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パンツのこだわりデザインの最近のブログ記事

バックストラップ(後ろ尾錠)とサイドストラップ(脇尾錠) オーダースラックスの装飾的なデザインとして人気のあったバックストラップ(後ろ尾錠)に加え、パンツの脇位置にご指定オプションとして付けることができるサイドストラップ(脇尾錠)をオーダーフォームからご指定いただくことができるようになりました。。以前には、ベストの尾錠などと同じくアジャスター的な機能性を持っていたオプションですが、現在では実際にこの尾錠で寸法調整をすることはなくなっています。
縫製ラインによってオプション価格が異なりますが、脇尾錠は左右で¥2100~¥3150。Pitty Savile Rowでは、オプション料もまだ5%据え置き価格のまま^^ 後ろ尾錠・脇尾錠の両方を併用してご指定いただくこともできるのですが、全て付けてしまうと、腰まわりがなかなか騒がしそうです。
ビジネスパンツでも素材によっては良い相性のデザインとさせていただくことができそう。。どちらかといえば、ただいまの春夏シーズンにはコットン、リネンなどのカジュアルパンツ向きのデザインと言えるかも知れません。
例えば、オーソドックスなベージュのコットンパンツに、1トーン濃いめの尾錠を別生地で作る、黒のスラックスならグレイや赤系などがかっこ良さそうです。。パンツフロント部の持ち出しや、ピスポケットの釦までご指定いただくことができるのも、オーダーパンツならではです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
http://www.order-suits.com/
内ヒダツータックパンツ 30代半ば以降の懐かしいバブル期を経験された社会人の方には、アルマーニ調の肩幅たっぷり寸法で仕立てられたソフトスーツに組み合わされる、タック量もたっぷりなツータックパンツはご経験のある履き心地だと思うのですが、30代前半よりも若い方たちにとっては、未知のパンツなのかも知れません。。
ツータックパンツは、モモ巾(ワタリ巾)が太い寸法になるため、体型的なバランスに合わせてヨコが広くなればタテも長くなる、股上の深いハイライザーのシルエット。タイトなパンツが人気なので、タック入りパンツには抵抗がある・・、若い方にはまず、タック1本入りのワンタックパンツで様子を見てみるのがおススメです。
ノータックパンツしかはいたことがなく、どのような調整をしたら良いのかわからない方もご心配はいりません。ノータックパンツとワンタックパンツの違いは、タックの有る無しなので、その分をノータックパンツのモモ巾(ワタリ巾)に加えてあげると、自然ヒップまわりにもゆとりができ、着心地の楽なパンツに調整できますよ。。体型によっても若干の差がありますが、ノータックパンツに対して、ワンタックパンツで+1cm程度のモモ巾。ツータックパンツで+2cm程度のモモ巾が目安です。
その逆に、お手持ちの採寸用パンツとして、ワンタックパンツ、ツータックパンツをお持ちでない場合にも、ノータックパンツの寸法から調整をさせていただくことも対応させていただくことができますので、お気軽にお申し付けいただければと思います。パンツにタックを入れると、標準的な外ヒダタックのみでなく、おしゃれ度が高い内ヒダタックのパンツも仕立てることができるので、なかなか気になるところです。
※送るパンツは1タックパンツでも、寸法はそのまま・デザインはノータックパンツで・・など、ご希望寸法のオーダーパンツをお仕立ていただけます。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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夏用クールビズにおススメなインタック(内ヒダ)パンツ パンツ(スラックス)のタックは外側に向いて折り畳まれているアウトタック(外ヒダタック)が一般的で、実はあまりファッションに関心があるほうではなかった店長も、オーダースーツ店に勤めはじめた頃、外商先お客様のご愛用スーツを見て、初めて知ったデザイン。確か、デパートが独自ブランドとして展開しているスーツで、既製スーツの中でも生地も仕立ても程度の良いものでした。当時のオーダースーツ、仕立て服というと、現在のデザインやシルエットが重視されるパターンオーダー的なスーツに比べ仕立て重視、形はごくシンプルものが多く、生地にも手とお金をかけた良いものが今よりずっと多く、スーツを仕立てる年齢層も価格も高かったです。
そんな時に、インタックのパンツというのは見た目に斬新で、オーダースーツの仕立て方としては外側に向いたタックを内側に止めるだけの簡単な変更で済んでしまうので、それ以降、お客様におススメするとインタックパンツのデザインをお選びいただく方が多かったように思います。。
特に夏の暑い時期。タイトなタックなし・ノータックパンツは、人気のかっこ良く見えるシルエットなのですが、少し楽をしてタックを1本ぐらい入れると、風通しも良く、座った時のピッタリ感や汗の蒸れ感も軽減。しかも、インタック(内ヒダ)パンツという、オーダーパンツらしいカスタムメイドなデザインが、おしゃれな気分まで十分満足させてくれそうです。
オーダーパンツ・スラックス
2パンツスーツセール

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DAISUKI 今年春夏シーズンのトレンド色として注目されたパステルカラーの彩度を少し落としてオトナな渋めな感じにしたシャーベットカラー。思い出してみるとこういった色は20年ぐらい前にもジャケットやパンツ、または上下揃いのスーツ用生地として多く見た色でした。。サンプルの画像はたまたま、You Tubeで懐かしい動画を眺めていたときに見つけたもの。中山秀征さんのパンツの色がそんな感じで、ウールだともう少し染色が良く色の出具合が良さそうなので、生地の質感からコットンか、今ではあまり見かけなくなった木材パルプをその原料とする「テンセル」のような生地感です。。
パンツのシルエットも当時はこんな感じでした。。ヒップまわりからヒザ→裾にかけてゆったりしており、半端丈のクロップドパンツの丈を長くしたほどのカジュアル感があります。しかし、着ていて楽そうなシルエットですね。。ボトムスにボリュームを持たせるアクセント付け、ゆったり通気の良い着心地はクールビズ用パンツとして1本あると、タイトパンツ傾向な毎日のファッションスタイルにメリハリができて良いかも知れません^^
つい最近土曜か日曜の朝の番組で見た司会の中山秀征さんは、どうみても3ピーススーツとして作られたジャケット+ベスト(ダーク系生地に太めストライプ)に、赤のコットンパンツ。以前なら、なにかのアクシデントのため揃いのパンツが紛失してしまい、仕方なく用意された赤のコットンパンツの図。これほどアンバランスな組み合わせのコーディネートもなさそうなほどの着こなしといってしまえそうですが、ただいまのジャケパンスタイルはこれも正しいというところなのだと思います^^ある意味、勇気づけられるクールビズを前にした土日の朝でした。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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マンボズボン お店でお客様とお話をさせていただいていると、世代的な違いから自分の知らない時代に流行したスーツの形やパンツのシルエットなどを教えてもらえることがあります。。よく耳にしたのが「マンボズボン」・・。当時ダンスが流行したためのそれ用のパンツなのか・・。「マンボズボン」といえばなんとなく想像ができる・・、店長の想像は、胸開きの大きめなシャツスタイルにコーディネートされた、7分丈程度のコットンのクロップドパンツ。たぶん、リンボーダンスの語感がマンボダンスと似ているところからの想像だと推測できます。。
これを良い機会に・・と、ファッション雑誌などで調べてみると、そうではなく、もとは1950年代に流行したラテン音楽マンボのバンドマンが着用していた衣装から。かなりゆったりめの腰まわりから裾にいくにしたがって極端に細くなるペッグトップトラウザーズ的なシルエット。ズートスーツのパンツのシルエットを想像すると近いものがあると思います。。
このマンボズボンは、今は都知事の石原慎太郎氏が芥川賞作家となり映画化された「太陽の季節」この主人公達「太陽族」がしていたファッションスタイルの一部で、スポーツ刈り、アロハシャツ、サングラスが1セットになっていたものらしいです。。この「太陽族」のファッションスタイルが、当時の若者たちの間で流行し、現在もオーダーパンツをお仕立ていただくちょい悪おやじのファッションスタイルにも少なからず影響を与えているようです。。
また、マンボスタイルというと、合わせるのはスリムパンツ。マンボ音楽のミュージシャンスタイルで、派手なやらかめな布地で作られたブラウス、衿巾の狭いジャケット、ナロータイが特徴的。サブリナパンツのようなシルエットのパンツ。

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フレヤードスラックス ビジネス用のパンツシルエットでは定番のテーパード、モモ巾からヒザ~裾にいくにつれて次第に細くなる先細りとなるラインを基準に、全体的に細身なアイビー・スラックスを代表とするストレート・レッグ・スラックス。ヒップからモモ巾、裾にかけて極端に太いシルエットとなるバギーパンツ。このバギーパンツには「十分な、だぶだぶな」という意味から「フルパンツ」という別称もあります。
ずいぶん昔、ピンクレディーがまだ売れる前。「平凡」「明星」などのアイドル雑誌で見た本当に小さな記事に写っていたミーちゃん、ケイちゃんがインディゴブルーの裾フレア気味なデニムに厚底サンダルをはき、足を投げ出すように体育座りをしているお休みの一日のような写真がありました。。当時あまり見たことがないようなデニムの色合いと、厚底サンダル用にあわせたひざ下長めのパンツは、撮影する角度も良かったのだと思いますが、驚くほどスラリとした長く伸びる美脚という感じで、いまでも強く印象に残っています。。
ブーツなどをはくときのために、パンツの裾を若干広めにしたシルエットをブーツカットといい、フレア(朝顔のような形)したシルエットとなるため、フレヤードスラックス、フレアのしかたを少し抑え目にしたものをジェントリー・フレヤード・スラックスとも言われています。レディーススーツに多いパンツシルエットとなりますが、現在のフレアパンツは、後者のジェントリー・フレヤードが主流でヒザ巾と裾巾の差寸が2cm程度。エレガントにみえるヨーロピアン調トラディショナルの影響を強く受けたシルエットで、ニュートラディショナルを代表するパターン。
メンズスーツでも、フレアとしないまでもヒザ巾と裾巾を同寸若しくは極力差寸を少なくしておくオーダーパンツ的な微調整で、ひざ下すっきりな美脚パンツ、足長効果が狙えます。。

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持ち出し付き前釦2個 ベルトレスのパンツという時のベルトレスは、ベルトをしなくても良いパンツなため、ループというパンツのウエストバンド付近に付けられているベルト通しがないデザイン。ベルトでパンツを止めない代わりに、アジャスター・タブと言われるウエスト調整ベルトや、前部の帯が7~8cm突き出し釦止めとされる持ち出し付きで、腰まわりのフィット感を増すことになります。
アジャスターは、現在では特にご着用頻度から一般に長期に着用することになるフォーマルスーツのウエストバンドとして多く普及していて、中心寸法から前後4cm計8cmのウエスト調整ができるため、ループ付きでも便利に付ける方がいらっしゃいます。持ち出し付きのパンツはひと手間かけた凝った仕立て上がりのため、お客様からお預かりするスーツでも程度の良い仕立てのパンツに見かけることも多いのですが、本来はベルトレスのためのデザイン。実際ループ付き併用では、ベルトをした時に隠れてしまい、ボタンの厚みのためのご着用感も若干ない場合とは異なることがあると思います。。とはいっても、なかなかにオーダーパンツならではのディテール、「持ち出し付き剣型」などのデザインは魅力があります。。
このベルトレスのスラックスを正しく着用する場合には、「帯付きの持ち出し付き」「アジャスター付き」またサスペンダー釦付き専用とする場合にも、このベルトレスが選ばれることになります。。

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股上の深いパンツ、ハイライザー

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ハイライザー パンツの股上寸法はプロのフィッターでも人の体から採寸するのは難しい場所なため、現物にあるパンツ寸法から「ズボン総丈-股下寸法」という測りやすい寸法からの差寸で計算するのが一番楽です。。ご愛用パンツからの微調整は、もちろんオーダーパンツなのでご希望の調整に対応させていただけます。。 現在トレンドな股上の浅いパンツのことを、ローライズスラックスとかヒップハンガーといい、股上(=ライズ・rise)がロー(=浅い)なスラックス。ヒップハンガーは、ヒップボーン・スラックスと同義で、ヒップボーン(=腰骨)に引っ掛けて、吊るようにはくほどの股上浅いパンツという意味で使われています。 これに対して時代に逆行する「股上の深いパンツ」のことを「ハイライザー」といい、股上(=ライズ)がハイ(=高い)なスラックス。股上の深いパンツは一般に腰まわりに多くのゆとり量を持ち、シルエット的にはツータックなどタック入りとなるパンツ。オックスフォード・バッグスバギーパンツがイメージです。。 バブル期のソフトスーツに代表されるようなゆったりめのパンツもこの「ハイライザー」と言えるもので、椅子に腰掛けるとだぶついたゆとり量からパンツ前部に大きな余りジワ。店長はヒップ回りは大きめなのですが、平尻という平らなヒップなため、どのように補正してもモモ巾が太すぎるための余りジワがお尻の下に残ってしまうなど・・、そんな時代でした。。

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オックスフォードバッグス バギーパンツの原型とされるオクスフォード・バッグスは1920年代にイギリスのオックスフォード大学の学生たちの間で流行したことから始まるスラックスのシルエット。バッグス(袋)は袋のようにダブダブしているというところから。
尻まわりからモモ巾(ワタリ巾)・ヒザ巾・裾巾にかけて極端に太いシルエットとなり、それに合わせて股上は深く、巾広のウエストバンドが付けられており、裾のカフス巾も広く取られた形となっているもの。
由来が同じ英国の大学発となるアイビースラックスは、このオックスフォード・バッグスよりも少し後、1940年代後半ごろから60年代の初めのころで、その特徴的なシルエットも細身なストーブパイプ(=パイプドステム)。年代が変わるとパンツのシルエットもずいぶん異なります。。
こういった時代を超えたパンツ・スラックスのシルエットもオーダーパンツなら、生地を選んでからの寸法調整のみで簡単に対応させていただけます。当時そのままのオックスフォード・バッグスを復刻してみる・・というのも、クールビズ傾向な夏シーズンにコットンなどカジュアル素材で作るパンツスタイルとしては面白いかも知れません。。そのままではちょっと・・という方は、オーダーパンツ・スラックスならではの寸法調整で、少しおとなしめに、風通しを良くした天然素材使用ゆったりめパンツがおススメ。快適な夏カジュアルをお過ごしいただければと思います。。

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オーダーパンツでタック数を選ぶ

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ノータックパンツ パンツのタックやヒダ、プリーツには、流行・トレンド、タイトなプレタスーツにセットされているパンツだからノータックということ以外に理由があります。ノータックパンツはそのタックの入らない細身のシルエットからスポーティーというイメージが一般にはあり、タックの入ったパンツは、モモまわりにゆとり量をもつカジュアルなタイプ。
タックのないパンツ・スラックスでは腰まわりがフィットする、タックありパンツでは前ヒダとして取られるタック量分モモ巾(ワタリ巾)が太くなるためルーズなシルエット。このそれぞれタック入り・タックなしパンツに特徴的なモモ巾の太さは、それぞれ個人差のある体型に合わせるための服飾的造形技法のひとつです。。
例えばウエストが太めの方は比較的運動不足な傾向にあるため、ヒップまわりの発達が少なくウエストとの差寸が小さめ。こういった体型の方は、ノータックパンツ向きなのですが、大きなお腹まわりから腰まわりに若干の余裕が欲しいことも多く、タック入りのパンツを選ぶ方も多いです。タックには出腹隠しという便利な使い道もあり、ちょうどベルト下あたりのお腹のでっぱりをきっちりと折り畳まれていないタックのふくらみが隠してくれます。
店長はどちらかといえば最近多少出てきたお腹のわりにヒップは昔から大きな体型なため、このウエストからヒップのラインに合わせるためにはモモ巾を若干太めとするタック入りパンツを選びます。トレンドのノータックパンツにこだわりたい方は、モモ巾調整のできるオーダーパンツ・スラックスならではの寸法調整から、少し太め(+5ミリや1cm)などの微調整で、腰まわりも楽にご着用いただけます。。もう少しのゆとりを・・とお考えなら、タック1本だけは入れるなどご検討いただければと思います。。

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時計ポケットの種類 懐中時計を入れるためのポケットを時計ポケットやフォブ・ポケット、ウォッチポケットまたは時計隠しなどといって、パンツやベストの右前に付けます。19世紀初めごろの英国紳士、店長の世代的にはアガサ・クリスティーや、コナン・ドイルが時代背景とした推理小説の登場人物を思い起こさせるような、クラシカルかつシックな装いには欠かせないデザイン。灰色の頭脳をもつベルギー人私立探偵エルキュール・ポアロや、英国の名探偵シャーロック・ホームズは既に昭和の香りなのかも知れませんね。。
時計鎖からのびたこの時計ポケットは、専用の時計ポケットに納められることになりますが、その形をオーダーパンツではご指定いただくことができます。実際に懐中時計をご利用になっている方は使いやすさ重視に機能的なところから、英国紳士の名残を楽しみたい方にはお好みデザインでお選びいただくのがおススメです。中には、ゴルフパンツ用、ティーショットを打つときのピンを入れておくために、時計ポケットの袋布を少し大きめに指定してといったご希望も、袋布のサイズ指定ということで対応させていただいたこともございますよ。。
いくつか種類があるうち、「ナナメ」と「タテ」は脇ポケットのポケット口に平行するように「ナナメポケット」に対して「ナナメ」「タテポケット」に対して「タテ」。「タック内」は、折り畳んだヒダの内側に作るため、外側からは見えない作り方。「ヨコギリ」はポケット口を玉縁とし横に切り口を作ったもの。「スラッシュ」は帯と身頃の間に差し込む形で。「スラッシュ・ベース型フタ付き」「スラッシュ・クモフタ付き」はそれぞれの形のフタがスラッシュポケットに付けられます。

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パンツのチャック 現在では当たり前のように使われているファスナーもその歴史は比較的新しく、1891年にアメリカ人のウィット・コーム・シャドソンという人が発明し靴ひも変わりに使ったのは初めだそうです。日本にはいってきたのは1917年から、同じように使われる「チャック」は1928年から作られ始めた日本製の商標名。
正しくはジップ・ファスナー、スライド・ファスナーと呼ばれるファスナーは、「テープ」「務歯(かみあう部分)」「スライダー」の3部分から構成され、その付け方には「務歯」の部分を見せる「務歯みせ」、玉縁や持出しなどで見えないようにする「務歯隠し」があり、パンツの前タテ・社会の窓の場合には、後者の「務歯隠し」。ジャンパーやスイングトップなどは、ファスナーが見えるので「務歯みせ」ということになります。。 子供の頃の洋服のチャックなどは、うん十年前の時代もありましたが、スライダーがはずれてしまったり、かみあう部分から動かなくなってしまうなど、とても悲しい経験をしたことも・・。いまどきのファスナーは百円ショップで購入したようなものの付属として使用されているようなものでも、丈夫で、また、オーダーパンツの場合にはファスナーが壊れてしまったようなときには、補修の効く部分。作り方にもよりますが、ファスナーの取替えは¥2500~\3000程度で直すことができるので、あきらめてしまうのは早いです。。
この便利なファスナーが発明される前には、ボタンが多く利用されており、着脱には若干の不自由さがあるものの、構造が単純なだけに壊れても補修はたやすく、また着用時にはクラシックな雰囲気に浸れます。。
店長的には、ビジネスはファスナーで作ることが多く、カジュアル用に仕立てるオーダーパンツの場合には、この前タテはボタン止めとしたがる傾向があります^^特に、使い分けている訳ではないのですが、なんとなく雰囲気です^^

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pants_roop.gif お手持ちのパンツのベルトを通すループ位置をよく見てみると、パンツの腰帯上端から1cm程度下がっているものが多いのではないかと思います。。このループ位置のことを「ループ下り」といって、パンツをオーダーしていただく際にパンツ上端からの距離でその位置を指定します。。パンツをご着用中のベルトはこのループ位置で止まっているので、このループ位置とパンツの履き心地はなかなか重要。特にいまどきの股上の浅いパンツの場合には影響が大きく、より股上を浅くご着用になりたい方は、ループ位置ご選択項目のうち、「ループ下り」のない「トップループ(パンツ上端にループが付く)」がおすすめです。。
「ループなし」はベルト通しがないのでベルトでパンツを止めることがない、ベルトレス(腰のフィット感を高めるため持出し付きとしたもの)用のループの付け方で、サスペンダー釦(ブレイシーズ釦)と併用して選ぶ方が多いです。。ループ付き+サスペンダー釦付きという兼用のデザインもお仕事用パンツとしては便利だと思いますよ。。
ループはメンズスーツのアクセサリーとして数少ないアイテム、バックル、革ベルトと同じ目線にくるディテールのため、通常1cmのループ巾を少し太めにしてみたり、横に並列した2本組のループ、×掛けとしたものなど昔からひと工夫した仕立てをされてきた部分。野球のユニフォームにある、ウエストまわりのいくつかのループのうち、後ろ中央のみや1つおきに極端に太くするイレギュラーな付け方にも対応可です。。

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パンツベルト・腰帯 腰帯やウエストベルトといわれるパンツの一番上端に位置する部分にもいくつか種類があり、メンズパンツでは標準は帯巾3.5cm、レディースパンツでは3.0cmの帯が付くもの。オーダーパンツではこの部分もご指定いただけます。この腰帯の作り方には大きく分けて腰帯の付く「帯付き」とつかない「帯なし」、「帯付き」でもパンツ前部に帯をそのまま突き出して釦止めとする「持出し」の付くものと付かないものに分けられます。
「帯付き」の良い所は、それぞれの帯巾で作られる帯の中には芯地が入り、しっかりと仕立て上がりとなるところ。「帯なし」は「帯付き」がパンツ身頃の上に帯巾部分を付け足す作り方になるのに対し、パンツ上端から裾まで切り替えなしの一枚の布で作られるため、フィットするウエスト部分に芯地が入らず、履き心地はやわらか。生地要尺的には、3.5cm巾程度の生地をスーツ生地の中から用意すればよい「帯付き」に対して「帯なし」はごまかしのきかないパンツレングスでの長さが必要になるため、+10cm程度は要尺がかかる贅沢なパンツデザインになっています。。
また、この3.5cm~4.5cmの中から選べる帯巾は、ご愛用のベルトの太さや股上の深さなどで決めると良いと思います。。「持出し付き」は、一般にいう「ベルトレス」と同じで、ベルトをつけないために持ち出しを付け、ウエスト部のフィット感を増すために付いていますが、ループ付きとすることも可。(ループ指定の項目でご指定いただけます)帯釦は、帯巾の太さによって1~2個。持出しの形は四角以外に、剣型や三角という先端の尖った形も選んでいただくことができます。。
アジャスターは、ウエスト調整ベルトで、これを取り付けると±4cm、8cmのウエスト調整をすることができるようになります。現在のウエストが80cmの方は、80cmを中心として前後4cm、76cm~84cmまでは、パンツのウエスト寸法そのものを変えることなく、ワンタッチでパンツ周囲の寸法を変更できる便利なオプションになっています。。

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オーダーパンツ・ピスポケット 「ピスポケット」はその昔、パンツの後ろポケットにピストルを入れたことに由来する名前。オーダーパンツの用語としては、現在でも普通に使われていますが、お客様に説明するときには「パンツの後ろポケット」などと言い換えることもあります。。
この「ピスポケット」は、「片玉フタなし・左釦止め」というデザインのものがビジネス用スーツなどでは標準とされていて、フタなしで、着用時左側となるポケットが釦止めとなるもので、そのポケットの切り口を片玉といわれる玉縁飾りが上側のみのもの。この玉縁もなんとなく縫製用語っぽくてなじみが薄そうですが、フタ付きポケットのフタをポケット内にしまってしまったときに、見える5ミリ巾程度の縁取りがそれになります。。
28種類ご用意させていただきました「ピスポケット」のバリエーションも、特殊なものを除き、この「片玉」「両玉」に「クモフタ」「角フタ」「ベロ」「ループ」のフタが左右についたり、左のみについたりという組み合わせ。。玉縁飾りが片側のみの「片玉」はすっきり、上下両側の「両玉」はより装飾性の高い印象をもちます。
「クモフタ」はごく一般的な半円状のフタ、「角フタ」は長方形、「ベロ」は舌先を出したような小さな逆三角形、「ループ」はベルト通しと同じようなループを釦止めとするもの。「スラッシュ」は帯間と後ろ身頃の間に差し込む形で作られるポケット、レディースパンツのように「ピスポケット」を付けない、または右のみに付けるというオーダーも対応させていただけます。。

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オーダーパンツの脇ポケット

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waki-p.gif パンツ、スラックスには横と後ろにポケットが付き、その横につくものを「脇ポケット」、後ろにつくものを「ピスポケット」といいます。ポケットはものを入れる機能的なところからのものですが、装飾的なワンポイント、アクセントとしてのバリエーションもオーダーパンツなら豊富です。。今まで脇ポケットの標準とされる「ナナメ・スラント」、パンツのタテ縫いに垂直の切り込みとなる「タテ・ストレート」、前身頃に玉縁の横切りとした「ホライゾン」の3種類のみとさせていただいていたところ、8種類を追加し計11種類をご用意。オーダーパンツでは、まだまだ他の形も対応させていただくことができるとは思うのですが、過去ご要望の多かった人気デザインや変形ポケットのうちポピュラーなものをセレクトメニューからお選びいただけます。。
「バイアス」は、脇ポケット標準のナナメポケットの角度を少し大きくとり、45度としたもの。「Uポケット」は、ナナメポケットのポケット切り口が直線なのに対して、Uの字のように若干湾曲させたもの。「ヨコL型」「ヨコ角型」「ヨコ丸型」の3種類は、ウエスタン型のポケットとも言われる横切りのポケットで、ポケット切り口のラインや脇端の形が少しずつ違います。。
「スラッシュ」はパンツの帯と前身頃の間に差し込む形で作られたポケットで、前からみたときにはポケットであることがわからないようにできていて、時計ポケットやピスポケットにも見られます。「両玉」は両玉縁のポケットをナナメにつけるのですが、通常の「ナナメポケット」のように、タテ縫い近くに作ることができないため、ポケットの袋布が若干小さめになってしまいます。。また、脇ポケットなしにも対応可。オーダーパンツはデザインも豊富です。。

パンツ・スラックスの裾の形

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pants_suso.gif オーダーパンツの裾形状は、シングルモーニングカットダブルのほかはないのでそのままになりますが、ダブルの折り返し巾(カフス巾)を3.5cm~5.5cmまでの5ミリ刻みとさせていただき、いままでの4.5cmよりも太めのダブル巾をご選択いただくできるようになりました。。3cmという薄いダブル巾は店長の経験上、細すぎと思ったため外してあります。。このダブル巾は、ご希望があれば3cmでも更に太めな6cm以上のものでも対応可。帯巾の目安は、パンツの股下の長さに比例して決めたり、靴甲の高さに比例して決めたりすることが多いです。基準を4cmとさせていただいたのは、お客様の過去ご希望や自分の経験から。。
また、この折り返しのある裾ダブルは、スナップ止めとしてその折り返しを固定するのですが、よくよく考えてみればどうしてパンツの中でも最も運動量が多い場所に、スナップのように外れてしまいがちなもの、プレスもめんどうで見た目にもあたりの出やすい付属が未だに選ばれているのか・・というのは不思議なところです。。そのクラシック、古風なテイストを楽しむのもオーダースーツらしいということはいえると思います。なかには、スナップ止めでなく糸止めでとご指定をいただく場合もございます。。
ビジネス用のスーツに選ぶ方が多いシングルは、折り返しがなくパンツの裾口を水平にカットしたもの。この裾口を後ろ側よりも前側を1.5cm(標準)程度削るように短くカットしたものをモーニングカット。ご自分の足甲の傾斜に合わせて前端を1cmとか、2cmとか、パンツのブレイクの具合をじっと観察していると、適量が見えてきます。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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パンツのタック クールビス用やカジュアル用のパンツとして対応させていただくことができる、オーダーパンツのデザインを追加させていただきました。。オーダースーツは、お問い合わせなどいただいたディテール、デザインなど、なんとか工夫すればなんとかなってしまうところがありますので、特殊なデザイン・シルエットはまずお問い合わせからというところもございますが、中でもご希望の多いパンツデザインを、プルダウンメニューからお選びいただくことができるようにさせていただいたものになります。。春夏にははき心地の良いパンツでお過ごしいただく時間も、重要度も高くなりますので、少しがんばってしまいました^^
また、本日からオーダーパンツでご指定いただくことができる各部位について少しずつご案内させていただきたいと思いますので、お時間のあるかたは是非お付き合いいただければと思います。。
パンツタックのタックは、パンツの前身頃にとられるヒダのことで、たまーにお店で聞かれるのが、「タックが左右に1本ずつで計2本だから2タック?」ではなくて、左右に1本ずつが1タック、2本ずつが2タック、タックなしがノータックが正解です。。
店長的には学生のころからスーツを着始めのソフトスーツ期を通して、タック入りだぶだぶめなパンツがトレンドだったため、ノータックパンツのようにヒップや体の線がでるものは、スポーティーとはいうものの、妙にむちむちして見え、ダサい感じに見えていたもの・・でした。。当時、ノータックでパンツをご注文になる方は、店長より一世代上のおじさんたち。アイビーだとか石原の裕ちゃんなどと言われても・・という印象でした^^ また、通常タックの山は外側に向いているものを、逆の内向きにしたものを内ヒダタック(インタック)といって、これもオーダーパンツらしいデザインのひとつです。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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ヒザが出やすい蟹股 パンツのヒザ巾が太めで全体的にゆったりとしたシルエットのパンツの場合には、比較的軽減される、いわゆる「パンツのヒザが出る」という状況も、タイトなスーツに合わせる細身のパンツでは長時間座った姿勢でいると気になります。家で長くあぐらをかいて座っていると、漫画のがに股・O脚のキャラクターのようにパンツのラインが湾曲してしまうのがその状態です。。
そんな時には、パンツの汚れがある場合にはドライクリーニングなどで取り除き、または軽度なときにはベンジンでたたくなどしてから、霧吹きなどでたっぷりと霧を吹きかけ、裏返しにした後、当て布をしてアイロン掛けするのがプレスのコツです。
モモ巾(ワタリ巾)・ヒザ巾・裾巾の3箇所で決めることができるパンツのシルエットには、先細りのシルエットとなる「テーパードパンツ」、袋状のダブダブのという意味からくる「バギータイプパンツ」、ヒザ巾に対して+2cm程度、裾巾を広く取るシルエットとなる「ブーツフレアカット」、全体的に細身のシルエットとなる「スリムパンツ」、「スリムパンツ」はアイビーリーグモデルとして着用されるときには、「パイプドステム」同じ細身のパンツでも、ディテールの少しの違いや、流行した時代背景などで名称が異なることもあるのが、ファッションの歴史を感じさせるところですね。。オーダースーツで対応できるパンツシルエットの種類は更に多いです。。
パンツのプレスなどしたことがないというご主人様も、ご着用パンツと身近に向き合えるプレスというのもなかなか収穫できるものが多いのかも知れません。。
ただいま開催中のオーダーパンツセールで、パンツのシルエットを見直してみませんか^^

オーダースーツ Pitty Savile Row
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スーツをオーダーするときのパンツ丈

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チェックパンツ パンツの丈寸法には、パンツの全長となる「パンツ総丈」、股から下の「股下」、一般には「パンツ総丈」から「股下」寸法を差し引いて求められる「股上」寸法に分けられます。タイトでショートなスーツ傾向にあるスーツ市場ではオーダースーツでもお客様からいただくご希望にはその傾向が強くあります。。店長自身バブル期のソフトスーツの頃には、股上寸法で28cmはあり、2タックパンツなのでゆったりは着用するものの、座ったときなど前身にはかなりの余りジワがでたり、立っていても平たいお尻のしたには棚ジワがあったり。。現在着用の店長のパンツは股上23.5cm~24cmとすることが多いです。はじめの頃には、どうしても股上の深いパンツと同じ位置ではきたがるため、なんとなく股に食い込む感じが不自然な気もしたのを覚えています。。
それこそ小学生の頃には、短足で太っているという悪口は子供ながらに最大の侮辱だったところを前面に押し出し、パンツをずりさげて全員短足となり、タイトなジャケットを着用して全員パツパツなふりをするのは・・、なんとなく不思議な光景ではあります。。また、そのスタイルが女性には好ましく、オーダースーツ店の店長的目からみてもかっこ良く見えるというのもファッションならではなのかも知れませんね。。
正しくパンツ丈を採寸するときには、腰骨を基準に「ベルト巾+ループ下り」分、上の位置がパンツ上端になるのが一般的。礼服用のパンツをオーダーするときには、流行を追いすぎてあまり股上の浅いパンツとしてしまうと、数年後着用するのがちょっと恥ずかしい・・というようなこともありがちなので要注意です。。

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