オックスフォードバッグス・トラウザーズ(オーダーパンツのシルエット)

バギーパンツの原型とされるオクスフォード・バッグスは1920年代にイギリスのオックスフォード大学の学生たちの間で流行したことから始まるスラックスのシルエット。バッグス(袋)は袋のようにダブダブしているというところから。
尻まわりからモモ巾(ワタリ巾)・ヒザ巾・裾巾にかけて極端に太いシルエットとなり、それに合わせて股上は深く、巾広のウエストバンドが付けられており、裾のカフス巾も広く取られた形となっているもの。
由来が同じ英国の大学発となるアイビースラックスは、このオックスフォード・バッグスよりも少し後、1940年代後半ごろから60年代の初めのころで、その特徴的なシルエットも細身なストーブパイプ(=パイプドステム)。年代が変わるとパンツのシルエットもずいぶん異なります。。
こういった時代を超えたパンツ・スラックスのシルエットもオーダーパンツなら、生地を選んでからの寸法調整のみで簡単に対応させていただけます。当時そのままのオックスフォード・バッグスを復刻してみる・・というのも、クールビズ傾向な夏シーズンにコットンなどカジュアル素材で作るパンツスタイルとしては面白いかも知れません。。そのままではちょっと・・という方は、オーダーパンツ・スラックスならではの寸法調整で、少しおとなしめに、風通しを良くした天然素材使用ゆったりめパンツがおススメ。快適な夏カジュアルをお過ごしいただければと思います。。

オーダースーツ Pitty Savile Row
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