ、リネンスーツをオーダーされる際には、コットン、リネンは伸縮性が少ないことも寸法決定の際、少し念頭に置いていただくと良いと思います。。
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スーツは仕事着的なアイテムとはいっても、着慣れてくるとやはり少しずつ仕事場などのドレスコードの範囲内で気分の変わったものを着てみたくなるものです。。ベストは上下スーツ生地と同じ生地で仕立てられる中衣なので、ビジネス用スーツに一味加えるアイテムとしては比較的変化も少なく優しいアイテムだと思いますよ。。少し着丈を長めにすることで、エレガントな、裾にかけてのラインを特徴とする英国調スーツとベストの相性も良いものです。。また、春夏向きのベストなら釦位置を少なく、釦位置指定などしてVゾーンを大きめにとるのもおススメです。。
ベストを作りたいけど、着心地の良いベストをお持ちでない方も、ご着用感の良いスーツ寸法から中衣用ベスト寸法を採寸させていただくことができますので大丈夫です。。パンツのウエスト寸法と同様、体型変化の影響を受けやすいベスト胴回り寸法も、「簡単に脇巾で出す」またはその縫込みのみで足りない場合には、「ベストの背そのものを大きく作り替える」などの方法でも対応可。厳密には、背を大きく作り替える場合、前後のバランスが若干崩れることになりますが、見た目にはほとんどわからず着心地にも変化はありません。。体型変化による寸法調整以外にも、「ベスト裏地を気分で替えてみる・・」というお直しもたまにいただくことがあります^^
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春夏のスーツスタイルに少しのアクセントをひと工夫するために有効なアイテムとして、クレリックシャツというのも一つの方法です。クレリックシャツは、衿とカフスを身頃とは異なる白い生地を使用して作られたドレッシーなシャツの代表格。ドレスアップ度が高すぎて普段のビジネススーツ用にはちょっと、敬遠してしまいがちなところもありますが、このクレリックシャツの利点は、身頃・袖の色柄が多少派手めなものでも、衿・カフスの白がシックにまとめてくれるところ。衿はすぐそれとわかるクレリックシャツ。ジャケットの袖先からのぞく白色カフスもなかなかファンシーです。
まだまだ少々肌寒い春先の外出時には、取り外しも便利で持ち歩いても邪魔にならないアスコットスカーフ機能的なアイテム。衿腰が高めのシャツの衿元に軽く巻きつけるだけで、カジュアルな装いもドレッシーなものにしてくれます。また、春らしいカラーのジャケットの胸ポケットにはカラードチーフをさりげなく。品良く配置するためには、ジャケットと同系色、色のトーンも合わせておくのがおススメです。。
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秋冬イメージなダークスーツでシックに、春夏には少し明るめな色使いでアクティブ感を出してみるのも、いまのシーズンならでは。。タイトなダーク系スーツは着用者を引き締めて見せるかっこの良いものですし、トレンドなので外しづらい方には、「遠めで見たらダークスーツ無地だけど近くで見れば、目立たないヘリンボンだったりピンチェックだったり」と、スーツ生地に少しの変化が見られるようなものは、薄手・光沢感のある春夏生地の中でも快活な持ち味があるのでおススメです。。柄ミックスもビジネスに重点を置く場合には、あまり柄が大きくなるとカジュアルっぽくなりすぎるところは要注意です。。
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店長的には長く着ることが予想されるオーソドックスな色柄のものは上質を心がけ、試しにとかちょっと背伸びして・・というような色柄は、比較的安価なものを選びます。 「グラフチェック」は方眼紙のように、白地にブルーやグレーなどの方形格子が規則正しい間隔で入った格子柄のことで、ビジネススーツに合わせるシャツとしては馴染みがあります。「エンドオンエンド」は刷毛目柄ともいわれるように、極細の白糸と色糸を交互に配列して織り上げたパターンで、春夏シーズンには白糸・ブルー糸の組み合わせが雰囲気です。「タッタソール」は地色に対して対照的な2色の格子を等間隔で交互に配列したパターンで、馬にかけた毛布の柄に由来するため「乗馬格子」とも呼ばれるもの。タッターソールはロンドンの馬市場の名前で、創設者のリチャード・タッターソールからきている。 太く鮮やかな縞が特徴的な「ロンドンストライプ」は地色と縞目が5ミリ~1cm程度の等間隔で交互に並ぶもの。これよりも巾が太くなる「ボールドストライプ」は1.5cm~3cm程度の巾となります。ボールドはあのボールドルックと同じ、「大胆な、目立つ」とかいう意味になります。。
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クラシコ系のゴージ位置・ゴージ角度とも高く、クラシコ的標準仕様の衿巾も少し太めにできているスーツには、ワイドスプレッドのようにゴージャスな雰囲気をもつシャツ衿が向いています。ネクタイの結び目は、ダブルノット若しくはウインザーノットで結び目もゆるめな広角衿を作ると良いと思いますよ。。
今どきのショート丈でナロー(狭い)ラペルのジャケットの場合には、剣先(ポイント)の短めな小衿がバランスが良く、ネクタイの巾も細めできゅっと締めたようなものが雰囲気ですね^^春夏には、ニット製のスクエアエンドタイなども表生地によっては相性が良いものだと思います。。
春夏に向けては、シャツに目の行くことも多い時期。ジャケットの袖先からのぞくカフスの種類は大きくわけて3種類。カフリンクスを使用する・しないでその形がわかれます。。カフリンクスをまったく使用しない「シングルカフ」カフリンクスを使用することを前提とし、袖口を二重に折り返した形をしている「ダブルカフス・フレンチカフス」釦でもカフリンクスでも兼用で止められる「コンバーチブルカフ」明るめシャツのカフスがジャケットの袖先から少し見えるのも、春らしいコーディネートです。。
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トランスアメリカンと言われる背広スタイルは、アメリカの伝統的スーツスタイル、ここではブルックスブラザースのⅠ型スーツが基本になりますが、これをヨーロピアンなテイストに若干のアレンジを加えたもの。Ⅰ型スーツのシルエットが、胸ダーツなしを特徴とするゆったりめなボックスシルエット、ナチュラルショルダーなのに対して、少しタイトめに釦位置を高くし、胸ダーツを入れウエストシェイプ、裾にかけてエレガントな自然なフレアというところです。。
アメリカントラッドを超越した(トランス)というような、トランスアメリカンのスーツスタイルは、ブランドによってはニューソフトといっているところもあります。アルマーニからはじまるソフトスーツを、ゆったりすぎないルーズフィットなシルエットで仕立てるという感じですね。。「トラッドスーツは好きだけど、今どき風に少しタイトに・・」という方にはおススメなスタイル。お手持ちのアメトラスーツを少しタイトめに、胸ダーツを入れたり寸法の微調整、釦位置を上げるなど比較的簡単な調整でずいぶんイメージが変わって、今どきな好感度もアップします^^
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ナポリスタイルは、このクラシコイタリア協会を構成するメーカーが多く集まっている、ナポリでイギリスの伝統を踏まえつつ独自に発展し完成されたファッションスタイル。クラシコイタリア同様、このナポリスタイルも、イタリア人(主に仕立て職人)が見たイギリスのスタイルが、長い年月を経てナポリ流に消化され、本家イギリスのスタイルとは別物となって進化していったものになります。。
お手持ちのクラシコスーツをナポリスタイルっぽく着こなすには、胸ポケットにさすポケットチーフが必須のアイテム。色は白で、ポケットチーフに使われる素材は冬でも麻。日本的には少しかっこ良すぎるポケットチーフですが、四角く折りたたんだポケットチーフを1cm程度胸ポケットからのぞかせるTVホールドなら控えめ。店長ぐらいの年齢になると、着るスーツの種類、シルエットもデザインもそろそろ出つくしてしまった感じもあるので、派手めになる傾向が・・。そのためか、ポケット・チーフはあまり抵抗がありません。。また、パンツ裾はダブルがナポリ流。裾は靴のかかとにかかる程度で、靴甲で少しブレイクするぐらいが理想的です。。シャツはライトブルー、ネクタイは小紋柄がオーソドックスな合わせ方になります。。
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単にバル・カラーという場合の衿型は若干異なり、折り衿なのは同じですが、上衿が幅広で大きく下衿が小さなもの。着こなしとしては、ビジネス専用のスーツというよりはカジュアルっぽいところがあるので、楽に羽織る感じがいいと思います。。お仕事専用のテーラードスーツというと、ある程度カスタマイズが限定されてしまうところも、デザインの基本にバル・カラーを置けば、かなり自由度が増してしまいそう。。
スーツ的な基本寸法からコート寸法を考える場合、好みもありますがスーツ肩幅に対して+3~4cm、半胴で+5cm程度という一応の目安があります。ジャケットの場合には、ラグラン袖では普通作らないので、肩まわりを楽なように肩パットなし(アンコン仕立て)というのは、どの縫製ラインでも無料対応。また、腰ポケットは貼り付けのアウトポケットで、カジュアルなヒラヒラ感を出します。。カスタムラインでお仕立てさせていただくジャケットのフロントカットは、基本は各シルエットにあった専用のものがセットされていますが、バルカラージャケット、レギュラーシルエットのジャケットのみは、シングルジャケットに対してダブルスーツのようなスクエアカット、開き具合の大きなカッタウェイも対応可なので、コートっぽく着たいのなら、ヒップまわりまで包み込むスクエアな直角カットも雰囲気がでます^^
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一般的には、ベストの回り寸法は、ジャケットに対して半身で4~5cm程度細身で、より身体にフィットする胴衣。これを胴回りで尾錠を調整用に使うために、少し大きめサイズに作るというオーダー方法もあります。。
ベストの背の作り方には、前身と同じ共生地で作る「背表共生地」というのが、変化もありまたカジュアル傾向のあるスーツスタイルには好まれていますが、この場合の背表は標準的な作り方となる、胴裏と同じ生地で作ります。このほうが、生地として柔らかなのでわざわざ調整して、背部分の若干だぶついたシルエットを作るのには向いています。。 この背表に使われる生地は、ジャケット胴裏と同じものが使われますが、ご指定いただくことで、これとは別の裏地を使用することも可能です。。
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「それでは新入社員の1着目スーツみたくて面白くない・・」という方もいらっしゃるかも知れませんが、シンプルな素材ほど仕立てや生地の良し悪しの差が出やすく、店長のようなスーツを何年も着ているようなおじさん世代も十分に満足させてくれるような、ある意味オリジナルなところもあります。。
また、素材だけで勝負するようなスーツの場合には、着こなしがとても楽で、カラーシャツが流行していた頃にも、派手めになりがちなVゾーンとのバランスを考えて、スーツ本体の色柄シンプルに。。シャツやネクタイの購入費用にお金がかかったので、スーツはそこそこのものでしたが、今はネクタイをしない日もあるので、スーツが少しぜいたくめです。。シャツ、ネクタイ、スーツの色柄で構築するレイヤード的なVゾーンは、シックなグラデーションで。。スーツ生地が基本色になるので、紺系、グレー系を中心にアイテムごとの濃淡でコーディネートすることになるのですが、袖先を出した指先1本分のシャツ色も、忘れてはいけません。。
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以前は、タイクリップでさえ正絹でデリケートな素材となるネクタイを仕事中など長時間挟んでいると、クリップの痕が残ってしまうこともあるので、敬遠しがちだったのですが、使い始めるとこれほど便利なものはなく、風にネクタイが裏返ってしまうのを気にする必要もありません。
メンズファッションで許される数少ない装飾具のタイピンは、それを使用することだけでスーツのVゾーンにアクセントを加えることができるアクセサリーですが、ネクタイの結び目からタイピンまでの長さを少し多めにとり、固定したタイピンとの間で立体的にネクタイを浮かせることで、ボリューム感のあるVゾーンを作ることができるので、是非お試しいただければと思います。。ちょっとした注意点は、あまり盛り上げすぎないこと^^ ネクタイ生地そのものが少しカタメのものを選ぶのもコツかも知れません。。
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少しカタメなビジネス用スーツでも、紺・グレーにダークな茶系ぐらいまではなんとか・・、「しかし、茶系のスーツ着たことがないし、合わせるシャツやネクタイも一から揃えるのは大変」、「紺・グレーの範囲内で少し色柄を変えても、好みもあっていつも似たようなものに・・」こういったお話は、お客様からよくお聞きすることです。。 かといって、今どきのショート丈でタイトすぎるスーツは・・、というご年配の方には、少しだけショート・タイトなシルエットの雰囲気を、今までご着用いただいているスーツの中に取り入れるのが効果的。。若い人が好んで着るスーツと同様のテイストを持つものを身に着けていると、ご着用者の見た目も若返ります^^
ジャケットのシルエット変更になかなか思い切れない方にも、同じ紺、同じグレーで異なるスーツのイメージを是非味わっていただきたいと思います。。今日は、紺のブリティッシュスーツ、明日はグレーのクラシコスーツなど、ずいぶん毎日のお仕事用スーツが楽しくなってしまうと思いますよ。。
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